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2021年05月26日
大日本印刷株式会社(DNP,北島義斉社長)は、複数の交通手段・サービスが交わる場所に、交通情報や地域情報を配信するデジタルサイネージを設置して、デマンドバスや小型モビリティ等の多様なモビリティ(移動手段)をシームレスに利用できる交通結節点「DNPモビリティポート」を開発した。高齢者や観光客を含む様々な利用者の利便性を向上するとともに、モビリティを効率的に組み合わせることで温室効果ガス(GHG)排出量削減にも有効な、人中心のまちづくりに貢献する。 少子高齢化や地方の過疎化の進展に伴い、地域の公共交通機関の維持・存続が困難となるなど、さまざまな課題が顕在化している。更に都市部の交通渋滞や環境問題などの課題もある。一方、規制緩和により、多くのモビリティサービスの提供が始まっていますが、それぞれが連携していないため、生活者にとって使い勝手が良いものになっていない。DNPはこうした社会の課題解決に向けて、「DNPモビリティポート」を開発した。 【DNPモビリティポートの特長】 「DNPモビリティポート」では、デジタルサイネージでさまざまな地域情報や公共交通の運行情報、デマンドタクシー・デマンドバスの呼び出し、小型モビリティ・シェアサイクルの貸し出し状況などの情報を閲覧できる。これらの情報はスマートフォンでの閲覧も可能です。さまざまなモビリティサービスの連携を進め、交通の利便性および地域での人々の回遊性を高める。 DNPモビリティポートのイメージ また、次の3つのコンセプトで、人中心の新しい社会におけるモビリティの在り方を具現化していく。 1. 「行きたくなる」 : 公共交通やデマンドタクシー、小型モビリティ等が手軽に利用できる。 2. 「居たくなる」 : 屋外に適したスペースデザインにより居心地が良く、新しい発見がある。 3. 「周遊したくなる」 : 地域情報発信や各種サービス連携など、街を周遊したくなる仕掛けがある。 DNPモビリティポートによる交通・サービス・モビリティの連携イメージ 【DNPモビリティポートの導入事例】 「DNPモビリティポート」は、以下のようなさまざまな実証実験で導入されている。実験を通じて、機能やユーザビリティ(使いやすさ)などを高め、本格的なサービスの展開につなげていく。 ■静岡型MaaS基幹事業実証プロジェクト(2020年11月~12月) 静岡市のJR草薙駅・JA清水厚生病院の2箇所に、通信型タッチパネル式屋外サイネージを設置し、「DNPモビリティポート」の活用に向けた実証実験を実施した。このシステムを、AIを活用したオンデマンド交通サービスの乗降ポイントとして活用するとともに、地図を活用した車両位置情報の可視化や、タッチパネルによるわかりやすい予約機能の提供などによって、スマートフォンの扱いに慣れない住民でもAIオンデマンド交通サービスを気軽に利用できることを実証した ■菰野町観光協会の3密回避に向けた最先端技術活用実証事業(2020年12月~2021年3月) 三重県菰野町の観光スポット6カ所にデジタルサイネージを設置し、小型モビリティ(eバイクや電動キックボード)の発着点として活用した。AIカメラによる混雑情報の確認、小型モビリティの貸出状況の可視化といった機能を実装し、“三密”対策として観光客の行動の変容を促す実証を行った。現在も「菰(こも)ビリティ」のサービス名で、地域住民や観光客の足として、小型モビリティのシェアリング事業が実施されている。 ■地域とつながる小さな拠点づくり社会実験Shibuya Mobility and Information LoungE(SMILE)(2021年6月下旬より実施予定) 東京都渋谷区の東急百貨店本店前に、デジタルサイネージを設置します。木材の研究開発を行うNIKKEN WOOD LABの「つな木」と連動した空間づくりを行い、LUUP(電動キックボード)のポートとして活用する。東急バスやnearMe(相乗りタクシー)、LUUPの情報配信だけでなく、DNPの地域情報配信プラットフォーム等を活用して“奥渋エリア”の魅力を発信することにより、“小さな拠点”から周辺地域への回遊を促す行動変容の実証を行う。 【今後の展開】 DNPは自治体や公共交通事業者、商業施設などとコラボレーション(共創)しながら、「DNPモビリティポート」の機能をさらに強化していく。2020年から2021年にかけて複数の実証事業に参画し、2022年度からの本格展開を目指す。また、地方自治体や内閣府が推進しているスーパーシティ構想にて、先進的なサービスとのデータ連携を想定しており、さらなる地域活性への貢献を目指す。 なおDNPは、本サービスを2021年5月26日~7月30日に開催される「自動車技術展:人とくるまのテクノロジー展2021 オンライン」と、2021年6月4日~7日にオンライン開催される日本ユニシスグループの総合イベント「BITS2021」に出展する。 ≫ニュース全文を読む

2021年05月11日
 凸版印刷株式会社(東京都文京区、麿 秀晴社長)は、「価値あるパッケージ」で、よりよい社会と心豊かで快適な生活に貢献する「TOPPAN S-VALUE™ Packaging」を掲げ、ちきゅうに価値ある「サステナブル バリュー パッケージ®」を提供している。  その中で、食品の一次容器にも対応可能な、紙素材を使用したチャック付きスタンディングパウチを開発し、この度、日本コカ・コーラ株式会社(東京都渋谷区、ホルヘ・ガルドゥニョ社長)の新製品フリーズドライ飲料「1,2,CUBE(ワン・ツー・キューブ)」での採用が決定しました。本品は「1,2,CUBE 緑茶」と「1,2,CUBE 麦茶」を2021年5月19日(水)より、「1,2,CUBE 珈琲」を6月28日(月)より、Amazon.co.jpにて数量限定で販売する。 日本コカ・コーラ フリーズドライ飲料「1,2,CUBE」 ■ 採用の背景  SDGs(持続可能な開発目標)など、環境配慮や省資源化推進における世界的な機運の高まりを受け、環境負荷を低減するパッケージに注目が集まっている。  日本コカ・コーラ株式会社では2018年より、2030年までにすべてのPETボトルを100%サステナブル素材に切り替えることなどを骨子とした「容器の2030年ビジョン」を策定し、サステナブルな容器の設計と開発に取り組んでいる。今回の新製品「1,2,CUBE(ワン・ツー・キューブ)」のパッケージ開発において、石油由来のプラスチック使用量削減とサステナブル素材の採用を重要テーマとして掲げる中、凸版印刷が開発した「紙素材チャック付きスタンディングパウチ」は、環境配慮とユーザビリティの両立を実現していることから、高い評価を得ることができた。また、紙素材が与える「質感・風合いの良さ」も製品イメージとマッチし、この度採用に至った。 ■ 「1,2,CUBE」 販売概要 製品名:「1,2,CUBE(ワン・ツー・キューブ)緑茶」、「1,2CUBE(ワン・ツー・キューブ)麦茶」 発売日:2021年5月19日(水)よりAmazon.co.jp限定で発売 製品名:「1,2,CUBE(ワン・ツー・キューブ)珈琲」 発売日:2021年6月28日(月)よりAmazon.co.jp限定で発売 メーカー希望小売価格:600円(税抜) URL: https://c.cocacola.co.jp/12cube/index.html ■ 一次容器対応 「紙素材チャック付きスタンディングパウチ」の特長 ・ 紙素材の活用により、プラスチック樹脂の使用量を削減 ベースの基材に紙素材を採用しているため、プラスチックフィルムを使用した従来のスタンディングパウチと比較してプラスチック樹脂使用量を約13%、CO2排出量を約18%削減することが可能。 ・「紙マーク」の付与が可能 紙重量が包装材全体重量の50%を超えているため、容器包装リサイクル法上の「紙製容器包装」に分類され、「紙マーク」表記となる。 ・ 透明で高いバリア性能を持つ「GL BARRIER」※1を使用 食品の内容物が直接接する面に、凸版印刷が開発した世界最高水準のバリア性能を持つ透明バリアフィルム「GL BARRIER」※1を使用し、軟包装全体のフルバリア化を実現。食品の賞味期限の延長にも配慮したパッケージ。 ・ 新しいデザイン・プロモーションを可能に 一次容器として必要な機能を維持しながら、スタンディングパウチの最外装の紙化を実現。紙ならではの質感や風合いを活かしたデザイン・プロモーションが可能です。また、チャックを付与することで利便性も提供する。 ■ 「TOPPAN S-VALUE™Packaging」について 凸版印刷は、「価値あるパッケージ」で、よりよい社会と心豊かで快適な生活に貢献する「TOPPAN S-VALUETM Packaging」を掲げ、「ひと」に価値ある「スマートライフ バリュー パッケージ®」、「しゃかい」に価値ある「ソーシャル バリュー パッケージ®」、「ちきゅう」に価値ある「サステナブル バリュー パッケージ®」を提供する。 「ひと」/「スマートライフ バリュー パッケージ®」 円滑な購入や効率的な保管、美味しく仕上がる調理、簡便な廃棄、安全・安心な取り扱いなど、生活のさまざまな場面に最適な価値を提供し、コミュニケーション媒体として顧客体験を最大化させるソリューションを展開する。 「しゃかい」/「ソーシャル バリュー パッケージ®」 サプライチェーンにおいて発生する業務効率化、生産性向上、販売の最適化などのさまざまな課題を解決し、継続的な企業活動を実現する価値あるパッケージやサービスを展開する。 「ちきゅう」/「サステナブル バリュー パッケージ®」 再生プラスチックを用いた包装材、単一素材でリサイクル適性を向上した包装材、植物由来材料の紙やバイオマスプラスチックを用いた包装材など、環境負荷の低減と循環型社会の実現につながるソリューションを展開する。 <URL> https://www.toppan.co.jp/living-industry/packaging/sustainability/ ※1 GL BARRIER 凸版印刷が開発した世界最高水準のバリア性能を持つ透明バリアフィルムの総称。 独自のコーティング層と高品質な蒸着層を組み合わせた多層構造で、安定したバリア性能を発揮する。また多くの優れた特性が高い評価を受け、食品から医療・医薬、産業資材に至る幅広い分野で採用されている。 「GL BARRIER」シリーズでは、高機能・高付加価値製品向けの「PRIME BARRIER」、消費財から産業資材まで幅広い用途に向けた「GL FILM」、軽包装向けの「FRESHLIGHT」を展開している。 URL:http://www.toppan.co.jp/specialct/glbarrier.html ≫ニュース全文を読む

2021年04月16日
 凸版印刷株式会社(東京都文京区、麿 秀晴社長)は、住宅をはじめ、商業施設や医療施設、公共施設などの建築物や、家具・什器などの表面に使用される化粧シートを製造・販売している。  このたび凸版印刷は、表面に付着した特定のウイルスや菌の増殖を抑え減少させることが可能な、再剥離性透明粘着シート「トッパン抗ウイルス・抗菌クリアシート」を開発しました。「トッパン抗ウイルス・抗菌クリアシート」は、既存のテーブルやカウンター、手摺、スイッチ、タッチパネルなど接触が気になる部分に手軽に貼り付けることが可能。シートタイプとロールタイプをラインアップしており、住宅をはじめ商業施設や医療施設、公共施設など、様々な建築物における家具・什器・機器に使用できる。  また、本製品は第3者認証機関であるSIAA(抗菌製品技術協議会)より、2020年9月1日(火)に抗ウイルス・抗菌加工の認証を取得している。2021年4月19日(月)より建築物の管理・運営や施工を行う様々な事業者様に向けて販売を開始する。 (左)テーブルに貼ったイメージ(中)スイッチに貼ったイメージ(右)タッチパネルに貼ったイメージ ■ 開発の背景  コロナ禍において、日々の生活の中で衛生面への関心が高まり、住宅をはじめ商業施設や医療施設などの不特定多数の人が集まる公共施設では、抗ウイルス・抗菌製品の使用を求める声が多くなっている。しかし、既存建物への抗ウイルス・抗菌加工は塗装など大掛かりな工事が必要だった。このたび凸版印刷は、2020年9月より販売している抗ウイルス、抗菌 両方の加工を施した化粧シートの技術を活用し、透明で再剥離性のある粘着性シート「トッパン抗ウイルス・抗菌クリアシート」を開発した。 ■ 「トッパン抗ウイルス・抗菌クリアシート」の特長 ・抗ウイルス・抗菌性能  SIAA(抗菌製品技術協議会)が定めた抗ウイルス・抗菌性能を有することで、特定のウイルスや菌の増殖を抑え、減少させることが可能。 ・だれでも手軽に貼れる粘着シートタイプ  裏面に再剥離性粘着加工を施しているため、家具、手摺、機器などの上に簡単に貼ることができる。 ・既存仕上げを活かす透明フィルム  透明なフィルムにより、既存の色柄や文字などの視認性を損なわない。 ■ 製品ラインアップ ■ SIAA抗ウイルス・抗菌認証について  SIAA(抗菌製品技術協議会)は、適正で安心できる抗菌・防カビ・抗ウイルス加工製品の普及を目的として、抗菌剤などの薬剤、および加工製品のメーカーや試験機関によって結成された団体。抗ウイルス加工・抗菌加工のSIAA認証はISO21702およびISO22196にて定められた試験に合格し、ガイドラインに基づいて品質管理された製品に対して、マーク表示を認めている。 ■ 今後の目標 凸版印刷は建具や床材、壁材、什器(机・家具)などの表面に使用される化粧シートの高機能化を推進し、住宅市場をはじめオフィス、商業施設、医療施設、公共施設などにも展開する。また、国内のみならず海外市場へも積極的に拡販を進め、2022年度に関連受注も含め約700億円の売上を目指す。 ≫ニュース全文を読む

2021年04月09日
 リョービMHIグラフィックテクノロジー株式会社(広川 勝士社長)(以下RMGT)は、省力化、スキルレス化と、小ロット印刷を中心とした生産性向上という市場の要望にお応えするため、画面のワンタッチ操作で複数ジョブを自動で連続印刷が行える自動運転機能「スマートアシストプリンティング」を新開発した。  新開発の「スマートアシストプリンティング」は、画面のワンタッチ操作でインキプリセットからブランケット洗浄、版交換、テスト刷り、見当合わせ、濃度調整、本刷りまで、複数ジョブの連続印刷を自動で行える機能です。インキプリセット、ブランケット洗浄、刷版交換の工程が終了すると自動で給紙が始まり、テスト刷りへと移行する。テスト刷りでは、印刷機上のCCDカメラで印刷中の用紙を撮像し、インラインで印刷物の品質管理が行える印刷品質管理システムPQS-Dと連動。用紙を抜き取らずに見当と濃度を合わせ、見当と濃度が本刷りの基準値に入れば本刷り印刷が始まる。本刷り印刷中も、PQS-Dにより印刷中の品質検査を行うとともに、濃度の自動調整と見当状態の監視する。最初のジョブの本刷りが終了すると次のジョブに移る連続印刷サイクルを繰り返す。用紙の抜き取りによるメイクレディの作業を印刷機に任せることで、1ジョブあたり約4分※1の時間短縮が行え、小ロット連続印刷の生産性向上とオペレーターのスキルレス化を実現した。(お客による品質確認を重視する仕事では、本刷り移行の判断をオペレーターが行うセミアシストモードも備えている。)  RMGTではスマートアシストプリンティングの開発に合わせて、自動運転を効率的に稼働させるために、お客の基幹システムから出力したジョブデータを基に、用紙やインキ、納期など印刷条件に合わせた最適な順序でジョブを自動で並び替える機能を印刷管理システムのプレスインフォメーションエッジに内蔵しました。また、RMGT 10シリーズで培った濃度制御をRMGT 9/7/6シリーズにも展開し、より少ない損紙で短時間に印刷濃度を安定させることができるよう濃度合わせ制御の改良を行いました。これにより目標濃度への到達と、その後の濃度安定までの損紙枚数をRMGT 9/7/6シリーズの従来機より最大約40%※1削減させた。 RMGTではスマートアシストプリンティング機能をB1判サイズ/菊全判ワイドサイズ印刷機RMGT 10シリーズ、菊全判サイズ/A全判サイズ印刷機RMGT 9シリーズ、B2判サイズ印刷機RMGT 7シリーズ※2/菊半截寸延びサイズ印刷機RMGT 6シリーズにオプションで搭載できるようにし、印刷機の自動運転化によりオペレーター支援を強化するとともに、多品種・小ロット印刷での生産効率アップを求める市場のニーズにお応えしていく。 ※1 社内スタッフにより効果測定した数値。オペレーターの熟練度や印刷条件によって数値は異なる。 ※2 RMGT 760モデルは除く。 ≫ニュース全文を読む

2021年04月05日
 凸版印刷株式会社(東京都文京区、麿 秀晴社長)は、サイネージ上で記念撮影を行うことができるサービス「WithShot™(ウィズショット)」を2020年10月より提供している。「WithShot™」はAR技術を活用して「その場にいない芸能人・キャラクターなどと一緒に撮ったかのような」臨場感のある撮影体験が可能なサービス。  このたび、凸版印刷は「WithShot™」による臨場感ある撮影体験の提供機会拡大を目指し、スマートフォン上で利用可能なサービス「WithShot™ Lite(ウィズショットライト)」を開発。2021年4月5日より提供を開始する。  「WithShot™ Lite」では、コンテンツに合わせてポーズを決めてスマートフォンで撮影すると、あたかも一緒に撮ったかのような写真を生成する。芸能人やアーティスト、キャラクターを使ったオンラインイベント・キャンペーンを対象に、特別感のある写真撮影サービスとして販売していく。  なお「WithShot™ Lite」は、楽天グループ株式会社が運営するオンライン書店「楽天ブックス」にて、購入者特典のデジタル写真フレーム「デジフォト」として2021年4月5日から導入される。 ■ 開発の背景  新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、大規模イベントの中止やスポーツ観戦の自粛が相次いでいる。また、エンターテイメントを楽しむ場やアミューズメント施設では感染症対策を考慮した新たな体験やコミュニケーションの手法が求められており、凸版印刷は「WithShot™」を開発・展開してきた。  「WithShot™」は臨場感・没入感を訴求すべくデジタルサイネージとして提供しており、各種施設・対面型のイベント等を対象としている。一方で、リアルの場に人を集めず自宅などで利用可能なサービスに対するニーズも根強く、これに応えるべくスマートフォンで動作する「WithShot™ Lite」を開発した。 ■ 「WithShot™ Lite」の特長 ・スマートフォン上で芸能人やキャラクターとの撮影体験が可能  「WithShot™」がもつ芸能人やキャラクターと「あたかも一緒に撮ったかのような写真を撮影する」機能をスマートフォン上で提供する。撮影された写真は「WithShot™」同様にスマートフォンに保存し、SNSなどで共有することが可能。 ・リアルイベントを実施せずに体験型PRを行うことが可能  体験型PR手法の多くは、リアルの場に足を運んでもらう必要があり、昨今の状況下で実施することが非常に難しくなっている。「WithShot™ Lite」は、スマートフォンがあれば、ユーザーが足を運ぶ必要なく体験型のPRを提供することができる。 ・シリアルコードによる利用者限定サービスの提供が可能  シリアルコードによる回数管理機能を使用することで、利用者・回数を限定したサービスを提供可能。限定フレームなど特別感のあるコンテンツを用意することで、購入者特典などの販売促進策として活用することができる。 ■ 2021年4月5日より「楽天ブックス」にて導入  「WithShot™ Lite」は、「楽天ブックス」にて、購入者特典のデジタル写真フレーム「デジフォト」として2021年4月5日から導入される。  「楽天ブックス」では、「デジフォト」の導入を記念して、楽天グループの公式キャラクター「お買いものパンダ」と写真撮影ができる「デジフォト」がもらえるプレゼントキャンペーンを2021年4月5日10時から4月9日9時59分まで開催する。期間中に「楽天ブックス」にて、1回の注文で3,000円以上(税込)の商品を購入すると、「お買いものパンダ」の「デジフォト」がダウンロードできるシリアルコードをプレゼントする。 ※キャンペーン詳細は「楽天ブックス」の特設ページをご確認ください。 URL: https://books.rakuten.co.jp/event/digiphoto/okaimonopanda/ ≫ニュース全文を読む

2021年03月29日
大日本印刷株式会社(DNP,北島義斉社長)は、出版社と大学と書店*1をネットワークで結び、大学や専門学校の教科書・教材の選定において、教員が情報検索・閲覧・選書やシラバス登録などを容易に行えるサービスを開発した。また、これに賛同する約50社の出版社*2とともに、出版社から提供された約500タイトルの教科書・教材を用いた実証実験を2020年11月頃から進めており、2021年9月頃に本格サービスを開始する予定。 ■教員向けオンライン教科書選定サービスの開発背景と概要 大学や専門学校での教科書・教材の選定は従来、各出版社が送付する書籍見本を参考に大学教員が行っているが、直近ではコロナ禍によって構内への立ち入り制限や教員のテレワークが増え、書籍見本が教員の手元に届きにくくなっており、見本送付という方法自体の見直しが出版社の緊急の課題となっている。また、教員の教科書選定後、書誌情報が大学のシラバスと連携されていないため、書店の発注業務において取次や出版社への問い合わせ業務過多や誤発注、絶版・品切れ等の欠品情報の正確な把握が出来ないといった課題があった。 こうした課題に対してDNPは今回、出版社が登録する教科書・教材等の書誌情報をデータベース化し、教員のオンラインでの教科書選定を支援するサービスを提供する。登録した書誌データは、各大学の教務システムとの連携も可能で、教員の情報検索・閲覧・選書の際やシラバス等の作成時、学生の購入時や実際に利用する際に、書誌情報をシームレスに提供する。プラットフォーム上で教科書・教材の選定時から実際の利用までの一元管理を行うことで、出版社・大学・書店の業務上のリスクや無駄を軽減し、学生の利便性向上につなげていく。 ■オンライン教科書選定サービスのポイント 出版社側のメリット : •専用サイトで電子書籍データと書誌情報を登録し、教科書・教材の特徴やアピールポイントを記載することにより教員に向けた最新情報の提供が可能で、効果的な営業活動につながる。 •電子書籍を活用してオンラインで、教員に向けた献本や学生に向けた試読用見本を提供することも可能。 •出版社は、専用サイトで教員に向けた独自のアンケートを実施できる。また、アクセス解析によって教員の利用情報を把握して、新たな出版企画などにおけるマーケティングに活用できる。 •出版社は、教科書・教材の採用状況を随時確認することが可能。 教員側のメリット : •キーワードやジャンル別で、出版社を横断した教科書・教材の検索が可能で、オンライン上で授業に適した教科書採用を十分に検討できる。選定時の利便性及び効率化を図ることができる。 •教員は、採用した教科書・教材について紙か電子どちらで授業に利用するかを選択することが可能。 •登録された書誌情報は、教員が採用した後、学生が利用する時まで一元的に利用できる。シラバス登録時や学生への販売時の参考情報として利用することで、課題となっていたシラバスへの最新情報の掲載や販売時の誤発注防止につながる。 ■今後の展開 同実証実験を通して、出版社より、版元の営業では行き届かない教員に利用が広がることや、出版社と書店が連携したサービスとなることに対し、期待の声をもらっている。また教員に向けた電子献本やオンラインでの書誌情報の提供は、コロナ禍における非対面での営業活動の推進に繋がることについて評価を得ています。また大学や教員より、時間や場所にとらわれず、オンラインで教科書・教材検討ができることに評価を得ている。 同サービスは実証実験を経て、2021年9月頃に提供を開始する予定。DNPは、今後も出版社や書店等との連携を強化し、同サービスが搭載された教育ICTプラットフォームを全国の大学や専門学校を中心とした高等教育機関に提供するとともに、教育のデジタル化を推進し、より質の高い教育の実現を支援する。 *1 参加出版社 : 朝倉書店、朝日出版、医学映像教育センター、インターメディカ、インプレス、エヌ・ティー・エス、化学同人、学芸出版社、看護の科学社、共立出版、金星堂、近代科学社、くろしお出版、慶應義塾大学出版会、弘文堂、コロナ社、サイオ出版、三修社、照林社、碩学舎、中央経済社、中央法規出版、東京大学出版会、中山書店、南雲堂、丸善出版、みすず書房、ミネルヴァ書房、三輪書店、メディカ出版、有斐閣、羊土社、吉川弘文館など *2 書店 : 教科書を販売する全国の販売会社。丸善雄松堂株式会社など ≫ニュース全文を読む

2021年03月26日
大日本印刷株式会社(DNP,:北島義斉社長)は、2021年3月27日にオープンする株式会社テレビ東京(東京都港区、石川一郎社長)運営のバーチャル空間「池袋ミラーワールド」に参画する。DNPグループのジュンク堂書店池袋本店を「バーチャルジュンク堂書店池袋本店」として「池袋ミラーワールド」に構築し、本というコンテンツと書店というメディアの新たな価値を提供する「バーチャル書店」の事業化に取り組む。本を基軸としたイベントやサロンなどの新しいコミュニティモデルの開発、リアルとバーチャルを連動させた広告・プロモーション事業の開発、ハイブリット型総合書店「honto」やジュンク堂書店池袋本店との連動による書籍拡販モデルの開発等を行う。 「バーチャルジュンク堂書店池袋本店」 内観イメージ ■DNPグループが推進する「バーチャル書店」の特長 DNPは書店を、生活者が本をきっかけに「知」や「人」と出会えるコミュニケーションメディアと捉え、より自由度の高いバーチャル空間においても、コンテンツとメディアの新たな体験価値を提供します。生活者は「バーチャル書店」に自宅等からWebブラウザでアクセスし、アバターを通してバーチャル空間に作られたフロアやイベントコーナー等を回ることで、多様な体験に出会うことができる。 (1)“読む”だけでない、「本」を軸とした新しい体験価値とコミュニティの提供 本の魅力は、ストーリーや読み物としての面白さだけでなく、作者・ファン・登場人物・物語の世界観・関連する事象や場所・創作過程などの多様な要素で構成されている。「バーチャル書店」では、それらの魅力を「読書」以外の形でも体験できるコンテンツとして提供する。例えば、キュレーターによる本の魅力の解説、動画や音声の活用、オンラインサロンの開催といった多様な手法で本の新しい楽しみ方を提供していくことを目指す。また、書店員や著名人などが独自のテーマでお薦めの書籍を紹介する「ブックツリー」や「AI書店員」など、ビジュアル化された検索機能やレコメンド機能を通じて偶発的なコンテンツとの出会いが楽しめる機能を開発する予定。同じコンテンツに興味関心を持つ人同士がつながる場を提供し、共感度の高いコミュニティ形成にもつなげていく。 (2)バーチャルとリアルを組み合わせた企業・地域とのコラボレーション DNPは、「バーチャル書店」をバーチャルな都市空間における開かれたメディアとし、地域の魅力を発信する拠点としていく。自治体をはじめ、多様な業界の企業や団体等とコラボレーションして、リアルな空間と連動したエンターテイメント性の高いイベント等を行うことで、生活者と企業、地域をつなぎ、地域の経済活動を支援する。 (3)DNPグループのオンライン書店やリアル店舗との連携による書店での販売を促進 バーチャル空間に陳列する書籍などから、紙とデジタルの両方に対応するハイブリット型総合書店「honto」や、丸善ジュンク堂書店のリアル店舗への誘導を図り、各書店の販促につなげていく。 ■「池袋ミラーワールド」と「バーチャルジュンク堂書店池袋本店」について ◆池袋ミラーワールド (URL:https://www.mworld.jp/) テレビ東京と、DNPを含む企業10社は、現実の街と並列(パラレル)で存在する、自治体や施設オーナー公認の仮想の街・施設である「池袋ミラーワールド」として、池袋の街をバーチャル空間に構築していく。 DNPは、その中に「バーチャルジュンク堂書店池袋本店」を構築し、サービスを展開していく。「池袋ミラーワールド」は、2021年3月27日にオープンし、アニメやゲームなどに代表される池袋の文化や強みを活かしたコミュニティとして、バーチャルとリアルが融合した新たな文化圏や経済圏の構築を目指す。第1弾イベントとして、3月27日~29日の3日間、「ミラーワールドEXPO」を開催する。 ◆生活者とともに物語を作るプロジェクト「むすぶんこ」 (URL : https://www.mworld.jp/musubunko/) 「むすぶんこ」は、生活者から募集した物語のアイデアを元に、出版編集者やシナリオライター、芸人、声優たちが物語を作り上げていく生活者参加型のプロジェクトです。制作過程や完成作品は、「バーチャルジュンク堂書店池袋本店」のイベントにて随時発信します。キックオフイベントとして、物語のプロローグと出演者によるアイデア会議を行う。 【イベント名】 『むすぶんこ 第0回アイデア会議』(「ミラーワールドEXPO」内) 【日時】 3月28日(日) 19:00〜  【出演者】 菅良太郎(パンサー)、誠子(尼神インター)、阿部敦、天﨑滉平、ファイルーズあい 【主催】 テレビ東京  【協力】 大日本印刷   【参加費】無料 【配信】 LINE LIVE、YouTubeライブ、Twitterライブ ■事業背景と提供価値 生活者の価値観や購買行動の変化が加速し、学びや働き方も大きく変化するなかで、知識や技能の習得、娯楽における「本」というコンテンツの大切さが再認識されています。出版市場では「新たなコンテンツの売り物・売り場・売り方」の創出が喫緊の課題となっており、生活者一人ひとりに、最適なカタチやタイミングで最適な情報や体験としてコンテンツを提供することが求められている。 DNPは独自の「P&I」(印刷と情報:Printing & Information)の強みとして、安全・安心に大量の情報を処理する能力や表現技術等と、パートナーの強みを掛け合わせて、年齢・性別・言語などによって分断されることなく、リアルとバーチャルの双方で新しい体験価値と経済圏を創出する「XRコミュニケーション事業」を展開していく。DNPは、出版物の企画から製造・流通・販売までのライフサイクル全体に関わる事業を推進し、紙の本と電子書籍を扱うハイブリッド型総合書店「honto」を展開するなど、生活者の「知」を支える出版文化の継続的発展に貢献してきた。今回、事業を通じて培ってきたノウハウや技術を活かし、XRコミュニケーション事業の一つとして「池袋ミラーワールド」に参画するとともに、リアルとバーチャルを融合した“未来の読書体験”の実現を目指す。また、実証で得た実績を元に、国内外のバーチャル都市への事業展開を進めることで当事業を拡大していく。 ≫ニュース全文を読む

2021年03月15日
 凸版印刷株式会社(東京都千代田区、麿 秀晴社長)は、子ども達の読解力向上を支援するため、「文を正確に読む力」を身に付ける「navima読解力育成ドリル」を開発。2021年4月より提供を開始する、小中学生向けのICT学習サービス「navima」(※1)に搭載する。また「文を正確に読むことを促す問題」や「文構造の理解を促す解説動画」などを取り入れた読解力育成ドリルを提供することにより、子ども達の読解力の向上を支援する。  「navima読解力育成ドリル」の開発に先立ち、子どもたちの読解における課題を顕在化し、よりよい学習体験を提供すべく、全国の小中学生約1500人を対象に子どもたちの読解力を測る独自の調査を2020年8月1日から9月4日に実施した。その結果、文を正確に読めていない子どもたちがいることや、その要因として「基礎的な文構造の理解不足」「知識や経験から文の内容を誤って思い込む」などがあることがわかった。なお、「navima読解力育成ドリル」は、先行研究の調査や専門家へのヒアリング、今回の独自調査を含め複数回行ってきた調査の結果、そして「J,COSS日本語理解テスト」の内容をもとに開発し提供する。 「navima読解力育成ドリル」の問題のイメージ © Toppan Printing Co., Ltd. ■ 調査概要 ・対象:全国の小学生・中学生約1500名 ・実施期間:2020年8月1日から9月4日 ・調査内容:  文に合致する正しい絵を選ぶ択一問題や、絵に合致する正しい文を選ぶ択一問題などで構成。文の題材は人物や動物といった「具体的な場面や状況を思い浮かべやすい具体物」と、丸や三角、四角など「具体的な場面や状況をイメージしづらい抽象物」の2パターンで構成した。また日本語の文法理解度を評価することができる「J.COSS 日本語理解テスト(※2)」をベースに、独自の難易度を組み合わせたオリジナルの問題で、文法の理解度を多角的に判定した。 ・結果:  回答およびアンケートの集計・分析から、文構造には難易度があることや抽象的テーマの文は具体的テーマに比べ正答率が低いこと、成績が低い子どもは思い込みで問題を誤答する傾向があることなどがわかった。 ■ 「navima読解力育成ドリル」の特長 ・一人ひとりの読解力に合わせて学習できる、細かな難易度設計 複数の難易度を段階的に組み合わせた独自の構成により、スモールステップで「文を正確に読む力」を養う。イラストを取り入れた短い文の問題から始め、徐々に難易度を高めていくことで、文を読むことが苦手な子でも、無理なく学習に取り組む。 ・隠れたつまずきを見つけ出し、文を正確に読むことを促す問題 実は曖昧になっている文構造の理解や曖昧な文の読み方に対して、隠れたつまずきを見つけ出す問題を出題。単語を拾い上げてなんとなく読むのでは読み間違えてしまう文や、自分の知識や経験から内容を推測することができない文の問題を取り入れ、文構造を意識しながら読むことを促す。 ・問題を解きっぱなしにしない、つまずきを克服する多様な学習体験 「文構造の理解を促す解説動画」をはじめ、「問題を図解する解説」や「文構造の基礎を確認する基礎 問題」など、学びを深める多様な学習体験を搭載します。また、問題を間違えた際には類題を自動で出題するため、再び問題を解きなおすことで、学習した内容の定着を図ることが可能。 ■犬塚美輪先生(東京学芸大学 准教授)からの「navima読解力育成ドリル」へのコメント 読解力を伸ばすためには、難しいポイントを解きほぐし、読み方を体系的に学ぶことが効果的です。今回の調査からは、子どもたちが苦手な文構造の特徴や、読み取りに影響する題材の要因が明らかになってきました。文構造や題材の要因は、大人からは見えにくいこともあり、読み方が指導されにくいところだと言えます。「もっと丁寧に読みましょう」としか指導されないことも少なくないでしょう。調査結果を活かして、「丁寧に読む」とはどうすることなのか、子どもたちが読み方を楽しく学んでいける教材になることを期待しています。 ■ 今後の目標  「navima読解力育成ドリル」は、2021年4月の提供開始後も進化を続ける。先生や友達と学び合うための協働学習コンテンツの開発をはじめ、ドリルの回答データの分析や学校現場へのヒアリング・意見交換を重ねながら、子ども達の読解力向上に向けて、よりよい学習体験の提供を続ける。 ※1 「navima」 子どもが「主役」の学びを実現するデジタル教材プラットフォームで、子ども一人ひとりが自分に合った学びを見つけ、自分のペースで学習を進めることができる。教科は、算数/数学・国語(読解・漢字)・理科・社会、英語に対応。従来から高い評価を頂いている「アダプティブドリル」に加え、ドリル回答中に利用できる解説動画やチャットボット(2022年提供開始)など「お助け機能」を拡充することにより、「問題を解く」という学習体験だけでは支援しきれなかった、学習に苦手意識を持っている子どもを手厚くサポートする。 URL:https://navima.jp/ ※2  J.COSS日本語理解テスト J.COSS研究会編著(2010)『J.COSS 日本語理解テスト』 風間書房 J.COSS研究会によって英語版と欧州各国語版文法理解テストをもとに制作された、日本語の文法理解状況を評価することができるテスト。文法20項目80種類の問題と、解答選択肢(絵)で構成されており、対象は3歳-高齢者。『解説』には文法理解(聴覚・視覚)の生涯発達過程や高齢者、発達障害児、聴覚障害児、第二言語学習者の調査結果が示されている。また、『図版』には問題文を口頭で提示する聴覚版と、聴覚障害児・者にも実施可能な問題文が印刷提示された視覚版が含まれている。 URL:http://jcoss1997.com/ ≫ニュース全文を読む

2021年03月12日
 凸版印刷株式会社(東京都千代田区、麿 秀晴社長)は、曲率半径1mmで100万回屈曲可能な高可撓性(※1)/高耐久性と高キャリア移動度(※2)を兼ね備える新規構造フレキシブル薄膜トランジスタ(Thin-film-transistor、以下TFT)の開発に世界で初めて成功した。  本開発品は曲率半径1mmで100万回折り曲げ可能な高可撓性と高耐久性だけでなく、キャリア移動度10cm2/Vs以上で電源On/Off比107以上など実用的な特性を示した。これらの特性を活用したフレキシブルセンサの実現を目指す。 フレキシブルTFT © Toppan Printing Co., Ltd. ■ 開発の背景  近年、折り畳み式スマートフォンなどに利用されているフレキシブルエレクトロニクスは、ウエアラブルセンサや遠隔患者モニタリングをはじめとする医療機器、スマートパッケージ、電子テキスタイルといった消費者向け製品などの幅広い用途で、その開発が期待されている。フレキシブルエレクトロニクスのTFTとしては、可撓性や軽量性などの点から有機TFTが有力視されているが、キャリア移動度が低く、信頼性や耐久性に劣るなど多くの課題が残されている。一方でシリコン系や酸化物の半導体からなる無機TFTはキャリア移動度が高く、量産工程も確立しているが、可撓性には改善の余地がある。そのためキャリア移動度と可撓性、耐久性すべての特性を満たすTFTの開発が切望されている。  このような課題に対し、凸版印刷は独自の成膜技術/印刷技術/フィルムハンドリング技術を駆使し、シャープペンシルの芯に巻き付けられるような高可撓性、フレキシブルプリント回路基板並みの高耐久性、そしてテレビなどで広く使用されるアモルファスシリコンTFTの10倍以上の高キャリア移動度を兼ね備える新規構造フレキシブルTFTの開発に世界で初めて成功しました。また、本開発品とセンシング部材を組み合わせることで、高可撓性/高耐久性を求められるフレキシブルセンサの実現を目指す。 ■ 特長 新規構造フレキシブルTFT  量産適用されている技術を活用した全く新しい構造により、トランジスタとしての優れた電気特性だけでなく、高可撓性/高耐久性を有す。 ・可撓性/耐久性: 曲率半径1mm/100万回の屈曲試験前後で、キャリア移動度の変動等、特性の変化 は観察されず ・キャリア移動度: 10cm2/Vs フレキシブルTFT © Toppan Printing Co., Ltd. ■ 今後の目標  凸版印刷は、製造技術の開発を進め、新規構造フレキシブルTFTの可撓性や耐久性、キャリア移動度など特性をさらに向上させるとともに、フレキシブルセンサの用途開拓を進める。 ※1可撓性  物質の弾性変形のしやすさを示し、曲げたり、たわませたりすることができる性質を表す。 ※2キャリア移動度  半導体では、電子や正孔などのキャリアの移動のしやすさ。キャリア移動度はトランジスタ性能を計る一つの目安である。 ≫ニュース全文を読む

2021年03月09日
 凸版印刷株式会社(東京都千代田区、麿 秀晴社長)は、株式会社スコープ(東京都千代田区、横山 繁社長)と共に、商品をテーマごとに訴求する紙/Webチラシ製作サービス「ハッシュタグチラシ™」、チラシの理解を促進する動画製作サービス「動画チラシ」、テーマに該当する月間特売商品を表示できる「パーソナルDBチラシ™」からなるデジタル時代に対応した、新しい販促支援サービス「未来のチラシ™」を開発した。  なお、本格提供開始に先立ち、株式会社イトーヨーカ堂(東京都千代田区、三枝 富博社長)の協力により、2021年2月からイトーヨーカドー各店でトライアルを開始した。 「ハッシュタグチラシ™」のイメージ ■ 開発の概要  新型コロナウイルス感染拡大に伴い、流通小売り各社では、これまでのように来店の集中を避けるために特売チラシによる集客ではなく、月間特売などのEDLP(Everyday Low Price: 商品を一定の期間同じ低価格で販売する価格戦略)施策を強化している。しかし、これまでのEDLP施策では、価格面を中心に選定された商品を店頭POPなどで表示しているだけで、なぜおすすめされているのか理由の訴求が少なく、他社との差別化ポイントを伝えることが出来ていない場合があった。  これらの課題に対し凸版印刷とスコープとは、店頭に並んだ商品をさまざまな基準でグループ化/テーマ付けし、価格以外でも商品の魅力を認識してもらう「ハッシュタグチラシ™」と、「ハッシュタグチラシ™」の理解をサポートする「動画チラシ」、またグループ化された商品の一覧を確認できる「パーソナルDBチラシ™」を開発。同時に、自動でタグ付けする機能を開始した。  これにより、「コト消費」「トキ消費」を代表するハッシュタグを選定することにより、自分らしさを表現できる消費行動を実現するとともに、紙のチラシの接触率が低い若い世代にも商品の魅力を認識してもらうことが可能になった。 ■ 「未来のチラシ™」の特長 ・「ハッシュタグチラシ™」  商品選定への想いをハッシュタグによりテーマ付けし、価格だけではない商品の魅力を認識させることが可能。(ハッシュタグ例: 「#神ストック #リモート」、「#防災 #ながら備蓄」など)紙のチラシだけでなく、電子チラシの製作もできます。また、SNS等の他デジタルサービスと連携させることもできる。 ・「動画チラシ」  凸版印刷が提供する動画製作サービス「movring(モブリン)」を活用することにより、チラシの動画化を安価、短納期で制作。ハッシュタグの切り口毎のショート動画で訴求力を向上させる。 ・「パーソナルDBチラシ™」  「ハッシュタグチラシ™」から気になるテーマにアクセスし、テーマに該当する月間特売商品を表示できるデジタルチラシ。チラシ未掲載商品含め対象商品の一覧が確認可能で、データオリエンテッドなチラシを実現する。将来的には各社のEC機能と連携する基盤としても機能する。 ■ トライアルの概要 トライアル期間 2021年2月1日~2月28日、3月1日~3月31日 目的 未来のチラシ™(ハッシュタグチラシ™、動画チラシ)の制作、配信、店舗での展開方法、およびその効果の検証 場所 イトーヨーカドー全店(一部店舗を除く) ■ 今後の目標  凸版印刷は、イトーヨーカドー各店におけるトライアルを継続するとともに、その効果を検証し、GMS、食品スーパー、ドラッグストア、ホームセンターを中心に導入し、適切な販売をサポートする。また、ライブコマース機能や商品レコメンド機能、対話型検索機能を「パーソナルDBチラシ™」に組み込み、スムーズに購買につながる基盤として拡充していく。2025年度までに関連受注含めて、累計約50億円の売上を目指す。  スコープは、同案件の実績をもとにデータを蓄積し、POPやチラシなどと商品データとの紐づけ、商品マスタのリッチ化を図り、リテールマーケティングの支援を強化する。 ≫ニュース全文を読む