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2017年02月01日
凸版印刷(東京都千代田区、金子眞吾社長)は、自身の体や手の動きに合わせて、デジタルサイネージに絵の具が飛び散ったような絵などが描ける体験型デジタルサイネージシステム「PaintCamera(ペイントカメラ)」を開発した。ショールームやイベントなどでの体験型販売促進ツールとして、2017年2月1日(水)から販売を開始する。  「PaintCamera」は、関節の動きを認識する骨格追跡技術とAR(拡張現実)技術を組み合わせた体験型デジタルサイネージシステム。具体的には、デジタルサイネージ上部のカメラによって映し出された自身の姿を見ながら体や手などを動かすと、その動きと連動して画面上でペイント体験ができる。絵柄は、絵の具が飛び散ったような模様や水彩画のような模様、幾何学的な模様などを設定することができ、世界に1枚の記念に残る作品を作成できる。完成した作品はその場でプリントアウトできるほか、画面上に表示されるQRコードをスマートフォンなどで読み取ることでデータとしてダウンロードも可能。  なお同サービスは第1弾として、コカ・コーラウエスト(福岡県福岡市東区、吉松民雄社長)が運営するショールーム「ハピネス・ラボ」(所在地:大阪府大阪市北区)の体験型販売促進ツールとして2017年2月1日(水)から採用されている。  デジタルサイネージは、商業施設や公共施設だけでなく、企業のショールームやミュージアムなどでも、利用者に情報を発信する媒体として利用されているが、利用者自身が参加できる体験型の利用方法が求められていた。  凸版印刷はこれまで、2人が触れ合った瞬間に自動的に撮影する「LoveCamera(ラブカメラ)」や、ジャンプした瞬間の写真を自動的に撮影する「PopCamera(ポップカメラ)」、自分の顔と合成したアバターが次々に生成される「ToyCamera(トイカメラ)」といった体験型デジタルサイネージシステムを提供。これまで培ったノウハウをもとに、その第4弾として、自身の体や手などの動きに合わせてサイネージ上に絵が描ける「PaintCamera」を開発した。 ■ 「PaintCamera」の特長 ・実際の体や手の動きに合わせてサイネージ上で自由にペイント 自身のリアルタイムの動きが投影されたデジタルサイネージで、実際の体や手の動きに合わせてダイナミックに絵を描くことができる。 ・複数人でも同時に体験可能 最大6人が同時に体を動かしても動きを認識することができるため、共同で作品を作成できる。 ・企業のブランドカラーやロゴに合わせた絵柄も設定可能 絵柄は、絵の具が飛び散ったような模様や水彩画のような模様、幾何学的な模様などを設定することができます。企業のブランドカラーやロゴに合わせたカスタマイズも可能。 ・SNSへのアップロードはもちろん、プリントアウトにも対応 撮影した写真はその場で販売促進ツールとしてプリントアウトできるほか、画面上に表示されるQRコードをスマートフォンで読み取ることでデータのダウンロードも可能。 ■ 価格 システム利用料金: 標準タイプの場合約100万円/月~ ※基本料金には機器レンタル料(PC、42インチデジタルサイネージ)、設置費用、ライセンス使用料を含む。 ※システムカスタマイズ、コンテンツ制作は別途見積もりになる。 ※常設として機器を購入する場合は別途見積もりになる。 今後、凸版印刷は、流通業界やメーカーに向けて本システムを提供、2018年に約3億円の売上を目指す。 ≫ニュース全文を読む

2017年01月31日
大日本印刷(DNP、北島義俊社長)は、展示会やセミナーなどのイベントへの顧客の招待から、来場の有無、会場での反応、アンケート回答などの情報を収集・管理する「DNPイベントマーケティング支援システム」を開発し、今春発売する。 同システムは、イベントに来場した顧客の反応を企業の担当者が会場でタブレット端末に入力することで、精度の高いデジタルデータとして情報収集し、安全性の高いクラウド環境で保管・活用する。また、得られた顧客データを、Webサイトやスマートフォンアプリ、マーケティングオートメーション(MA)ツール、営業支援システムなどと連携(オプション)させることによって、デジタルマーケティングの効果を高めていくことができる。 企業は、新製品の開発や販促の手段の一つとして、顧客と直接対話できる展示会やセミナーなどのイベントを重視している。近年は、製品・サービスに対する顧客の興味・関心の度合いなど、イベントで得た情報を活用してその後の商談に活用して受注に繋げ、潜在・顕在顧客を優良顧客に育てていく“イベントマーケティング”の取り組みが注目されている。 DNPはこれまで、イベント会場にサーバーを設置し、来場した顧客の情報を照会・確認する「来場者管理システム」や、ICタグやタブレット端末用アプリなどを使って、イベントでの顧客とのコミュニケーションをデジタルデータとして記録し、その後の営業活動に役立てるサービスを提供してきた。今回、これらのサービス提供で得たノウハウを基に、会場での操作性を高めてイベントマーケティングに必要な情報を取得しやすくするとともに、情報セキュリティに配慮したネットワークとクラウドサーバーを活用した新たなシステムを開発した。 【「DNPイベントマーケティング支援システム」の概要】 同システムは、タブレット端末用アプリとクラウドサーバーで構成されている。イベントに招待して来場した顧客の行動履歴などを企業の担当者がアプリ上で入力し、ネットワークを通じてサーバーに蓄積して、イベントマーケティングなどのデジタルマーケティングのデータ分析を支援する。主な特徴は以下の通り。 1. イベントマーケティング専用のタブレット端末用アプリ ・ 当アプリによって、招待者の会場での受付負荷などを軽減する。 ・ 入場受付から商談時のメモ、アンケート機能などを装備したタブレット端末を使用して、イベント会場の場で細かい顧客情報を取得できます。(商談メモ、アンケート機能はオプション)。 ・ 直感的に使用できるユーザーインターフェイス設計により、企業担当者の教育負荷を軽減する。 2. イベント運営業務の効率化を実現し、リアルタイムに集計可能な管理画面 ・ 他の顧客管理システムで管理している顧客データをイベントへの招待者として利用できる。 ・ 招待客の来場申込み状況を部署ごとに集計して確認できるなど、イベント前の招待業務を効率化する。 ・ イベント当日の来場状況をリアルタイムに集計できる。来場状況はタブレット端末で閲覧可能で、集客目標の達成状況の確認や、担当営業への顧客の来場の連絡などがリアルタイムに行える。 ・ 定期的に開催するイベント全体の管理もしやすく、より高度なイベントマーケティングを支援する。 3. 高度な情報セキュリティで運用しているクラウドサーバーを利用 ・ 取得した顧客データは、高度な情報セキュリティ環境にあるDNP柏データセンターのクラウドサーバーで保管するため、安心して活用できる。 4. イベントの運営支援やシステム・アプリなどのカスタマイズ要望にも対応可能(オプション) ・ タブレット端末のレンタルやアプリのセッティング代行、当日のイベント運営の支援など、トータルに対応する。 ・ イベントの規模や個別の要望に応じたシステム構成やアプリ開発にも対応可能。 【価格】 ・ システム利用(ライセンス)費:60万円~ ・ 想定要件 :来場者数5000名、イベント期間3日間程度のイベント、 システム利用期間(準備~事後データ収集)1ヶ月、機器のセッティング・利用方法の説明会1回 *〔注意〕 機器調達、オプション(商談メモ・アンケート機能、イベント運営支援、システム・アプリ等のカスタマイズ、各種システム連携など)、イベントの立会い費用等は含まない。 ≫ニュース全文を読む

2017年01月18日
大日本印刷(DNP、北島義俊社長)は、射出成形と同時にその熱圧を利用して樹脂成形品と加飾フィルムを貼り合わせる射出成形加工(以下:同時加飾成形加工)において、表面の凹凸(以下:テクスチャー)で、さまざまな触感も付与できる新型の加飾フィルムを開発した。視覚効果に加えて“触感”を付与できる新たな加飾フィルムとして、自動車などの内装材向けに発売する。 DNPは、事業の成長領域の一つに「住まいとモビリティ」を掲げ、自動車関連事業の拡大に取り組んでいる。自動車の内装材向けには、同時加飾成形加工(インサート工法・サーモジェクト工法)用や、射出成形後に加飾加工するカールフィット工法に対応した、木目や金属などのデザインの加飾フィルムを国内外の自動車メーカーに供給している。近年、この内装材に対するメーカーや生活者からのニーズは年々高まっており、デザインの視覚効果だけでなく、高級感や安らぎ、手触りや独自性など、さまざまな効果が求められるようになっている。 それに対して今回DNPは、同時加飾成形加工においても、視覚効果は言うまでもなく表面のテクスチャーを手触りで確認できる“触感”を付与できる新たな加飾フィルムを開発した。 【新型加飾フィルムの特長】 •これまで、同時加飾成形加工では、熱と圧力によって加飾フィルムが金型に押し付けられるため、表面に形成されたテクスチャーが消えてしまい、触感を得るのが困難だった。触感を付与する加工法には、樹脂成形品ができた後に大きな熱圧をかけずに加飾する真空圧空成形があるが、今回、自動車の内装材で主流となっている同時加飾成形加工で触感を付与できる加飾フィルムを開発した。 •フィルム構成を見直し、熱圧を吸収する保護層を設けることにより、同時加飾成形の加工後でも表面のテクスチャーを維持し、触感を付与することが可能。 •主流の製造方法としてコスト面で優れている既存の同時加飾成形加工に対応しており、従来と比べて、低コストで触感を付与することができる。 •金型でテクスチャーを成形する方法と比較して、加飾フィルムを変えることでさまざまなパターンのテクスチャーを付与することが可能となり、柄の自由度が向上する。 【同時加飾成形加工でも凹凸を保つ新型加飾フィルムの製造プロセス】 成形工程において、熱と圧力を加飾フィルム表面の保護層が吸収し、成形後に表面保護層を除去することで、フィルム表面の凹凸を維持した成形品が完成する。 DNPは、今回開発した新型の加飾フィルムを、自動車やバス、航空機などのモビリティ向けに販売し、2020年度に年間50億円の売上を目指す。 また同製品を、1月18日(水)~20日(金)に東京ビッグサイトで開催される「オートモーティブワールド」のDNPブースに出展する。 ≫ニュース全文を読む

2017年01月18日
大日本印刷(DNP、北島義俊社長)は、耐候性、耐摩耗性に優れた「DNP超耐候ハードコート転写フィルム」の加工性を改良し、自動車のサンルーフなどに対応できる曲面樹脂ガラスを開発した。 DNPは、事業の成長領域の一つに「住まいとモビリティ」を掲げ、自動車関連事業の拡大に取り組んでいる。例えば、自動車の内装用の加飾フィルムや車載ディスプレー用の視野角制御フィルム等を提供しているほか、ドア用のサイドバイザーで高い国内シェアを持つDNP田村プラスチックを2015年8月に子会社化するなど、自動車関連部材の新製品開発を強化している。 近年、環境や安全に対する生活者の意識が高まるなか、世界的に自動車のCO2排出量規制などが強化される傾向にあり、各自動車メーカーはその対応に追われている。排出ガスの低減や燃費の向上には車体の軽量化が有効であり、ポリカーボネートなどのプラスチック製の樹脂ガラスは、耐衝撃性や断熱性に優れるほか、珪酸による一般のガラスと比べて重さが約半分と軽いため、軽量化が求められる自動車に使いたいというニーズが高まっている。 このニーズに対してDNPは、独自の技術を活用し、樹脂ガラス用の「DNP超耐候ハードコート転写フィルム」を開発した。このフィルムはポリカーボネートなどの樹脂の表面に転写することで、太陽光や風雨などに対する耐候性と傷などへの耐摩耗性を向上させるもので、DNPはこの製品を転写した樹脂ガラスを2016年2月に発売し、産業用途向けに上市している。今回は、自動車等で求められる曲面形状に対応するために、同フィルムのハードコート層を更に改良し、従来品の課題であった曲面への追従性を向上させ、自動車のサンルーフなどに使用可能な曲面樹脂ガラスを開発した。これにより、曲面の最大直径160mmの円弧(半径80mm)までの曲げ加工が可能となった。(同社独自の方法に基づく) 【曲面樹脂ガラスの特長】 •ポリカーボネートなどの樹脂の押出しと同時に同フィルムを転写し、その後に曲げ加工を行う。そのため、成形した後にスプレー塗装などでハードコート層を形成する従来の方法と比較して、加工コストを抑えるとともに製造工程の短縮が可能となる。 •重量は一般の珪酸ガラスの約半分と軽量。 •一般のガラスと同等の透明性を保持している。 •最大、直径160mmの円弧(半径80mm)までの曲げ加工が可能で、自動車のサンルーフなどの曲面形状で利用できる。 •耐衝撃性が高く、一般のガラスと比べて割れにくいため、安全面で優れている。 曲面樹脂ガラス製品 DNPは同フィルムを使用した曲面樹脂ガラス製品を、自動車やバス、鉄道車両などのモビリティ用途で販売し、2020年度に年間50億円の売上を目指す。 DNPは、事業の成長領域のひとつ「住まいとモビリティ」で、住宅やオフィス、学校や商業施設のほか、自動車や電車などを含めたさまざまな空間での快適性の確保や、いつでもどこでも安全に利用できる情報サービスのセキュリティ性の確保などに努めている。 同曲面樹脂ガラス製品を、1月18日(水)~20日(金)に東京ビッグサイトで開催される「オートモーティブワールド」のDNPブースに出展する。 ≫ニュース全文を読む

2017年01月16日
凸版印刷(東京都千代田区、金子眞吾社長)は、写真がそのまま発色するように鮮やかに発色するカラーホログラムで、世界最高クラスの広視域を実現した「フォトカラーワイド」を開発した。模倣品被害を抑制するライセンス用途向けに、2017年1月より販売を開始する。  カラーホログラムとは、写真のように実物に近い色をホログラムで再現する。ホログラムを正面から覗き込むと写真のように鮮やかな色で発光する。 「フォトカラーワイド」は、従来のカラーホログラムのように真正面からだけでなく、斜めからみても写真のように鮮やかに発色するホログラム。凸版印刷が従来培ってきたナノ単位の光学設計と、その設計を実現するエレクトロンビーム(EB)描画技術を応用。左右の視域をそれぞれ約5°ずつ拡大し、世界最高クラスの広視域を実現した。同製品と同等の広視域なホログラムを製造するには、高い専門技術が必要であり模造が困難なため、模倣被害の抑制が期待できる。また、美粧性が高く、高級感を演出できるなど商品ブランドの価値向上にも貢献できる。  近年、模造品の流通は世界的に拡大しており、その被害額は全世界で年間約177兆円に上るとも言われ、その内容も多様化している。模造品が流通し続けることで、真正品の売り上げ減少やブランド価値の低下を招く恐れがあるため、企業は偽造防止への対応が求められている。  こうしたニーズに応える偽造防止ツールとしてホログラムは広く普及しています。同時に、昨今ではセキュリティ性だけでなく、セールスプロモーション用のツールとしても活用できるアイキャッチ性と美粧性を兼ね備えたホログラムの開発が求められている。  このたび凸版印刷は、このニーズに応える、写真のように鮮やかに発色するカラーホログラムで、世界最高クラスの広視域を実現した「フォトカラーワイド」を独自開発。同製品の製造には高い専門技術が必要であり模造が困難なため、模倣被害の抑制が期待できる。また、セキュリティ性が高いだけでなく、美粧性も高いため、店頭での商品ブランドの訴求にも効果的。 ■ 「フォトカラーワイド」の特長 ・高度なセキュリティ性で模造を抑制 凸版印刷の光学設計技術やEB描画技術により、左右の視域をそれぞれ約5°ずつ広げ、世界最高クラスの広視域を実現。本製品と同等の広視域なホログラムを製造するにはナノレベルの画素単位で描画する高い技術が必要であり、模造は極めて困難なため、模倣被害の抑制が期待できる。 ・写真のように鮮やかな発色で店頭訴求力を向上 RGBに対応する画素の輝度と回析方向をコントロールすることによって可能となった光の加法混色で、写真がそのまま発色するように鮮やかな色づかいを再現。写真的な要素が強い自然の風景や人の肌や皮膚などの色を表現することが可能なため、企業が伝えたいイメージを効果的に表現できる。 ■ 価格 約2.5円/枚 (※100万ロット製造時、ラベル形状の場合。)  凸版印刷は今後、本製品をライセンス用セキュリティホログラムとしてだけでなく、美粧性を活用したセールスプロモーション用ホログラムとしても展開。2017年度に約1億円の売上を目指す。 ≫ニュース全文を読む

2017年01月12日
凸版印刷(東京都千代田区、金子眞吾社長)は、ワインのコルク栓引き抜きや不正な穴開けを検知できるICタグ「CorkTag(コルクタグ)」を開発した。偽造ワインや不正な詰め替えからのブランドプロテクション用途として、国内外の高級ワイン醸造メーカーに向け、2017年1月中旬より本格的な販売を開始する。  同製品は、ワインのコルク栓を外側から覆うラベル形状のNFC対応ICタグ。アンテナ回路とは別に上面・側面にそれぞれ断線を検知する回路を持っているため、コルクの引き抜きはもちろん、上部に針で小さな穴を開けただけでも開栓を検知し、その履歴をICチップ内に記録する。通常、ICタグはアンテナ回路が断線すると破損して通信ができなくなるが、検知回路が断線した後もICタグとして機能する特殊ICチップを採用。またNFCに対応しているため、スマートフォンでも製品の開栓/未開栓の確認が可能。また、消費者が開栓した後にも、スマートフォンでICタグを読み取ることで、産地情報の提供やキャンペーンWebサイトへの誘導が可能なため、マーケティング活用も可能。  なお同製品は本格販売に先立ち、認証セキュリティ事業を手がけるSelinko SA (本社:ベルギー、CEO:Patrick Eischen氏)と共同で開発したブランドプロテクションシステムとして、フランス・ブルゴーニュ地方の高級ワインメーカー「ドメーヌ・エマニュエル・ルジェ」で採用。2016年12月より順次出荷されている。  近年、模倣品や海賊版の流通は世界的に拡大しており、その年間被害額は約177兆円にのぼると推計、その内容も多様化している。ワインや蒸留酒も偽造被害の対象となっており、模倣品や偽造品が流通し続けることで、真正品の売上減少やブランド価値の低下を招く恐れがある。  ワインの場合、一度コルク栓を抜いて中身を入れ替えるだけでなく、コルク栓を抜かずに専用針で天面に小さな穴を開けて中身を入れ替えるといった悪質な手法による被害も増えており、その対処方法が課題になっていた。  凸版印刷は今回、この課題を解決するワイン向け開栓検知機能付きICタグラベルを開発。コルク栓の引き抜きはもちろん、コルク天面への穴開けも感知できるため、偽造品・模倣品の抑止に効果的。またスマートフォンでの読み取りが可能なNFCに対応しているため、スマートフォンで手軽に開栓/未開栓の判定が可能な他、消費者向けの情報提供ツールとしても活用できる。 ■ CorkTagの特長 ・断線を検知可能な特殊なICチップを採用 通常のICタグは回路の一部が断線すると読取不能となってしまうが、同製品には特殊なICチップを採用し、通信用アンテナと断線検知用回路の2つの回路を備えている。そのため、検知回路の断線で開栓を検知する仕組みながら、断線してもICタグとしての機能を保持できる。開栓記録はもちろん、トレーサビリティ情報からマーケティング情報までの情報を、消費者が開栓した後まで提供できる。 ・不正な穴あけの検知も可能 断線検知回路を持つICチップの採用と、凸版印刷が独自に開発したアンテナ構造により、コルクの引き抜きはもちろん、天面への穴開けも検知できるため、偽造品や不正詰替えの抑止に効果的。 ・スマートフォンで読み取り可能 同製品はNFCに対応しているため、スマートフォンでの読み取りが可能。そのため特別な読み取り機器を導入しなくても、誰でも簡単に情報を読み取ることができる。 ■ 価格 約90円/枚 (※30万ロットの場合)  今後、凸版印刷は同製品を、高級ワインを取り扱うワインメーカーに向け拡販、2018年度に約50社での採用を目指す。 ≫ニュース全文を読む

2017年01月12日
大日本印刷(DNP、北島義俊社長)は、ジュースや酒などの液体紙容器のキャップと中栓を一度の動作で同時に開けることができる「DNPキャップ・中栓同時開栓注出口(液体紙容器用)」を開発した。 キャップと一緒に中栓も開けられる注出口は、業界で初めてであり、高齢者をはじめ、多くの人にとって手軽で開栓しやすいユニバーサルデザイン。 【「DNPキャップ・中栓同時開栓注出口(液体紙容器用)」の特長】 従来の液体紙容器の注出口は、キャップの内側にプルリング付の中栓があり、開ける際にプルリングに指が入りにくく、引き抜く際に強い力が必要などの理由で、高齢者や女性などにとっては開けにくいという課題があった。このような課題を解決するためDNPは、できるだけ多くの人が使いやすいユニバーサルデザインに配慮し、プルリングが無い全く新しい注出口を開発した。 ●開栓が容易な注出口 キャップを回して開けるだけで、同時に中栓も開けることができる。「カチッ」という音で中栓が開いたことが確認できる。 ●プルリングがない注出口 中栓をプルリングで開ける必要がないため、従来の「指のかかりにくさ」「開栓に力が必要」「開栓時の液はね」などの課題が解消される。また注出口に手が触れないため、衛生的にも優れている。 ●開栓時にゴミが出ない注出口 開栓時に中栓がキャップと一体になるため、プルリングのゴミが出ない。 今後、DNPは、「DNPキャップ・中栓同時開栓注出口(液体紙容器用)」を主に酒類メーカーなどに販売し、2020年に年間10億円の売上を目指す。 ≫ニュース全文を読む

2016年12月16日
共同印刷(東京都文京区、藤森康彰社長)は、印刷紙面の文章レイアウトを分析し、より読みやすい紙面を提案する「組版サポートツール」を、東京女子大学の小田浩一教授との共同研究で開発した。同ツールの使用により、年代に合わせた“読みやすい印刷物”の作成が可能となる。 同社は、この「組版サポートツール」を、小さくても読みやすいUD フォント「小春良読体(こはるりょうどくたい)」、高齢者の色の見え方を考慮して読みやすい配色に色変換する「配色サポートツール」とともに活用し、“より読みやすい”印刷物の提案に取り組んでいく。 印刷物は、製品の説明書や販促物など多様な場面で用いられている。しかし、限られたスペースに必要な情報を記載するため文字が小さくなり、高齢者にとっては読みづらいという課題があった。また、文章レイアウトについても、紙媒体になじんだ高齢者とスマートフォンの画面に慣れた若年者では読みやすいと感じるデザイン特徴が異なる可能性があった。 こうした点を解決し、“利用者の年代を考慮した読みやすい文章レイアウト”を学術的根拠に基づいて実現するため、東京女子大学の小田研究室と共同研究を行った※。その結果、若年者と高齢者では読みやすい行長・行間に違いがあることが明らかとなった。 この研究を元に開発したのが、利用者の年代を考慮して、横書き文章のレイアウトの読みやすさを評価する「組版サポートツール」。同ツールでは、対象のPDF から文章を抽出し、行長・行間・文字サイズによる読みやすさを年代別に分析する。読みにくいと判断された文章に対する改善案が提示できるため、ターゲット年代に合わせた“より読みやすい印刷物”の作成が可能。現在は、同社が小田研究室と共同開発したUD フォント「小春良読体」を使用した文書のみ分析が可能だが、順次、他のフォントにも対応していく予定。 ※年代によって読みやすい文章レイアウトの特徴に違いがあるかを調査するため、被験者の年代に応じて文字サイズを最適化したうえで行長と行間を変更した文章を各種用意し、読書評価実験を実施 ≫ニュース全文を読む

2016年12月14日
大日本印刷(DNP、北島義俊社長)は、スマートフォンなどに搭載されている点光源のLEDを照射すると、表面に文字や絵などが浮かび上がり、真贋判定できる新しいタイプのホログラム製品「DNPホログラム LED判定」を開発した。本年12月に販売を開始する。 自動車部材や工業部品、医薬品や化粧品などのメーカーは、模造品や海賊版の市場への流入を防ぐためにホログラムを使用し、真贋判定を行っている。従来は、顕微鏡や特殊なフィルムなどを通してホログラムを見ることで真贋を判定する方法はあったが、これらのツールを全ての販売店や税関に加え一般消費者に配布することは難しく、より簡単に真贋判定できる手法が求められていた。 このニーズに対してDNPは、ハンディタイプLEDやスマートフォンなどに搭載された点光源のLEDを照射することで、表面に文字や絵が浮かび上がり、真贋判定を容易に行える新型ホログラムを開発した。 【同製品の特長】 ○ホログラムに微細な凹凸形状を施しており、この凹凸形状にLEDの点光源の光を当てると、文字や絵柄が浮かび上がる構造。 ○ハンディタイプLEDやスマートフォンなどに標準搭載されているLEDを使って真贋判定*ができるため、顕微鏡や特殊フィルムなど、特別なツールの普及にかかる労力やコストを省くことができる。 ○ホログラムの真贋判定の状況をスマートフォンなどのカメラで撮影し、それをメールで送付することで、遠隔地にいる関係者間でも情報共有できる。 ○従来の工程を変えずに新タイプのホログラムを製造できるため、従来から大きくコストを上げることなく導入できる。 ○マイクロ文字など従来からあるホログラムのセキュリティ要素と組み合わせることで、更にセキュリティレベルを向上させることができる。 *LEDの種類や撮影環境により真贋判定が困難な場合がある。 【今後の展開】 DNPは自動車部品や工業部品、医薬品や化粧品のメーカーなどに同製品を販売し、2017年度に3億円の売上を目指す。 DNPホログラム LED判定 LEDを当てると、 文字や絵柄が浮かび上がる。 DNPホログラム LED判定 ≫ニュース全文を読む

2016年11月29日
 凸版印刷(東京都千代田区、金子眞吾社長)は、使用後の解体が容易な口栓付き紙パック容器「EP-PAK(イーピーパック)オルカット(以下 オルカット)」で、簡単に分離できる口栓の新製品「トルキャップ」を開発した。飲料や酒類業界向けに、2017年3月より販売を開始する。  「オルカット」は、凸版印刷が開発した口栓付き紙パック「EP-PAK」で、頭部下のミシン目に沿って前後に折り曲げて手で引き裂くだけで、簡単に分別できる環境配慮型パッケージ。従来のEP-PAK同様、内容物の保護性に優れ、常温での長期保存が可能であり、また既存の生産設備に部分的な改造を加えるだけで導入できる点も評価されている。  今回開発した新製品「トルキャップ」は、口栓の土台となる部材に独自の特殊加工を施した口栓。「オルカット」の機能で分離した頭部を左右の中心で二つに折り曲げるだけで、口栓を固定している土台部分が破断。頭部をねじ切ることで、簡単に取り外すことができる。これにより、従来廃棄時の分別が難しかった口栓付きの頭部も、紙とプラスチックへの簡単分別を実現。さらに環境適性の高いパッケージの提供が可能になった。 ■ 「トルキャップ」の特長 ・手で簡単に分別可能 口栓付きの頭部を手で引き裂き、その土台部分を中心にして折り曲げる力を加えることで、特殊加工を施した口栓の根元が割れる仕組みを実現。手でねじるだけで取りはずすことができる独自構造の開発に成功した。 ・廃棄適性が向上 従来分別が困難だった頭部を紙とプラスチックとに分けられるため、廃棄適性が向上した。 ・既存の生産ラインに対応 新規での生産設備導入はもちろん、既設の充填生産機で対応できるため、既存製品からの切り替えも容易。 ■ 価格 従来のEP-PAKとほぼ同等の価格を維持している(※設備費用を除く)。 ≫ニュース全文を読む