技術ニュース
Technology news

トップ > 技術ニュース

技術ニュース一覧
164件中 131~140件を表示

2015年10月06日
新たなソリューションを公開 EQUIOS最新バージョンも  SCREENグラフィックアンドプレシジョンソリューションズ(社長:青木克彦以下、SCREEN GP)は、「印刷のあたりまえを変えていく。」をテーマに、業態変革を目指す印刷業界へ新たなソリューションを提案する。  近年、WebサイトやSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)などの急速な普及により、印刷メディアの付加価値が相対的に下がってきている。印刷メディアがその付加価値を取り戻すためには、印刷物、そして印刷業界においてこれまで「あたりまえ」だと考えられていた「画一的な情報を大量に印刷すること」「″紙″という印刷物の価値」「紙メディアとデジタルメディアの役割の棲み分け」「クライアントとのコミュニケーション方法」をどう打ち破っていくのかを考えていかなければならない時代を迎えている。  SCREEN GPは、こうした「印刷のあたりまえを変えていく」ための具体的なソリューションとして、最新のPOD印刷機による多品種・小ロット印刷、セキュリティー印刷、フルカラーバリアブル印刷、特殊加工システムによる印刷物の付加価値向上の手法、マーケティングオートメーションの活用などを提案する。タイムリーで効果的なプロモーション展開、制作ワークフローのさらなる効率化などの実現を目指す展示となる。 出展新機種の概要  ▽Truepress Jet 520HD  オフセットに迫る印刷クオリティー、高速フルカラーバリアブルを実現した「Truepress Jet 520HD」を国内初出展。Web入 稿システムや後加工機と連携した小ロットブックソリューションやバリアブルデータ作成システム、マーケティングオートメーショ ンなどと連動したOne to Oneダイレクトメールの制作ソリューションなどを紹介する。  ▽Truepress Jet 350UV  世界最高レベルの高生産性、高画質、フルカラーバリアブルを実現したUVインクジェットラベルプリンティングシステム。「PDF ormstudio」と連携したバリアブルデータ印刷、カラーコードなどによるセキュリティー印刷ソリューションを提案する。国内初出 展となる後加工システム「JetConverterL350」とインライン接続した構成による印刷から仕上がりまでのトータルフローを紹  介。  ▽Truepress Jet W3200UV  ロールtoロールユニットを搭載した最新モデルを国内初出展。さまざまな基材に対し、高速、高品質、高コストパフォーマンス  で印刷可能。POP、屋外広告、サイン、看板まで、1台で店舗のあらゆる装飾の提案に対応できる。実際に活用されているビ  ジネスサンプルやトリックバックリットなどの大型サンプルを展示する。  ▽EQUIOSワークフロー  ユニバーサルワークフロー「EQUIOS」の最新バージョン「Ver.4・5」は、強化した面付け機能の自動化やトナーPODとの連 携などによるプロセスオートメーションを提案する。また、オンライン入稿/校正/承認システム「EQUIOS Online」Ver〓3 による印刷会社とクライアントのコミュニケーションを強化する新たなフローを提案。  ▽CTP  新開発の「ファイバーレーザーダイオード露光ヘッド」を採用した「サーマルCTP PlateRite4600」を国内初出展。1時間当た り33版の高生産性を実現する。  ▽付加価値ソリューション  デジタルカッティングシステム「motioncutter」、デジタルエンボスシステム「Scodix Ultra」を国内初出展。特殊加工による  紙メディアでの新たな表現の可能性を提案。  ▽サポートソリューション  オンサイトサポートに加え、Networkサポートにより導入後も万全の体制で機器の安定稼働をサポートする「TRUST Netwo rkService」。運用の最適化を図り、安定した生産基盤を構築する。  ▽CMSソリューション  フィードバック方式による高精度な装置間色調整をクラウド上で行うソフトウエア「TRUST Profiler」を国内初出展。  また、信頼性の高いプルーフ環境を提供するカラーマネジメントソフトウエア「LabProof SE」Ver.2・22も紹介する。 (印刷タイムス 9月20日号掲載) ≫ニュース全文を読む

2015年10月05日
凸版印刷(東京都千代田区、金子眞吾社長)は、観光客が現地でスマートフォンなどの端末をかざすと、史跡や産業遺産などその場所ならではの情景を鑑賞できるGPS連動型コンテンツ配信プラットフォーム「ストリートミュージアム®」を開発。 2015年10月中旬より本格的な販売を開始する。 「ストリートミュージアム®」は、現存の城跡や産業遺産などが華やいでいた往時の情景をユーザーの位置情報と視野に合わせてリアルタイムにコンピュータグラフィック(以下 CG)で再現する。 「ストリートミュージアム®」は、シームレスに過去だけではなく未来都市など自由にタイムトリップできる仮想体験プラットフォームサービス。同サービスは凸版印刷独自の情報管理・配信サーバー、リアルタイム・レンダリングシステム、閲覧アプリケーションを基盤(プラットフォーム)とし、他の観光アプリなどとも連携できるAPI(共通のインターフェース)も提供する。共通基盤を活用することで開発コストを大幅に削減できるだけではなく、ユーザーが複数のアプリをダウンロードする手間や使い方を覚える必要がなくなる。さらに凸版印刷は、長年培ったCGやバーチャルリアリティ(以下VR)の表現技術を核にコンテンツの企画・制作から、配信、閲覧アプリケーションの開発まで、ワンストップでサポートする。 日本政府は、訪日外国人旅行者2000万人をめざし、富岡製糸場や明治日本の産業革命遺産などを中心とした日本全国に広がる歴史・文化の情報発信を強力に推進している。 それを受け、地方自治体において、観光誘客の取り組みが活性化している。特にICT技術を用いて、地域の歴史・文化を観光資源化するニーズは高まっている。  こういったニーズに対し、凸版印刷は『旅道』プロジェクト(※1)を立ち上げた。「本当の日本を知る旅」「もう一度訪れたくなる旅」をコンセプトに、様々な企業と連携し、観光立国の実現に向けた取り組みを進めている。この度、開発した「ストリートミュージアム®」は、この取り組みの一環。「ストリートミュージアム®」を活用したタイムトリップの仮想体験は、観光客に驚きと感動を与え、地域の歴史・文化に対する深い理解を導く。 ■「ストリートミュージアム®」の特長 1)サービス開発者 ・基本構成はサーバーと閲覧アプリ、これらを共通基盤として提供することで、開発期間の短縮と導入コストの削減ができる。 ・API連携で、他アプリとの連携が可能、既存コンテンツも公開可能 2)サービス利用者(訪日外国人、旅行者、地域の方) ・一つのアプリをダウンロードする事で、「ストリートミュージアム®」で公開されている全ての地域のパノラマビューが視聴できる。 ・コンテンツを紹介する多言語対応のポータルサイトを開設。これを閲覧することで旅行前(訪日前)から情報を得ることができる。 3)応用展開、将来展開 ・「VRScope®(※2)」など凸版印刷の持つ関連サービスとの連動が可能。 ・季節変化や時間変化などリアルタイムに変化するパノラマ・コンテンツの開発と公開が可能。 ■価格 管理費:年間950,000円から (※配信コンテンツの企画、制作、アプリのカスタマイズなどは別途) ■今後の展開 凸版印刷は今後、『旅道』プロジェクトとして様々な企業と連携していく中で、このGPS連動型コンテンツ配信プラットフォーム「ストリートミュージアム®」を積極的に拡販していきます。集客イベントや観光アプリへのサービス提供や、広告掲載、コンテンツ制作、配信可能なサービスエリアを海外に拡大するなど、2020年度に関連受注も含め約50億円の売上を目指す。 ※1:『旅道』プロジェクトとは、観光立国の実現に向け、「本当の日本を知る旅」「もう一度訪れたくなる旅」をコンセプトに、様々な企業と連携し、訪日外国人目線で旅の質と利便性を向上させていこうという取り組み。 ※2:「VRScope®」とは、スマートフォンに配信した360度パノラマの動画や静止画コンテンツを、立体感・臨場感あふれるVRコンテンツとして鑑賞できる、凸版印刷独自開発の専用ビューア。 ≫ニュース全文を読む

2015年10月05日
大日本印刷(DNP、北島義俊社長)は、窓から入る太陽光を天井などに効果的に反射、拡散させて、部屋全体を明るくする「DNP採光フィルム(合わせガラス用)」を開発し、10月に販売を開始する。強靭で、かつ表面の平滑さを実現した本フィルムをはさんで、2枚のガラスを接着させた“合わせガラス”は、通常のガラスよりも割れにくいという防犯機能と高い耐久性を備えるほか、高い採光機能も併せ持つことができる。 DNPは「環境・エネルギー」を成長領域のひとつと位置づけ、人々の豊かな生活に欠かせないような「未来のあたりまえ」となる製品やサービスを作り出す取り組みを進めている。 近年、省エネルギー対策として、窓に貼ることで太陽光を効果的に採り入れ、日中の室内を明るくして電力消費量削減につなげていく採光フィルムが注目されている。一方、フィルムを2枚のガラスで貼り合わせた“合わせガラス”は、通常のガラスよりも割れにくく、防犯用に使われている。この合わせガラスにおいても採光フィルムを使用し、太陽光を室内で明るくしたいというニーズがある。しかし、従来の採光フィルムは、2枚のガラス間で熱圧着する工程で、フィルム表面が傷ついたり、光を反射・拡散させるための微細加工層が接着剤で損なわれたりすることで、採光機能が下がるという課題があった。 この課題に対してDNPは、ディスプレー向け光学フィルムなどで培った光学設計や微細加工の技術を活かして、より耐久性を高めて防犯機能を持たせるとともに、合わせガラスとして貼り合わせても採光機能が損なわれない採光フィルムを開発した。 【「DNP採光フィルム(合わせガラス用)」の特長】 ・光を反射、拡散させる機能を、フィルムの表面ではなくフィルムの内部に持たせる構造にすることで、表面が平滑な採光フィルムとすることに成功した。 ・光を反射、拡散させるために使用する微細加工用の材料の光学特性を最適化することで、太陽光を効率的に取り込んで室内を明るくできるように設計した。 ・日当たりの悪い北側の窓に、本フィルムを使用した合わせガラスを設置して検証したところ、使用前と比べて室内の明るさが2倍に向上し、照明エネルギーを13%削減できた。 ・太陽光の紫外線を99%カットできるため、人体や家具、カーペットなどへのダメージを軽減する。 ・合わせガラスは、強靭なフィルムをはさんで2枚のガラスを貼り合わせることで割れにくい構造となっている。従来の採光フィルムは、表面を微細な凹凸に加工することで採光効果を発揮するが、貼り合わせ用の接着層が凹凸を埋めて採光効果が損なわれるため、合わせガラスへの使用が困難だった。同フィルムは、採光機能をフィルム内部に持たせた構成にすることで、平滑な表面を実現した。これによって耐久性も高まり、傷が付きにくく、合わせガラスへの使用が可能となった。 【今後の展開について】 DNPは、同フィルムを一般住宅、オフィスビル、文教施設、商業施設、医療施設などに提供し、2017年度までに累計で30億円の売上を目指す。また、太陽光を有効活用する多様なタイプの採光フィルムの開発を進めていく。 なお同フィルムは、10月7日(水)~9日(金)にインテックス大阪で開催される「第3回関西高機能フィルム展」のDNPブースに出展される。 ≫ニュース全文を読む

2015年09月30日
大日本印刷(DNP)と、その子会社のDNPメディアクリエイト(DMC)は、スマートフォン用アプリ「DNPカタログリーダーアプリ かざっしー」を開発し、印刷物とアプリ内やインターネット上の各種コンテンツを連動させた情報提供サービスを開始する。印刷物を利用する生活者がこのアプリで、サービス対象のページを読み取ると、誌面には掲載されていない関連情報や動画・音声などを活用した商品の魅力を伝えるリッチコンテンツが瞬時に提供される。同サービスを活用することで、企業は生活者の商品購買機会の拡大や自社サイトへの誘導がスムーズにできる。 このサービスは、シャディの新カタログギフト「BUONO TIME(ボーノ・タイム)」に採用され、2015年10月に導入予定。同アプリで対象となるページを読み取ると、商品交換サイトやレシピ紹介、Web限定商品紹介などのページを閲覧することができる。 【「DNPカタログリーダーアプリ かざっしー」について】 •DNPが生活者に無料で提供するスマートフォン用アプリ。 •アプリで印刷物の誌面を読み取ると、誌面に連動したコンテンツ一覧を瞬時に表示する。生活者は一覧の中から、コンテンツを選択することで、詳細情報やリッチコンテンツにアクセスすることができる。 【DNPが提供する企業向けサービスについて】 •企業が発行するカタログやパンフレット、雑誌などの印刷物から、アプリを通して利用する生活者をインターネット上の適切な企業情報や商品情報のWebサイトなどに誘導する。 •印刷物の誌面では伝えきれない商品やサービスの魅力を、動画や音声などを用いて、より詳しく印象的に表現することができる。 •コンテンツの表示画面を共通化しており、アプリへのコンテンツの一括登録が可能で、コストを抑えてスピーディに導入することができる。 DNPは、同サービスに関して、カタログからWebサイトへの誘導や、出版物からの動画再生、展示会での会場案内など、さまざまな用途での活用を見込んでいる。同サービスおよび関連製品により、2018年度までに累計10億円の売り上げを目指す。 ≫ニュース全文を読む

2015年09月30日
大日本印刷(DNP、北島義俊社長)は、拡張現実(AR:Augmented Reality)技術を活用し、商品をタブレット端末のカメラにかざすと、商品名や説明文などを外国語に翻訳した商品パッケージを画面上に表示するシステム「DNPパッケージ翻訳ARシステム(店頭用)」を開発した。インバウンド対応のサービスとして日用品や食品メーカーなどに向けて、9月より運用を開始する。 近年、訪日外国人の数は急増しており、2015年で1,500万人と予想されており、政府は2020年に2,000万人を目標に掲げている。また、昨年10月より食品や化粧品などの消耗品にも免税が適用されたことを受け、2015年の訪日外国人による観光消費額は第1四半期には7,000億円を超え、2020年には2万店規模への拡大が予想される。一方、消耗品を販売する店舗では、外国語の標記がないため、商品の特長や安全性、他商品との違いがわからないなど訪日外国人への対応の遅れが課題となっている。 DNPは、「知とコミュニケーション」「食とヘルスケア」「環境とエネルギー」「暮らしとモビリティ」を成長領域と位置づけ、「未来のあたりまえ」となる製品やサービスを作り出す取り組みを進めており、その一環としてインバウンド向けサービスを展開している。これまでも、インバウンドに対応した、施設案内用のデジタルサイネージのナビゲーションシステムや、タブレット端末用の接客支援アプリの配信、タブレット端末での通訳オペレーターによる案内など、各種サービスを提供している。 今回DNPは、AR技術を活かし、店内に設置されたタブレット端末に特定の商品をかざすと、中・英・仏・国語などの言語に翻訳されたパッケージが端末上に表示されるシステムを開発した。 【DNPパッケージ翻訳ARシステム(店頭用)の概要と特長】 タブレット端末に翻訳された商品パッケージのデータを事前に登録する。店頭に設置されたタブレット端末に商品パッケージの説明文などが記載されている部分をかざすと、パッケージの形状を読み取り、その商品の翻訳をパッケージ上に記載されているかの様に表示する仕組み。 同システムの特長は以下の通り。 ・AR技術の活用により、タブレット端末上であたかも外国語で印刷されたパッケージを手にしているかのような臨場感を体験できる。 ・あらかじめ翻訳したパッケージデータを表示しているため、正確な翻訳の表示が可能。 ・店頭に設置されたタブレット端末を使用するため、スマートフォンを持たない人でも利用者できる。 ・パッケージの表示内容とは別に、画面上に商品のキャッチコピーなども翻訳して表示もできるため、各言語に合わせたアピールが可能。 ・同システムが利用された時間や場所、閲覧された商品や言語などを各端末で記録しているため、今後のマーケティング活動に活用できる。 ≫ニュース全文を読む

2015年09月25日
印刷業のAR 再びよみがえる特別なプログラミング不要に  独メタイオ社が手掛ける「Junaio」が今年12月末でサービスが打ち切られるのを機に、ARコンテンツを開発するたびに必要としたプログラミングを不要として、ARシナリオの作成などコンテンツ開発そのものに注力できる新たなサービスが誕生した。  この「お手軽AR」を新規に立ち上げたのは、Junaioの推進役となってきたサイバネットシステム(東京都、代表取締役社長:田中邦明氏)で、ARサービス「cybARnet(サイバー・エーアール)」を新設して、会員制で利用する方式を打ち出したもの。  会員には無料で利用できる「Lite会員」と、より高度な機能を利用できる「Basic会員」の2種が設定され、ARコンテンツ作成を支援する統合的なサービスメニューは10月1日から提供が開始される。  ARコンテンツの開発者は、同サービスにおけるコンテンツの作成や、シナリオとコンテンツのサーバーへのアップロードを、「cybARnet開発者ポータル」から直接実行できるようになる。 これまでARコンテンツを開発するにはコンテンツごとに個別のスマフォアプリをプログラミングする必要があり、スキルとリソースが必要となっていた。その難解な部分から解放る。  また今年12月で提供中止となる世界標準的ARアプリ「Junaio」で作成したARコンテンツ資産をそのまま「cybARnet」へ移行することが出来るのも大きな特徴となっている。  ARサービス提供の開始にあたり、Basic会員の契約者1000名に有料チャネル100チケットをプレゼントするキャンペーンを実施する。これは契約期間中に会員が作成するARコンテンツ数を100個まで作成可能なサービスチケットを提供するというもの。 Lite会員とBasic会員で構成  気軽にスタートできる「Lite会員」と、便利な新機能が使える「Basic会員」に与えられるサービスの内容は次のようになっている。 ■Lite会員向けサービス ▽年会費、初期費用などは発生しない。 ▽テスト用チャネルを2チャネル利用できる。 ▽1年間利用可能なチャネルが必要な場合は、1カ月当たり300円(年契約)の有料チャネルが使える。 ■Basic会員向けサービス ▽新機能であるQRコード読み込みの手間を無くした画像検索によるチャネル呼び出し機能が利用できる。 ▽外部アプリ連携(ダイレクトアクセス)機能を利用できる。 さらに拡がるAR機能  印刷業界でAR作成を手掛ける企業は増えているが、アプリ開発に伴う面倒なプログラミングやコンテンツごとに必要とされるスマホアプリの開発作業を外注することで対応する取り組みが多いのも現状といえる。AR機能への十分な理解が無いことから一面的な機能紹介にとどまり、本来なら拡大できる営業的な広がりを果たせずに来ている。  Lite及びBasicに共通する特別なソフトやプログラミング不要のARシナリオ作成機能を利用することで、これまでとは一味異なるデジタルと紙媒体の融合技術を提供することも可能になると思われる。  同サービスの「開発者ポータル」にマーカーや画像、動画をアップロードし、ポータル上で直接,ARシナリオを作成することが出来る。特別なプログラミングやソフトウェアが不要となるためARコンテンツ開発者は「cybARnet開発者ポータル」へログインできる環境さえあれば、どこでもARシナリオの作成、編集が可能になる。 ■ロケーションベースARのサポート  スマホの位置情報を利用し、特定の街中のビルにスマホを向けるとAR画像が観られるようになる機能。観光地で戦場跡の看板に向けると合戦の様子が見えたり、プロモーションとしてビルビル内の飲食店情報が観られるようになる。 ■QRコード読み込み不要。画像検索によるチャネル呼び出し機能(Basicのみ)  cybARnetにあらかじめ登録された画像を検索し、対応チャネルを呼び出す機能がある。この機能を利用するとスマートフォン用「cybARnet」で画像をスキャンするだけで直接チャネルを呼び出すことができ、すぐにARコンテンツを再生できる。 ■外部アプリ連携機能(Basicのみ)  AppStoreやGooglePlayから、アイコンの外観をcybARnetオリジナル画像から、お客様独自の企業名やサービス名を入れたアイコンに変更できる。この点を活かして印刷物と連動させれば、印刷付加価値の強化につなげるk戸も可能になりそうだ。 ≫ニュース全文を読む

2015年09月25日
大日本印刷(DNP)の100%子会社で、電子メディアを利用した各種ソリューションを提供するDNPデジタルコムは、岩手県立大学と共同で、BLE(Bluetooth Low Energy)Beacon(ビーコン:発信機)を利用して高精度に屋内位置を測定するスマートフォンアプリ組み込み用のソフトウェア開発キット(SDK:Software Development Kit)を開発し、9月25日に発売する。 このSDKは、複数のBLEビーコンからの電波を受信し、独自アルゴリズムによってそれぞれの強度を同時に計測して、アプリを利用する生活者の現在地を高精度に測位する。これまで屋内での測位が困難とされていた大きな吹き抜け空間などでの測位精度が大幅に向上する。またこれまでは、あらかじめ電波状況を調査して測位用ビーコンの設置場所を決める必要があったが、同SDKによってその必要が無くなるため、導入時の事前の作業負荷が大幅に軽減される。 【開発の背景】 複雑な構造の大型施設や駅構内など、GPS(Global Positioning System:全地球測位システム)が利用できない屋内空間で、生活者を円滑に案内するシステムに、手軽で安価なBLEビーコンを利用したいというニーズが高まっている。DNPはこれまで、空港や商業施設での情報配信サービス、駅構内でのナビゲーションサービスなどでビーコンを使用した実証実験を行ってきた。しかし従来の方式は、1つのBLEビーコンの電波で測位を行うため、安定したナビゲーションが難しいという問題があった。 これに対してDNPデジタルコムと岩手県立大学のソフトウェア情報学部ソフトウェア設計学講座は、複数のBLEビーコンの電波強度の変化を同時に計測し、高精度な測位を実現するナビゲーションアプリ用SDKを共同で開発した。同SDKは、既に駅などの公共交通施設向けナビゲーションアプリでの採用が決定している。 【今回開発したSDKの特長】 ■生活者が向かっている方位・方向を自動判定 アプリが受信する複数のBLEビーコンの電波強度の変化を計測することで、アプリ利用者が歩いている方向を自動で判定する。例えば、AとBの2地点のビーコンの電波は、生活者の移動に合わせてそれぞれの受信強度に差が生じるため、その変化を計測することで進んでいる方向を判定する。 ■構内の吹き抜け空間でもフロア位置判定が可能 BLEビーコンを使った従来の屋内ナビゲーションアプリは、建物の構造や人の動き等で発生する電波のゆらぎによって、ビーコンの電波強度の計測が不正確となり、位置測定の精度も低くなりがちだった。同SDKは、受信可能な範囲にある複数のBLEビーコンの電波を全て受信し、電波強度の変化を正確に測定できる独自のアルゴリズムによって、吹き抜けのある空間や入り組んだ構造物の中でも高精度に現在地を判定することができる。 ■「ながらスマホ」を防止 モバイル端末に搭載されている電子コンパスなどを利用せず、BLEビーコンの電波のみで測位するため、端末を常に手に持っている必要がなく、ポケットやバッグに入れた状態でも測位が可能。 【価格(税抜き)】 測位SDKライセンス費 : iOS/Android OSともに、1つのナビゲーションアプリにつき年間50万円 【今後の展開】 DNPデジタルコムは、本SDKを駅や空港等の公共交通施設や大型ショッピングセンター等の複合施設など、大きな空間を有する施設向けのナビゲーションアプリ向けに提供し、本SDKおよび関連サービスにより、2016年度に年間3億円の売上を目指す。また、今後DNPが開発するBLEビーコンを利用したアプリに本SDKを標準実装し、さらなる普及を図る。 ≫ニュース全文を読む

2015年09月16日
 凸版印刷(東京都千代田区、金子眞吾社長)は、非接触リーダライタからの給電のみで表示書き換えが可能な電子ペーパー表示機の小型化技術を確立し、国内最小のバッテリーレス電子ペーパー表示機を試作した。(2015年8月現在、同社調べ。)  同試作品は、ドットマトリクス型の1.44インチ電子ペーパーディスプレイを搭載しながら、バッテリーレスでの表示書き換えを可能にした電子ペーパー表示機。非接触リーダライタからの無線給電による表示書き換えが可能なうえ、表示部には電子ペーパーを用いているため、一度表示した内容をバッテリーレスでそのまま保持できる。このたび、凸版印刷は、従来培ってきたRFIDの開発・製造技術により、受電・通信回路を小型化する技術を確立し、国内最小のバッテリーレス電子ペーパー表示機を試作した。  なお同試作品は、2015年9月16日(水)から18日(金)まで開催される「第17回 自動認識総合展」(会場:東京ビックサイト)のトッパンブースにて展示する。 ■小型バッテリーレス電子ペーパー表示機の特長 ・小型化を実現 RFIDの開発・製造技術により、従来は実現が難しかった受電・通信回路の小型化技術を確立し、小型でありながら受電効率を維持したバッテリーレス電子ペーパー表示機を試作した。 ・非接触リーダライタで表示の書き換えが可能 現在広く普及しているISO/IEC 14443 Type Aに準拠した非接触型リーダライタにより、表示の書き換えが可能。 ・バッテリーレスで表示を維持 表示部にはドットマトリクス型電子ペーパーを使用しており、バッテリーレスで表示を維持できる。 ■仕様 表示画面 : 1.44インチ ドットマトリクス型電子ペーパー 画素数 : 128dot×96dot 外形寸法 : 縦34mm×横52mm×厚さ7mm 通信方式 : HF(13.56MHz帯)・・・ISO/IEC 14443 Type A準拠 駆動電源 : 非接触リーダライタからの無線給電 ≫ニュース全文を読む

2015年09月16日
 凸版印刷(東京都千代田区、金子眞吾社長)は、製造から物流までトータルな製品・工程管理を実現する表示機能付きRFID「Near cross DU(ニア クロス ディーユー)」を開発。2015年12月からサンプル出荷を開始する。  「Near cross DU」は、従来の紙ベースやバーコード、近年のICタグなどが混在する製品・工程管理を1台で実現できるRFID。2.7インチ電子ペーパーディスプレイを搭載しており、数センチメートルの通信距離を持つHF帯の非接触リーダライタからの電力のみで表示を書き換えられる。またHF帯だけでなく、UHF帯にも対応しているため、約1メートル離れた場所からでも複数一括ID読み取りが可能。業務効率の改善が実現できる。さらに、温度・湿度・大気圧センサーを搭載できるため、環境データを用いた品質管理が可能になる。  なお同製品は、2015年9月16日(水)から18日(金)まで開催される「第17回 自動認識総合展」(会場:東京ビッグサイト)のトッパンブースで展示する。 ■ 表示機能付きRFID「Near cross DU」の特長 ・製品・工程管理機能を一元化 指定バーコードの自動生成機能や、HF帯/UHF帯双方のリーダライタに対応。従来の管理手法として混在していた複数の手法による管理を、それぞれ従来のインフラを活用しながら同製品に集約できるため、製造から物流までトータルな工程管理が実現できる。 ・HF帯/UHF帯RFIDのメモリ情報は同期が可能 HF帯を用いた非接触での情報読み書きだけでなく、UHF帯を用いた中距離(約1メートル程度)からの複数一括ID読み取りが可能です。HF帯のリーダライタからHF帯RFIDを介して読み取れる。 ・センシングによる品質管理 温度や湿度、大気圧センサーを搭載することで、周囲の環境データが管理できる。センサーのデータロギング機能にも対応(*)しているため、品質管理にも利用できる。   * 二次電池搭載モデルのみ ・低消費電力 電子ペーパーと独自の回路設計を用いることで低消費電力での動作を実現。電子ペーパーは約10万回の表示書き換えが可能。 ■ 仕様 ・製品寸法: 縦54mm×横110mm×厚さ 9mm ・表示画面: 2.7インチ ドットマトリクス型電子ペーパー ・RFID規格: HF(13.56MHz帯)・・・       ISO/IEC 14443 Type A、ISO/IEC 14443 Type B       ISO/IEC 15693、JIS X 6319-4 (* いずれか1種)      UHF(920MHz帯)・・・ISO/IEC 18000-6 ・センサー: 温度、湿度、大気圧 (オプション) ・給電: バッテリーレス、二次電池 (オプション) ・画素数: 264dot×176dot ・表示書き換え回数: 10万回以上 ■ 参考価格  サンプル出荷価格: 10,000円/台 ≫ニュース全文を読む

2015年09月11日
凸版印刷(東京都千代田区、金子眞吾社長)は、人間の呼気や周囲の湿度に反応して、透明な状態から多色の絵柄が浮き出る、日本初の湿度応答性カラーフィルムを開発した。偽造防止やプロモーションツールに活用される製品として、2017年3月の実用化を目指す。  湿度応答性カラーフィルムは、多層膜形成技術と湿度に反応して体積が変化(膨潤および収縮)する湿度応答性材料を活用することで実現した。フィルムは屈折率が異なる2種類の膜の多層構造により作られている。フィルム内の絵柄となる部分の、各層の表面から発生する反射光同士が重なり合うことで、絵柄を浮き出すことが可能となった。  また凸版印刷がこれまで培ってきた表面加工技術と微細加工技術を活用し、湿度による膜の体積変化を制御し、特定の色となる波長を強め合うことで、カラー表示を実現した。  なお同開発品は、2015年9月15日から9月17日まで開催される公益社団法人高分子学会が主催する「第64回高分子討論会」(会場:東北大学川内キャンパス)にて発表される。  セキュリティ分野では、ホログラムによる特殊な視覚効果を利用した偽造防止技術が主流となっているため、常に新たな視覚効果をもつ技術が求められている。  同様に、プロモーション分野においても、温度による色変化や香りがする印刷など、DM、ポスター、カタログ、POPに利用可能な新しい表現技術が求められている。  そこで凸版印刷では、新しい視覚効果や表現技術を目指し研究開発を行い、偽造防止やプロモーションツールに活用できる製品として、息を吹きかけることで透明なフィルムからカラーの絵柄が浮かび上がる湿度応答性カラーフィルムを開発した。 ■湿度応答性カラーフィルムの特長 ・湿度応答性材料を利用した表示技術  自己組織化により均一な多層膜構造を形成し、湿度応答性材料を選択的に導入して、湿度に反応する厚み変化により光の干渉を制御することで、絵柄が浮かび上がるフィルムの開発に成功した。 ・幅広い応答範囲に調整可能  多層膜構造の材料と湿度応答性材料の組成を調整することで、人の息に含まれる少量の湿気に反応させることに成功しました。湿度応答は湿度を下げることで反応前に戻る可逆変化であり、応答速度が速く1秒以内に発色することが可能。 ・微細な絵柄の表示とカラー化が可能  フォトリソグラフィ技術により、微細なパターンを多層膜構造に転写することで、湿度応答を制御して様々な絵柄を表示できる。またフォトリソグラフィ条件により湿度応答の特性が変化するため、光が干渉する波長を制御し、可視光領域内で表示色の調整が可能。 ≫ニュース全文を読む