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2016年03月08日
大日本印刷(DNP)は、国内のJCBパートナー向けに初めて、JCBの非接触IC決済サービス「J/Speedy」に対応したデュアルインターフェースカードを開発・製品化し、株式会社ジャックスの「ジャックスカード J/Speedy」で採用された。 ジャックスカード J/Speedyの募集開始は2016年3月9日。 ジャックスカード J/Speedyは、接触IC決済と非接触*1IC決済の両方に対応したデュアルインターフェースカード。国内および海外で、クレジットでのショッピングはもちろん、J/Speedy加盟店では、店頭の端末にかざすだけでPIN(暗証番号)入力やサイン不要のスピーディなショッピングができる。 J/Speedyは、台湾などのアジア諸国を中心に、今後グローバルでの利用拡大が見込まれているため、海外に渡航される方などにとって便利なカード。 *1 ISO/IEC14443 Type A方式に準拠 DNPは2014年10月から、スマートフォンにネットワーク経由で安全に機能を追加するサービス「DNPスマートビューロ」をJ/Speedyに対応させている。今回、ジャックスカード J/Speedyの発行を開始することで、スマートフォンとICカードの両方で、J/Speedyへの対応が可能となった。 ≫ニュース全文を読む

2016年03月08日
 凸版印刷(東京都千代田区、金子眞吾社長)は、白黒赤の3色に表示切替が可能で、店頭の売価表示に最適なフレキシブル電子ペーパーディスプレイを国内で初めて開発した。  同製品は、薄くて曲げることができるうえ、白黒赤の3色に表示切替が可能な電子ペーパーディスプレイ。白黒に加え、赤色にも表示切替が可能なため、訴求したい部分を自在に強調でき、店頭の売価表示に最適。凸版印刷が開発するレール型電子棚札にも適用可能。  表示部分の前面板にE Ink社(本社:台湾新竹市、CEO:Frank Ko)が開発した3粒子系電気泳動型カラー電子ペーパー「Spectra」を採用。凸版印刷が従来培ってきたプリンテッドエレクトロニクス技術によるフレキシブル薄膜トランジスタ(TFT)と組み合わせることで、薄くて曲げることができ、白黒赤の3色表示を実現した。  なお、同製品は、2016年3月8日(火)~11日(金)まで開催される「リテールテックJAPAN 2016」(会場:東京ビッグサイト)のトッパンブースで参考出品される。  電子ペーパーは、紙代替など用途の多様化から、軽量化やフレキシブル性、落としても壊れない丈夫さが求められている。 凸版印刷では2015年3月に白黒表示のフレキシブル電子ペーパーディスプレイをレール型電子棚札へ適用し、棚の前面全体を表示エリアにして、価格表示以外に販促情報や陳列指示表示ができるなどの新しい用途提案をしてきた。一方で、小売業界では、店頭での訴求力を高めるために白黒だけでなく、赤色での表示が求められていた。  凸版印刷は、このたび、スーパーやドラッグストアなどの店頭売価表示向けに、レール型電子棚札にも適用できる白黒赤の3色を自在に表示可能なフレキシブル電子ペーパーディスプレイを開発した。 ■ 同製品の特長 ・従来の白黒に加え、赤色も表示が可能 表示部分にE Ink社の3粒子系電気泳動型カラー電子ペーパー「Spectra」を採用することで、従来の白黒表示に加え、赤色にも表示切替が可能。 ・軽量で薄く、曲げることが可能 凸版印刷が従来培ってきたプリンテッドエレクトロニクス技術によるフレキシブル薄膜トランジスタ(TFT)を採用することで、軽量で薄く、曲げることが可能。 ■同製品の主な仕様 ・表示素子: E Ink社提供 「Spectra」電子ペーパー (白・黒・赤表示) ・表示駆動基板: フレキシブルTFT回路基板 ・表示部寸法: 約145.86mm(幅) × 約15.26mm(高さ) ≫ニュース全文を読む

2016年03月07日
大日本印刷(DNP、北島義俊社長)は、店舗やネットショップ等のあらゆる販売チャネルを連動させて効果を高める“オムニチャネル”に対応した「DNP流通向け情報管理プラットフォーム Retail Meister(リテールマイスター)」を開発し、3月7日に提供を開始する。 同プラットフォームは、チラシやカタログの印刷物からECサイトやネットチラシなどのデジタルメディアに使用する商品情報等の一元管理と様々なメディアへの展開によって企業の販売・販促業務の効率化を支援する。 流通業界では、店舗やネットスーパー、ECサイトなどの多様な販売形態を連動させるオムニチャネル化が進んでおり、生活者一人ひとりの購買行動に合わせた販促施策によって、顧客の囲い込みなどに取り組んでいます。この動きにともない、商品情報やイベント・キャンペーンなどの販促情報を一元管理し、チラシやウェブサイトなどの複数の情報メディアに効果的に発信していく必要性が高まっている。 このニーズに対してDNPは、情報の一元管理と様々なメディアへの展開を実現するプラットフォームを流通各社に提供し、複雑化する販売・販促業務の効率化と販促効果の向上を実現する。 【DNP流通向け情報管理プラットフォーム Retail Meisterの概要】 Retail Meisterは、小売店がチラシなどを制作する際に、従来はメーカーや卸業者などからその都度、個別に入手していた商品データなどをクラウド環境で一元管理できる。流通企業の本部でチラシやECサイトの企画・販促の担当者と、商品の品揃えを担当するバイヤー、店舗のマネージャーなどが一元管理された商品情報を共有し活用することで、“オムニチャネル”への対応負荷を軽減し、販売・販促業務の効率化と効果の向上につなげていきます。Retail Meisterの特長は次の通り。 ○ 商品情報だけでなく、業態によって異なるマーチャンダイジング(MD:商品政策・商品計画)や、販売チャネルの特性に合わせた販促企画の情報なども一元管理することが可能。 ○ 商品情報や販促情報を一元管理することで、チラシやパンフレット、ウェブサイトなどの各種メディア制作に必要な情報の収集・整理の作業負荷を軽減する。また掲載商品や価格の変更、特集テーマの差替えなどが容易に行える。これにより、店舗やネットショップ等の販売チャネルを連動させる“オムニチャネル”への対応負荷を軽減することができ、販促の効果検証や次回の販促企画の立案に注力することができる。 ○ 特集テーマや商品カテゴリーなどに合わせて、チラシやカタログの紙面イメージとしてラフレイアウト(コマ割り)が作成できるため、企画立案の早い段階から販促、商品担当などの関係者でイメージを共有することができ、会議のスムーズな進行や、制作物の精度向上に貢献する。 ○ メディア制作のワークフローを管理するとともに、修正済みの情報を一元管理して使用することで、各種メディアへの展開における掲載情報のミスを防ぎ、誤表記による事業リスクを軽減する。 【価格(税抜き)】 初期導入費用:500万円~、月額利用料:80万円~ ※価格は、コンテンツの制作やシステムのカスタマイズなどによって変動する。 なお、3月8日~11日に東京ビッグサイトで開催される「リテールテックJAPAN 2016」のDNPブースで本サービスを紹介する。 ≫ニュース全文を読む

2016年02月24日
 凸版印刷(東京都千代田区、金子眞吾社長)は、次世代半導体製造技術であるEUV露光において、周辺部への不要な光の反射を抑え、最先端半導体に対応した次世代EUVフォトマスクを開発した。 2016年度内に半導体メーカーへのサンプル出荷を行うとともに、2017年度の本格的な量産を開始する予定。今後、本技術を活用し次世代EUVフォトマスクの業界標準化を目指す。 なお、周辺への不要な光の反射を抑える構造をEUVフォトマスクの表面に作製し、パターン周辺部分の微細化を実現したことは、世界初となる。また、この開発に関して2016年2月22日から2月25日まで米国カリフォルニア州サンノゼで開催される国際学会「SPIE Advanced Lithography 2016」(会場:San Jose Convention Center)で発表する予定。  ビックデータの分析や人工知能の利用、自動車の自動運転技術の実用化など、半導体の高性能化のニーズが高まるなか、次世代の半導体製造技術であるEUV露光に注目が集まっている。EUV露光が実用化されることで、半導体の微細化が進み、現在よりも小型・高速・低消費電力のプロセッサーを製造することが可能となる。  EUV露光による半導体の製造プロセスでは、光源からの光がEUVフォトマスクによって反射され、シリコン基板上にパターンを形成する。光源からの光には、パターニングに必要なEUV光だけでなく、パターニングに不必要な様々な波長の光(アウト・オブ・バンド、以下 OOB光)も含まれている。   このOOB光によりシリコン基板上のパターン周辺部分が正確に形成されない、という問題があった。 この問題を解決するため、凸版印刷はEUVフォトマスク上のパターン外周部に配置され、EUV光の不要な反射を抑える遮光帯とよばれる部分に改良を加えた。  凸版印刷の保有する微細加工技術や光学設計技術を発展・融合させ、特殊な3次元構造をEUVフォトマスク上の遮光帯部分に製作し、より光源からの光を制御した次世代EUVフォトマスクを開発した。  凸版印刷は、世界トップのフォトマスクメーカー。最先端フォトマスクを提供することで半導体メーカーの最先端プロセスの立ち上げから量産まで広く支援をしてきた。EUVフォトマスクにおいては、2012年に業界標準となっている従来のEUVフォトマスクを開発し、このたび微細化を進めた次世代EUVフォトマスクの開発に成功した。今後も研究開発を続け、半導体製造技術の進化に貢献していく。 ■ 特長  特殊な3次元構造により光の反射を抑え、歩留まり向上を実現  凸版印刷の保有する微細加工技術や光学設計技術を発展・融合させ、世界で初めてEUVフォトマスク表面の遮光部分に特殊な3次元構造を形成し、従来品と比較してOOB光の反射を約70%削減した。  また、ASML社のEUV露光機を用いた転写テストの結果、本開発品によりシリコン基板上の寸法変動を3分の1に削減できることを実証した。  これらの結果、半導体パターンの品質向上と歩留まり向上を実現する。 ≫ニュース全文を読む

2016年02月18日
 凸版印刷(東京都千代田区、金子眞吾社長)は、リサイクル適性を向上させた口栓付き液体用紙製容器「EP-PAK(イーピーパック)オルカット」を開発した。2016年6月より販売を開始する。  「EP-PAK」は、凸版印刷が開発した口栓付き液体用紙製容器で、内容物の保護性に優れ、常温での長期保存が可能。清酒や焼酎などの飲料はもちろん、業務用ヘアケア剤やカー用品など、幅広い分野での採用実績がある。  今回開発した「EP-PAKオルカット」は、口栓のついた頭部の下のミシン目加工を前後に折り曲げて手で引き裂くだけで、簡単に分別できる新しい口栓付き液体用紙製容器。既存の生産設備に部分的な改造を加えるだけで対応できるため、大きな設備コストをかけることなく、環境配慮型パッケージへの展開が可能になる。     企業の社会的責任における環境配慮への関心は年々高まっており、事業活動における環境負荷の低減は企業が取り組まなければならない最重要課題の一つとして位置づけられている。そのような社会環境の中、製品の一部となるパッケージにも、内容物の鮮度保持や長期保存性などの機能はもちろん、省資源やリサイクル適性などが求められている。  口栓付き液体用紙製容器「EP-PAK」は、このようなニーズに応えた製品として、常温での長期保存を必要とする製品に幅広く採用されている。しかし内容物の品質保持のため、容器が堅牢でシール部も強固に接着されており、使用済み容器を分別排出しやすくするというリサイクル面での課題があった。  「EP-PAKオルカット」は、従来の「EP-PAK」の特長はそのままに、口栓のついた頭部を手で引き裂いて分離できるため、液体用紙製容器としてのリサイクル適性が向上した。 ■ 「EP-PAKオルカット」の特長 ・手で簡単に分別できる 口栓のある頭部と胴部の間にミシン目加工を施すことで、使用後に折り曲げてから頭部を手で引き裂くことができる。これにより、広い開口部からハサミを入れて容器を開き、リサイクル可能な胴部と、可燃ごみとなる底部に分けることができるため、リサイクル適性が向上した。 ・既存の生産ラインへの追加導入に対応 新規での生産設備導入はもちろん、既設の充填成型機も部分改造で対応できるため、既存製品からの切り替えも容易。 ■ 価格  従来の「EP-PAK」とほぼ同等の価格を維持している。(※設備費用を除く) ≫ニュース全文を読む

2016年02月15日
大日本印刷(DNP、北島義俊社長)は、パッケージなどに印刷されたQR(2次元)コード*をスマートフォンで読み取ると、商品名や説明文などの記載情報を中・英・仏などの多言語に切り替えて立体的に表示する「DNPパッケージ翻訳QRシステム」を開発した。 訪日外国人対応のインバウンドサービスとして、日用品や食品メーカーなどに向けて、2月に販売を開始する。 2015年は訪日外国人数が1,973万人と過去最高を記録し(日本政府観光局)、訪日外国人の日本における消費金額が年間3兆円を超える(観光庁)など、インバウンド市場のさらなる拡大が期待されている。しかし、店頭における外国語の商品案内などが少ないため、訪日外国人が商品の特長や安全性、他商品との違いを把握できないことも多く、また、日本で購入した商品を帰国後に使用する際にも、使用法や効能を確認したいというニーズがある。 これに対してDNPは、商品パッケージなどに印刷されたQRコードをスマートフォンで読み取ると、パッケージに日本語で記載されている各種商品情報を中・英・仏などの多言語に切り替えて、スマートフォンの画面で立体的に表示するシステムを開発した。このシステムの活用によって、店頭での購入検討時や購入後の使用時など、訪日外国人が国内外の多くの場面で利用できるインバウンドサービスを提供できる。 【「DNPパッケージ翻訳QRシステム」の概要と特長】 専用サーバに中・英・仏などの多言語の商品情報を商品パッケージの3次元データとともに登録する。訪日外国人を含む生活者は、商品パッケージや商品に貼るシールなどに印刷されたQRコードをスマートフォンで読み取ると、スマートフォンの画面にその商品の“外国語版パッケージ”が立体的に表示される。 同システムの特長は次のとおり。 ・スマートフォンの画面で、外国語で印刷されたパッケージを手にしているような臨場感を体験できる。スマートフォンのタッチパネル操作により、パッケージを回転したり、拡大したりできる。 ・帰国後に商品を使用する際などにも、各国語で商品情報を確認することが可能。 ・あらかじめスマートフォンで設定した言語を自動的に表示します。途中で表示言語を切り替えることもできる。 ・パッケージに記載されている情報のほか、商品のキャッチコピーなども言語ごとに表示できるため、販売促進の効果を高めることができる。 【今後の展開について】 DNPは、今回開発した「DNPパッケージ翻訳QRシステム」と、2015年9月から提供している店頭に設置したタブレット端末に各国語のパッケージを表示する「DNPパッケージ翻訳ARシステム(店頭用)」を、食品や日用品、化粧品メーカーなどに販売し、2018年度までに15億円の売上を目指す。 なおDNPは同システムを、2月16日(火)~19日(金)に東京ビックサイトで開催される「第2回外客対応・対策EXPO」のDNPブースに出展する予定。 ≫ニュース全文を読む

2016年02月05日
リンテック(東京都板橋区、西尾弘之社長)では、プラスチック容器などにしっかりと貼ることができて、剥がすときにはのり残りが少なくきれいに剥がせるラベル素材を「REPOP(リポップ)シリーズ」強粘再剥離タイプとして展開している。このたび、同シリーズの透明PETフィルム基材を使用した「RE5054」について、従来の石油由来のフィルムからペットボトルを原料にしてつくられた再生PETフィルムに、この2月中旬製造分から切り替えを行うことにした。 日用品や化粧品などの商品をより目立たせる効果を発揮するアイキャッチラベルは、商品の陳列・搬送時にはしっかりと貼られ、商品を使用する際や使用済みの容器を再利用・再生処理する際には、のり残りなくきれいに剥がせることが求められる。同社では、こうしたニーズに応えるラベル素材を「REPOPシリーズ」強粘再剥離タイプとして展開(2012年6月発売)してきた。 今回、環境に配慮したものづくりの一環として、同シリーズの透明PETフィルムを使用した「RE5054」について、2月中旬製造分より、再生PETフィルムに表面基材の切り替えを行うことにした。 同製品は、昨秋、世界最大のラベル関連展示会「LABELEXPO EUROPE 2015」において開催された「ラベルインダストリー・グローバルアワード2015」のサステナビリティ部門を受賞した、再生PETラベル素材と同じ表面基材を採用。ペットボトルからつくられた再生PET樹脂を、表面基材全体に対して世界最高水準の80%以上使用しながら、非再生PETフィルムと同等の物性を実現している。 なお、「REPOPシリーズ」強粘再剥離タイプの粘着剤は、有機溶剤の使用量削減に寄与するエマルション型で、環境に配慮した製品設計となっている。商品のアイキャッチラベル、表示ラベルなどの用途で幅広く活用できる。 「RE5054」(透明PETフィルム) 特徴は次のとおり。 •プラスチック容器などにしっかりと貼ることができて、剥がすときにはのり残りが少なくきれいに剥がせる強粘再剥離タイプの粘着剤を使用したラベル素材。 •ペットボトルからつくられた再生PET樹脂を、表面基材全体に対して世界最高水準の80%以上使用しながら、非再生PETフィルムと同等の物性を実現している。 •粘着剤は有機溶剤の使用量削減に寄与するエマルション型で、環境に配慮した製品設計となっている。 •各種被着体に対応可能な汎用性の高い粘着剤を使用しており、商品のアイキャッチラベル、表示ラベルなどの用途で幅広く活用できる。 ≫ニュース全文を読む

2016年02月01日
 凸版印刷(東京都千代田区、金子眞吾社長)は、白球(東京都目黒区、佐々木啓庄社長)、昭和機電(広島県広島市、奥田透也社長)と共同で、セグメント型カラー電子ペーパー技術を活用したイヤーアクセサリ「VIEWS(ビューズ)」を開発した。アパレルメーカーやファッションデザイナーとの共同開発向けに、2016年2月上旬よりプロトタイプのサンプル提供を開始する。  同製品は、正三角形のセグメント型カラー電子ペーパーを正四面体の側面に搭載することで、それぞれの絵柄を好みのデザインに書き換えられるイヤーアクセサリ。電子ペーパーの特長である低消費電力や広視野角、軽量性などにより、一般的なアクセサリと同等の装着感を実現した。  同製品の開発にあたり、凸版印刷は企画開発と電子ペーパー部材の供給を、白球は企画ディレクション・プロデュースを、昭和機電は表示デザイン制作とモジュール開発を行う。  ファッションとテクノロジーの融合は、近年盛り上がりを見せている市場の一つ。その多くはトラッキング機能や通信機能を搭載したもので、ウェアラブル端末として多くの新製品が登場している。  電子ペーパーは、液晶ディスプレイなどの表示機と比較して消費電力が少なく、視野角が広いといった特長があり、電子機器の表示部や棚札、ラベルなどの産業用途での活用が広がってきている。  凸版印刷は、これまで電子ペーパー事業に積極的に取り組んでおり、大型サイズではデジタルサイネージ向け、中小型サイズではおもに電子ラベルや電子POP向けに電子ペーパーモジュールを提供。自社で製品設計から製造までを行える強 みを活かし、多岐に渡る用途開発を行っている。  今回、イノベーション創出のための新手法として注目される「デザイン思考」をベースとした新事業開発プロジェクトを、白球や昭和機電と共同で実施。テクノロジーよりもファッション性を主体とし、2015年9月に凸版印刷が開発したセグメント型カラー電子ペーパー技術を活用することで、ユーザ自身によるデザインの変更が可能なまったく新しいファッションアイテムの試作に成功した。さらに薄型・軽量のセグメント型カラー電子ペーパーの特長を活かし、従来のアクセサリと変わらない装着感を実現した。 ■ 同製品の特長 ・電子ペーパーをファッションアイテムに活用 これまでディスプレイや表示機など産業用途として展開していた電子ペーパーを、ファッションアイテムとして活用。白球、昭和機電の持つノウハウを取り入れることで、イヤーアクセサリというまったく新しい用途開発を実現した。 ・50通り以上のデザインパターンに書き換えが可能 表示部にはセグメント型電子ペーパーを用いているため、専用の機器に接続することでセグメント単位での表示の書き換えが可能。 ・ユーザ体験を重視した設計 本体にはバッテリーや通信機能を搭載せず、表示部以外の機能はすべて専用機器に実装したことにより、軽快な着け心地を実現した。また専用機器に載せてボタンを押すだけでデザインの書き換えが可能なため、その日のコーディネートやシーンに合わせてデザインを切り替えるという新しいライフスタイルを提案。ユーザ体験を重視した設計となっている。 ・デザイン性が高く、見やすい表示 表示させる形状に併せて背面基材に高精細な電極を形成することで、デザインを滑らかに美しく表示できる。 ・部分的なカラー化に対応 高精度な印刷技術により、電極形状に合わせた部分的なカラー化を実現した。 ・薄型で軽量かつフレキシブル 樹脂フィルム基材を採用することで、薄くて軽量かつ割れないディスプレイを実現した。 ≫ニュース全文を読む

2016年01月19日
共同印刷(東京都文京区、藤森康彰社長)は、通知文書紙面の文字色と背景色の組み合わせを分析し、より読みやすい色を提案する「配色サポートツール」を、東京女子大学の小田浩一教授との共同研究により開発した。同ツールの使用で、指定した年代にとって “読みやすい配色 ”となった通知文書の作成が可能となる。 クレジットカードの利用明細などの通知文書では、性別や取引状況などに応じて内容を変え、ユーザーに最適な情報を提供している。多岐にわたる内容を掲載するため紙面にはさまざまな色が用いられ、その結果、読みにくい配色となっている場合があった。 また、人が歳を重ねると「水晶体の黄化」という視覚特性が出現する。透明だった眼の中の水晶体が加齢の影響で黄色く変色する現象で、高齢者に見える色は、若年者に比べて全体的に黄色くなることが分かっている。 そうした点に着目し、東京女子大学の小田研究室とともに、若年者や高齢者の色の見え方と、さまざまな文字色と背景色の組み合わせにおける文章の読みやすさの検証を行った。その結果、“読みやすさ ”は、文字色と背景色の違いだけではなく、年代ごとに変化する色の見え方によっても変化することを見つけ、文字と背景の色情報から “読みやすさ ”を評価する関数を導き出すことに成功した。 この関数を利用して開発したのが「配色サポートツール」。同ツールでは、通知文書の文字と背景の色情報を分析し、使用する出力機の色再現領域と合わせることで、色の組み合わせによる文章の読みやすさをより正確に判定、色変換を行うことができる。現在対応しているのは通知文書の印刷用データ( PDF)のみだが、引き続き、他の画像形式を分析するツールの開発に取り組んでいる。 同社は、「配色サポートツール」を、 2015年に小田研究室との共同研究によって開発した、小さくても読みやすいユニバーサルデザインフォント「小春良読体 R」とともに、通知文書や DMなどを最適化するソリューションの一つとして提案していく。 なお、「配色サポートツール」および「小春良読体 」は、 1月 20~ 22日に東京ビッグサイトで開催される「化粧品開発展」に出展する(東 5ホール C10-22)。 ≫ニュース全文を読む

2016年01月06日
 凸版印刷(東京都千代田区、金子眞吾社長)が運営する国内最大級の電子チラシサービス「Shufoo!(シュフー)」は、「電子チラシ」を配信する仕組みを活用して、訪日前および訪日中の外国人に対して流通企業のチラシをはじめとする買い物情報を届けるサービスを開発。2016年3月より提供を開始する。このサービスは「何度も旅したくなる日本」の実現を目指す当社の「旅道」(読み:たびどう)プロジェクトの取り組みの一環となる。    流通企業では増加の一途をたどる訪日外国人への対応が求められており、特に買い物意欲が旺盛な訪日外国人を逃さないために、店舗の概要だけでなく、店頭の商品や価格情報も届けたいとの要望が高まっている。  一方、当社の自主調査では台湾人や中国人など、中華圏の訪日外国人は日本語のチラシに対しても一定の受容性やニーズがあることも判明した。   ■サービス概要  今回、「Shufoo!」は、従来からのチラシ配信の仕組みを活用するとともに、国内外の旅行代理店や観光情報ポータルサイト等、複数の事業者と連携し、訪日外国人に対して、流通企業の買い物情報を届けるサービスを開発した。  現地の旅行サイトなどに、流通企業のチラシや店の情報を掲載、訪日前の買い物計画作りを支援する。また日本滞在中は、スマートフォンで観光情報サイトからホテル周辺の免税対応店を検索できるようにするなど、訪日前および訪日中の外国人旅行者の買い物を支援し来店を促す。 <各プレーヤーのメリット> ① 流通企業:チラシをそのまま活用することで、運用負荷を最小限に掲載が可能。訪日外国人に対する認知向上および集客拡大が可能 ② 訪日外国人:信頼性と鮮度の高い店頭の商品・価格情報や、店の場所についての情報を入手することで、訪日前の買い物計画および、訪日中の買い物を楽しむことが可能 ③ 提携企業:日本の最新の買い物情報を掲載することで自社ユーザーの満足度向上が可能 ■電子チラシサービスの内容 ・チラシは日本語のものをそのまま使用可能。検索導線や店舗情報、地図、経路案内を多言語化 ・対応言語は、英語、中国語(簡体語/繁体語) ・店のカテゴリや商品カテゴリに加え、目的地別、現在地検索などの方法で店舗情報やチラシを検索可能 ■ターゲット 企業:百貨店・家電量販店・ドラッグストア・スーパーを中心とした流通企業 訪日外国人:中国、台湾、香港等からの旅行者 ■主な参加予定企業 イオンリテール株式会社、イオン琉球株式会社、株式会社イトーヨーカ堂、株式会社エディオン、 株式会社近鉄百貨店、株式会社ココカラファイン、上新電機株式会社、株式会社ヤマダ電機、 ユニー株式会社ほか(50音順) ■提携予定企業  国内だけでなく、台湾、中国、香港といった国々の旅行代理店、航空会社に加え日本観光情報サイト、訪日外国人向けWi-Fi事業者等多数の企業と提携予定 ■サービス開始時期 2016年3月予定 ■無料掲載キャンペーン実施について 2016年10月以降有償化を予定 2016年3月~9月までShufoo!掲載企業に限り、チラシ配信・掲載費用無料 店舗情報翻訳料無料のキャンペーンを実施 ≫ニュース全文を読む