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2021年06月24日
 大日本印刷株式会社(DNP)は、AI(人工知能)を活用して、子どもたちに「知ることの楽しさ」を伝えて、興味・関心を育む「魔法のような虫めがね(仮称)」のプロトタイプを開発した。同プロトタイプは、2020年12月に発表した同デモ機*1の後継機で、スマートフォンを使用して「親子の絆」を深めるコミュニケーションの実現を目指している。 今回、子どもの興味・関心を育み、「知る楽しさという読書体験」を提供していくため、2021年6月26日(土)・27日(日)・7月3日(土)・4日(日)の10~18時に、アカチャンホンポ TOC店(東京都品川区)で開催する「BabyTech TOUCH(ベビーテック タッチ)in akachanhonpo」*2で、実証実験を実施する。 「魔法のような虫めがね(プロトタイプ)」 【「魔法のような虫めがね」プロトタイプの特長】 ○「魔法のような虫めがね」は、AIを搭載した専用の「虫めがね」を本などにかざすと、文字・絵・写真・イラストなどをAIが認識し、その内容を音声や音楽で教えてくれる「魔法のような」情報機器。 ・「虫めがね」で絵本を覗くと、文字や場面を認識して、最適な朗読音声やBGMを再生する。 ・「虫めがね」で絵本や物体を覗くと、そのモノを認識して、最適な効果音や説明文を再生する。 ・子どもが覗いた内容をアーカイブとして保存し、親等のスマートフォンのアプリで参照できる。 ○2020年12月のデモ機は、かざしたものを認識する機器と音を鳴らすコントローラーの2つで構成されていましたが、今回のプロトタイプは、スマートフォンと連動させて、スマートフォン側で負荷のかかる処理を行うことで、機器をより安価にするとともに、小型化して持ち運びやすくした。 ○市販の絵本や図鑑などをそのまま利用することが可能。子どもが気になったものに「魔法のような虫めがね」をかざすと、絵本であれば音声やBGMが、図鑑であれば生き物の鳴き声や乗り物の音、説明の音声などがスピーカーから聞こえてくる。 ○「魔法のような虫めがね」で子どもが見た画像等の記録を親のスマートフォンに送信し、さらにクラウドに送信して蓄積する。親は自分のスマートフォンで、子どもが見た画像等に対応する音声を聞くことができる。また今回、子供の行動のライフログを参照する機能、子どもの興味・関心を分析する機能を追加した。こうした機能により、子どもが見ている世界や関心を共有でき、親子のコミュニケーションのきっかけ作りや深掘りにつなげていく。 【「魔法のような虫めがね」の想定活用例】 ○自宅や幼稚園・保育園での学び : 絵本や図鑑にかざすことで、文字やモノを覚え、学ぶ意欲や興味・関心を引き出す。 ○英語学習 : 教材や身近なモノにかざし、英語の音声を返し聞き、英語学習に取り入れる。 ○美術館・博物館での解説 : 美術品などにかざすことで、美術品に隠れた情報(逸話など)を「発見する体験」を提供する。 【体験型ショールーミングイベント「BabyTechTOUCH」内で実証実験を実施】 「魔法のような虫めがね」プロトタイプを活用した実証実験として、体験型イベントを「BabyTech TOUCH(ベビーテック タッチ)in akachanhonpo」の期間中(6月10日(木)~7月9日(金))の土日に行う。この実験は、ユーザーの体験価値の検証や機器のユーザビリティの検証などを目的としています。 ○実証実験実施日時 : 2021年6月26日(土)・27日(日)、 7月3日(土)・4日(日)の10時~18時 ※店舗の営業時間とは異なるので注意ください。 ○場所 : アカチャンホンポ TOC店(東京都品川区西五反田7丁目22−17 TOCビル5F) ○アクセス : JR山手線・都営地下鉄「五反田駅」徒歩8分、東急池上線「大崎広小路駅」徒歩6分 ○参加方法 : 参加費は無料で、予約は不要。 【今後の展開】 社会全体でDXの流れが加速するなか、DNPはサービスデザインから実際の製品・サービス開発まで実現できるDX人材の育成やチームづくりを推進しており、同プロトタイプもその一環で生まれた。また、注力事業として「データ流通関連」「IoT・次世代通信関連」の事業に取り組むなかで、長年培ってきた出版業界との関係を活かしたサービスの開発や教育分野への展開にも注力している。 DNPは今後、「魔法のような虫めがね」を活用した新しい読書体験の拡大に向けて、共創パートナーを募り、読み聞かせや子どもに関するイベントでの実証実験を繰り返しながら、事業化を推進する。 *1 AIを活用して絵本から音が飛び出してくる「魔法のような虫めがね」のデモ機を開発 : 2020年12月2日リリース https://www.dnp.co.jp/news/detail/10158928_1587.html *2 「子育てのパートナー」となるテクノロジーを探す体験型ショールーミングイベント「BabyTech TOUCH」を開始 2021年5月13日リリース https://www.dnp.co.jp/news/detail/10160856_1587.html ≫ニュース全文を読む

2021年06月24日
 共同印刷株式会社(東京都文京区、藤森康彰社長)は、層構成の一部に植物資源由来のプラスチ ック(バイオマスプラスチック)を使用した IC カード「エコキャリア™」を開発した。脱炭素社会を実現するべく、共同 印刷グループの環境ビジョンに基づき、カード事業においても地球温暖化の原因となる大気中の CO2 濃度上昇を抑 制することに貢献する。 【環境配慮のコンセプト】  カードの製造や廃棄(焼却)の際に発生する CO2 を原材料となる植物資源の光合成により吸収することで、資源 循環(カーボンニュートラルの概念による循環)をめざす。 【エコキャリア™の特徴】 1. カード市場への導入容易性 カード事業者様で多くの採用実績がある PETG ※1 と同じように使用することができる。 2. 耐久性の確保 原材料は植物資源由来だが、生分解性を持たせず、IC カードの関連規格にも適合している※2。 ※1 グリコ―ル変性の PET ※2 カードの ISO 規格や業界規格を同社にて試験した結果となります 当社は、今後も環境に配慮したカード製品の開発に取り組み、製品ライフサイクルを通じた循環型社会の実現をめざしていく。 ≫ニュース全文を読む

2021年06月23日
大日本印刷株式会社(DNP)は、酸素や水蒸気等のバリア性を備え、メタリック調の意匠・デザインを実現し、液体の内容物に対応可能なポリプロピレン(PP)の単一素材(モノマテリアル)のフィルムパッケージを開発した。この製品は、複数の素材からなる通常のフィルムパッケージと同等のバリア性を備えており、今回、世界的な消費財メーカーのColgate-Palmolive Company(以下:コルゲート社)の性能要求を満たしたシャンプーとコンディショナーの小袋(サシェット)にて採用された。同製品は、東南アジア市場で販売されている。 コルゲート社で採用された商品 【PPのモノマテリアル包材開発と採用の背景】 海洋プラスチックごみ汚染問題をきっかけのひとつとして、使用後のプラスチックを資源として再利用するリサイクルの取り組みが全世界で加速している。特に、欧米のグローバルメーカーの多くは、環境方針として、パッケージを100%リサイクル可能にすることを宣言しており、コルゲート社は、2025年までに同社のプラスチックパッケージの全てをリサイクル、再利用、もしくは堆肥化可能にすることを表明している。 DNPは、食品や日用品等に向けて、多様な機能を持たせることでリサイクル性を高めたモノマテリアル包材を2018年から開発・提供しています。今回開発したPPモノマテリアル包材は、コルゲート社の開発評価の協力を経て、採用に至った。 本製品は、現在コルゲート社が販売しているアルミ蒸着PETを使用したメタリック調のフィルムパッケージのサシェットと同等の物性と外観で、モノマテリアル化を実現している。高いバリア性を有し、香りも保持できるうえ、既存の充填機で生産が可能で、意匠性を実現していることなどが高い評価を受けた。 【今回開発したPPのモノマテリアル包材の特長】 ○DNP独自のコンバーティング技術*1を活かし、アルミ箔を使わなくても酸素や水蒸気に対する高いバリア性を実現している。PPのモノマテリアルで、そのフィルムに複数の機能を付加して積層させることでリサイクル性を高めたパッケージ。 ○アルミ蒸着PETを使用しているフィルムパッケージと同等のメタリック調の輝きを実現する。 ○液体にも使用可能で、シャンプーやコンディショナー等の日用品のほか、食品・粉末飲料・粘り気のある粘調物など、多様な用途に使用できる。 ○軟包装業界における循環型経済を推進する欧州のコンソーシアム「Circular Economy for Flexible Packaging(CEFLEX)」のガイドラインに準拠した設計が可能。また、ドイツのリサイクル認定業者であるInterseroh社によるリサイクル適性の認証も受けており、「Made for Recycling」マークを取得している。 ≫ニュース全文を読む

2021年06月18日
 凸版印刷株式会社(東京都文京区、麿 秀晴社長)は、高級感を表現できる金属調加飾を施しながらもNFC(※)タグに求められる通信性能も維持した、高意匠NFCラベルを開発した。   同製品は金属調加飾による高い意匠性の実現に加え、NFCが金属による通信影響を受けやすいという課題に対応し、印刷加飾技術や箔のデザインパターン、アンテナ設計等の技術を組み合わせることで通信性能の維持を実現したNFCラベル。  近年のNFCタグ需要の高まりに伴い、当社では用途拡大の取り組みの一環としてNFC タグの高意匠化を進めており、今回は金属調加飾技術を用いた2つの製品をラインアップしました。今後も高意匠シリーズとして、異なる技術を用いた新たな製品展開を計画している。 同シリーズの展開により、パッケージに高いデザイン性が求められる高級酒、高級化粧品などのブランド製品における、NFCラベル採用時の意匠課題を解決するとともに、NFC機能を活用した製品のID管理や顧客サービスの提供を可能とする。  なお本製品は、2021年6月23日(水)に開催されるスマートパッケージの国際会議「AIPIA Asia Summit 2021」と、7月7日(水)、8日(木)に開催されるラグジュアリーブランド向けパッケージの国際展示会「Luxe Pack Shanghai 2021」の凸版印刷ブースに出展される。 NFCラベルサンプル(左:金属調装飾タイプ、右:金属調鏡面タイプ) ■ 開発の背景  従来、商品管理や真贋判定などに使用されるRFIDタグ・QRコードラベル等の製品は、その目的の観点からタグ・ラベル自体に高意匠性を付与されることが少なく、また貼付対象のデザインを損なわないような位置に貼付されることが一般的だった。  しかし、現在はスマートフォンの普及などにより、消費者に対しNFCタグを使用して商品体験を提供することへの需要が高まってきたことから、より消費者がアクセスしやすいNFCラベルの配置が検討されると同時に、商品デザイン性の維持も重要となり、NFCラベル自体により一層の意匠性やデザイン性が求められている。  本製品はそのようなニーズに合わせ、金属調加飾による意匠性の高いNFCラベルの開発を実現。特にパッケージのデザイン性が重視される高級酒や高級化粧品などのブランド製品において、NFCラベルを貼付することによるデザイン性の棄損を心配することなく、NFC機能を活用した製品のID管理や、商品情報の提供、真贋判定、デジタルプロモーションなどの顧客サービスの提供が可能となる。 ■ 製品の特長 ・加飾印刷技術の応用により高いデザイン性を追求  高級紙器の高意匠デザイン表現に用いられる様々な加飾印刷技術を複合・活用し、高級感のあるラベル印刷表現を実現した。  また、金属調装飾タイプでは箔押しのデザイン設計、金属調鏡面タイプでは金属蒸着材料をそれぞれ工夫する事で、NFCタグの通信性能の保持を可能とした。 ・NFC通信性能を最適化するアンテナの設計  一般的にRFIDタグは、金属素材により通信の阻害・性能低下などの影響を受ける性質を持つ。同製品は、その性質を考慮した金属調加飾技術の採用に加え、NFCタグのアンテナ設計の技術的知見を活かし、金属調加飾を施していてもNFCタグとしての通信性能を十分に確保できる製品設計を行っている。 ■ 製品ラインアップ  今回、金属調加飾による高意匠NFCラベルとして以下の2つの製品を開発した。 ① 金属調装飾タイプ  デジタル印刷による金属箔転写と他印刷との複合化による金属調加飾デザインを付与したモデル。 箔版が不要なため、意匠性の高いデザインを低コスト・短納期で対応できる。 金属調装飾タイプ ② 金属調鏡面タイプ 金属蒸着を使ってラベル全面を金属鏡面調に仕上げたモデルです。ゴールドやその他メタリックカラーの色調再現、マット調仕上げ等も可能。 金属調鏡面タイプ ■「AIPIA Asia Summit 2021」について 名称: AIPIA Asia Summit 2021 会期: 2021年6月23日(水) 会場: InterContinental Shanghai Hongqiao NECC(国家会展中心上海洲际酒店) テーマ:「数字化时代下的活性与智能包装新发展」(New Development of Active and Intelligent Packaging in the Digital Age) 主催: Active & Intelligent Packaging Industry Association(本部:オランダ ユトレヒト市) 公式サイト: https://events.bizzabo.com/AIPIA-China(英語) ■「Luxe Pack Shanghai 2021」について 名称: Luxe Pack Shanghai 2021 会期: 2021年7月7日(水)~8日(木) 会場: Shanghai Exhibition Center(上海展覧中心) 主催: Luxe Pack(本社:フランス オヨナ市) 公式サイト: https://www.luxepackshanghai.com/(英語・中国語) ■「Erhoeht-X™(エルへートクロス)」について  「Erhoeht-X™(エルヘートクロス)」とは、凸版印刷が全社をあげ、社会や企業のデジタル革新を支援するとともに、当社自体のデジタル変革を推進するコンセプト。  「エルヘート」は、当社創業の原点である当時の最先端印刷技術「エルヘート凸版法」から名付け、語源であるドイツ語の「Erhöhen(エルホーヘン)」には「高める」という意味がある。 凸版印刷は、これまで培ってきた印刷テクノロジーの更なる進化とともに、先進のデジタルテクノロジーと高度なオペレーションノウハウを掛け合わせ、データ活用を機軸としたハイブリッドなDX事業を展開し、社会の持続可能な未来に向けて貢献していく。 ※NFC(Near Field Communication) ISOで規定された国際標準の近接型無線通信方式で、タイプA、タイプB、FeliCaの通信方式に対応し、非接触ICカード機能やリーダ/ライタ機能、機器間通信機能などが利用できる。 ≫ニュース全文を読む

2021年06月16日
 凸版印刷株式会社(東京都文京区、麿 秀晴社長)と、株式会社JTB(東京都品川区、山北 栄二郎社長)は、両社が製作したオリジナル映像教材と、凸版印刷の遠隔体験技術「IoA仮想テレポーテーション」を活用した学習素材を組み合わせた、修学旅行の事前学習プログラム「修学旅行オンライン事前学習プログラム~テレポーテーションto沖縄~」を新たに開発した。  具体的には、凸版印刷とJTBが新たに製作した沖縄の平和をテーマとするインタビュー形式の映像教材と、凸版印刷が提供する遠隔体験用デバイス「IoANeck™(IoAネック)」を装着した現地のファシリテーターが、遠隔地にいる生徒にその場にいるかのような感覚で同時体験を提供できる学習素材とで構成されたオンラインプログラム。修学旅行で訪れる場所に関する知識のインプットと同時に、現地訪問時の関心や理解を深め、学習効果を最大化させることを目指します。2021年7月1日から全国の学校に向けて提供を開始する。 ■ 背景  変革する学校教育現場において、課外活動の重要性が叫ばれている。特にその集大成である修学旅行では、訪問先の文化や自然に触れて、体験し、見聞を広める学習機会として、探究活動をはじめとした今求められる教育に関連付けて、旅行を実施する学校が急増している。  そのような中、修学旅行中の学習効果を高めることや、修学旅行での学びを、その場限りの断片的なものにならないようにする為に、価値のある事前学習プログラムを求める声が、学校教育現場で増えてきている。特に様々な活動が制限されるこの状況下において、オンラインでのプログラムを求める声がよく聞かれる。  この状況を踏まえ、凸版印刷の持つ遠隔体験技術「IoA仮想テレポーテーション」と、JTBの持つ修学旅行の企画運営ノウハウを融合させ、修学旅行の事前学習向けプログラムを開発。修学旅行で訪れる場所に対する関心や理解を深め、学習効果を最大化させるオンライン事前学習プログラムとして、学校向けに提供を開始する。 ■ 「修学旅行オンライン事前学習プログラム」の一例 テーマ 平和 所要時間 約80分 内容 ・STEP1: オリジナル映像学習(25分)  戦争講話者の第一人者である中山きく先生にインタビューをした特別映像。 ・STEP2: オンラインワークショップ(40分)  「戦争と平和、現代の基地問題」を題材に、今の沖縄に関する知識を習得。 ・STEP3: オンライン三線ライブ(15分)  「IoANeck™」を通じて琉球舞踊を体験し、沖縄に行った時の様子をイメージ。 ■ 価格 390,000円(税込み429,000円)~ ※生徒101名以上より、1人あたり3,900円(税込み4,290円)追加となる。 ※上記「修学旅行オンライン事前学習プログラム」の場合の価格。 ※研修の内容によって別途見積もりが必要となる。 ■ 今後の目標  「修学旅行オンライン事前学習プログラム」を実施後、修学旅行に参加した生徒への価値提供を検証し、沖縄における新たなテーマ(文化・歴史)や、平和をテーマとした沖縄以外の地域への拡充展開等を検討していく。 ■ 凸版印刷の「IoA仮想テレポーテーション」の取り組みについて  IoA(Internet of Abilities:能力のネットワーク)は東京大学大学院情報学環 暦本純一教授により提唱された未来社会基盤で、人間とテクノロジー・AIが一体化し、時間や空間の制約を超えて相互に能力を強化することを実現します。凸版印刷は、暦本教授との共同研究の成果をもとに「IoA仮想テレポーテーション」の開発を行い、2019年4月より企業向けにサービスを開始している。  「IoA仮想テレポーテーション」の活用例としては、遠隔観光体験、遠隔教育、不動産の遠隔内見などへの活用が期待できる。 ■ 「IoANeck™」について  「IoANeck™」は、従来のコントローラーで操作する分身ロボットと比べて、より簡単・気軽に遠隔体験が提供可能。また、装着部分が振動することで進行方向や向きなどの指示を出せる、ハプティクスによる指示を実現。言語の違いや、身体的な制約により会話が難しい場合でもコミュニケーションを図ることを可能にする。 ■ JTBの学校・教育機関向けサービスについて  Society5.0時代の教育へむけて、学校行事が生み出す多様な価値に注目し、新しい時代が求める子どもたちの資質・能力を育む様々な機会を提供する。JTB法人サービスサイト:https://www.jtbbwt.com/education/ ≫ニュース全文を読む

2021年06月15日
大日本印刷株式会社(DNP)とグループ会社で企業の総合的なマーケティング施策を支援する株式会社DNPコミュニケーションデザイン(DCD)は、人間の音声を人工的に作り出す「音声合成」の制作時に起きる読み間違いを減らし、人が読むナレーションのイントネーションやアクセント、間合いに近い自然な音声を自動生成できるAI(人工知能)を活用した音声合成システムを開発した。 今回開発したシステムは、音声合成の制作時に起きる漢字の「誤読」や、“橋/箸/端”など同じ読み仮名で異なる「イントネーションの違い」に関して、従来のDNPの音声合成の制作と比較してこれらの読み間違いを約50~70%削減する。これにより、高齢者や身体障がいの有無に関わらず、誰でも必要な情報に簡単にたどり着けるアクセシビリティの向上を図る。音声合成が利用されている学校教材や電子書籍、生命保険・損害保険の約款や契約書、e-Learningや研修教材などに広く活用できる。 独自開発のAI音声合成システムで精度向上。正しく情報を伝えることが必要なコンテンツに最適 【音声合成を自動生成するAIシステム開発の背景】 近年、多様なすべての人々に、できるだけわかりやすく情報を伝達する機器やサービスの開発が進み、その利用が拡大している。例えば、文字等を読むことが困難な人のための国際標準規格DAISY(デイジー:Digital Accessible Information System)に準拠したデジタル録音図書をはじめ、さまざまな手法で人間の音声を人工的に作り出す音声合成は、交通情報や施設のナビゲーション、電話の自動音声ガイダンスなどで幅広く利用されている。 こうした音声合成の精度は年々向上しているものの、漢字の誤読や発音・イントネーションの間違いが依然として発生していることが課題となっている。この課題に対してDNPとDCDは、多くの企業のマニュアルや約款、研修用コンテンツ等で音声合成を制作してきた技術・ノウハウを活かし、「単語の読みや発音で、間違いのない音声データ」を機械学習させて、誤読が少なくスムーズな発音の音声合成を自動生成できるDNP独自のAIシステムを開発した。 【音声合成を自動生成するAIの特長と効果】 1.正確な読み仮名の自動付与により、漢字の読みの間違いを大幅に削減 DCDが保有する読み間違いのない音声データをAIに機械学習させることで、正確な読みを自動付与できるようになる。約款や契約書、自治体・行政機関等の公式文書、製品の解説書といった正しい情報提示が必要でテキスト量が多いものへの利用に適している。 2.人が読むナレーションに近い自然な音声合成を生成 イントネーションとアクセントを文章の文脈を加味して自動生成するため、従来の方法と比較して、人が読むナレーションに近い自然な音声を生成する。特に正しい読みやナレーションを重視する学校教材や電子書籍などに最適。 3.追加学習により「読み」の正確性や自然なナレーションの精度を向上 既存の音声データに加え、追加学習によってデータを増やすほど、読みの正確性やイントネーションおよびアクセントの精度が向上する。複数の生命保険会社の約款で汎用性の検証を実施したところ、「読み」「アクセント」「間」について約85%以上の正確性が確認された。今後、DNPとDCDは追加学習を重ねることでさらなる精度の向上を図る。 【主な活用イメージ】 特に情報を正しく伝えることが重要であり、テキスト量の多いコンテンツなどで高い効果を発揮する。 〇学校教材・副教材、電子書籍など 〇金融機関関係・生命保険・損害保険等の約款・契約書など 〇自治体・行政などの公式文書・お知らせ・広報紙など 〇企業のe-Learningや研修教材、製品のマニュアル・カタログなど 【今後の展開】 DNPグループは、社会を構成する多様な人々に価値を提供し続けるため、一人ひとりのあらゆる違いを尊重し、それを強みとして掛け合わせる「ダイバーシティ&インクルージョン(多様性と包摂)」の取り組みに注力している。DNPとDCDは今後も、AIの精度向上と適応分野の拡大に努めるとともに、AIを活用した音声合成の付加価値を高め、幅広い分野に向けてサービスを提供していく。 ≫ニュース全文を読む

2021年06月09日
 凸版印刷株式会社(東京都文京区、麿 秀晴社長)とCCCマーケティング株式会社(東京都渋谷区、北村 和彦社長)は、ニューノーマル時代の新たなブランドとの出会いを創出する「GX(Good Experience)ロッカー」サービスを開発。非接触型の新たなブランド体験のプラットフォームを提供する。  同サービスでは、事前にオンライン上で消費者がQRコードやシリアルコードを取得し、それを入力することで開けることができる非接触型デジタルロッカーを利用することで、人と接触することなく、「試食・試飲」や「サンプリング」といったリアルでのブランド体験をすることが可能。企業は、コロナ禍においても、実際の商品を使ったマーケティング活動が行えるだけでなく、会員数7,000万人を超えるTカードの「ユニークデータ」と連携することで、これまで難しかったデータを基にしたターゲットの抽出から集客、効果測定までを一貫して行うことができる。これにより、従来と比べ効果的なマーケティング活動の設計・実施が可能となる。  なお、同サービスの実証実験を2021年6月7日(月)よりTSUTAYA赤坂店(東京都港区)にて開始した。 「GXロッカー」概要 ■ 開発の背景  新型コロナウイルス感染拡大により外出自粛が求められ、オンラインでの買い物や、必要以上の外出を避けた「目的買い」が増加し、実店舗への来客者数が減少しています。それに伴い、様々な企業が行っていた「試食・試飲」や「サンプリング」、「体験型イベント」といったリアルでの体験の場が減少している。  また、従来のサンプリングなどの店頭販促活動は、事前のターゲットセグメンテーションの難しさや、実施後の購買行動を確認することができないといった効果検証の難しさが課題となっている。  このような課題に対し、凸版印刷とCCCマーケティングは、「GXロッカー」サービスを開発。  同サービスは、非接触型デジタルロッカーを用いることで、人と人との接触を避けながら、消費者に対しリアルでのブランド体験を増やすことを可能にする。また、CCCマーケティングが有するデータに基づいたターゲットセグメンテーションや、ブランド接触後の購買行動といったカスタマージャーニーやブランド定着率を検証可能とし、より効果的な消費者とのコミュニケーションが可能。 ■ 「GXロッカー」の特徴 ・非接触型デジタルロッカーを利用することで、非接触で商品やノベルティの提供が可能  株式会社ユーボ (東京都千代田区、佐藤 丈彦社長)と、スマートフォンで認証可能な非接触型デジタルロッカーを共同開発した。顧客がインターネットで事前に取得したQRコードやシリアルコードを入力し自らロッカーを開けることで、サンプリング商品やノベルティの配布を非接触で可能とします。これにより、接触を避けるニューノーマル時代に対応した新たなブランド体験のプラットフォームを提供する。 ・Tカードの「ユニークデータ」と連携し、顧客の購買に関わるカスタマージャーニーを構築。  より効果的な消費者とのコミュニケーションを実現。  CCCマーケティングとの協業により、年間トランザクション50億件超に及ぶ購買データや7,000万人を超える生活者のライフスタイルデータをもとに、ターゲットに合った消費者にアプローチすることが可能です。さらに、データを基にしたターゲットセグメンテーションから、ブランド接触後の購買行動やブランド定着率を検証し、カスタマージャーニーを構築することで、より効果的なブランド体験の設計が可能となる。  また、凸版印刷が提供する「GXスコアリング™」と連携し、商品・サービスの情緒的価値の評価・分析する効果検証も可能。 ・オンラインからオフラインまでシームレスなブランド体験の提供が可能  同サービスは、オンライン上の映像やアプリといったエンタメコンテンツと、非接触型デジタルロッカーに搭載されたサイネージに掲載するコンテンツを連携させることで、オンラインからオフラインまでシームレスなブランド体験を提供できる。また、ポップアップストアや体験型イベントなどに非接触デジタルロッカーを設置することで、オンラインからオフラインへの送客をより効果的に行うことができる。 ■ 実証実験の概要 実施店舗: TSUTAYA赤坂店 実施期間: 2021年6月7日(月)~2021年7月6日(火) 検証事項: QRコードダウンロード率、店舗引換率、事後購入率 × 性別・年代・エリア・事前購入有無・各種嗜好軸等 配布数量: 1,000個(30日×約33個)程度想定 対象者: 近隣Tカード提携店舗利用者、都内居住または勤務者 ■ 今後の目標  凸版印刷とCCCマーケティングは、「GXロッカー」を通し、さらなるサービスの質向上を目指し、ニューノーマル時代における効果的なブランド体験を提供していく。今後、全国の様々な店舗での展開も検討する。 ≫ニュース全文を読む

2021年05月28日
 凸版印刷株式会社(東京都文京区、麿 秀晴社長は、コロナ禍における社員の福利厚生に活用できるアプリ「たまると™」を開発した。2021年6月1日より販売を開始する。  同アプリは、コロナ禍におけるリモートワーク推進による社員同士のコミュニケーション不足や、在宅勤務増加による運動不足を解消でき、社員のモチベーションケアを行えるアプリ。社員のコミュニケーション支援や日常業務の効率化など、14の機能をパッケージ化している。社員の健康活動や社内イベント活動の参加に対してポイントを付与し、そのポイントをインセンティブと交換できるため、社員のモチベーション向上が期待でき、コロナ禍における新たな福利厚生制度として利用できる。 「たまると™」の14の機能例 ■ 同サービス開発の背景  コロナ禍におけるリモートワークの推進などにより、社員間のコミュニケーション機会や在宅勤務による活動量の減少が見られる。このようなニューノーマル時代への対応として、企業側はデジタルツールを利用した社員のコミュニケーション活性や、健康増進支援を行うことが求められている。  凸版印刷は2015年に「健康経営宣言」を制定し、従業員やその家族の健康づくりを推進する取り組みをおこなっている。社外に対しては、ヘルスケア関連事業を通じ、世の中すべての人々の健康づくり支援をする展開している。  このたび凸版印刷は、社員の健康増進、コミュニケーションの促進、モチベーションケア、総務系業務の効率化を目的として、福利厚生業務に活用できるアプリ「たまると™」を開発しました。本アプリを通して得られる社員の健康データと企業の持つ検診情報などを加工・分析し、導入企業の健康経営に寄与するサービスを提供、「ふれあい豊かでサステナブルなくらし」の実現に向けて貢献する。 ■ 「たまると™」の特長  本アプリは、歩数測定機能や感情登録機能、サンクスメッセージ機能入力に応じて社内ポイントを付与することが出来る。ポイントに応じたインセンティブを用意することで、社員の健康意識向上やモチベーションのケア、社員同士のコミュニケーション活性化が期待できる。また、従来事務スタッフが行ってきた従業員の健康活動増進や事務作業の効率化を行うことが可能。 「たまると™」操作画面のイメージ 1.歩数測定機能  スマホで計測されている歩数実績を可視化し、社員が歩いた歩数によって社内ポイントを取得することができる。過去の歩数履歴の閲覧も可能で、社員が日々の補足数を意識することで、健康意識を向上させることが可能。 2.感情登録機能  社員の日常の感情を入力することでポイント取得が可能。仕事に対するモチベーションや、感情の浮き沈みを把握することが可能となり、社員のモチベーションケアに使用できる。 3.サンクスメッセージ機能  感謝を伝えたい相手にポイントとメッセージを送ることが出来ます。アプリ上で簡単に感謝の気持ちを伝えることが出来るため、社員間のコミュニケーション活性化に繋がる。 4.業務効率化  アプリ上でより多くの従業員に効率的に情報配信が出来るほか、社内イベントの管理・分析も管理画面で簡単に行うことができる。 ■ 価格 アプリ導入初期費用 15万円~ サブスプリクション: 月々55,000円~ ※費用は使用する社員数に応じて変動する。また、アプリの運用代行をご希望の場合は追加で費用が発生する。 ■ 今後の目標  凸版印刷は、企業の福利厚生管理部門に対して2021年6月より販売を開始し、2023年度までに関連受注含め5億円の売り上げを目指す。 ≫ニュース全文を読む

2021年05月28日
 凸版印刷株式会社(東京都文京区、麿 秀晴社長)は、リアルとバーチャルを融合した新しい働き方を支援するサービス「IoA Work™」を2021年2月より試験提供している。  このたび、「IoA Work™」の機能を拡張した「IoA Work for Senses」を開発。2021年6月より試験提供を開始します。「IoA Work for Senses」では、映像・音声・香り・照明の機器を一元管理することで、より没入感のある集中空間を演出し、利用者のパフォーマンス向上を支援する。  なお、同サービスは、コクヨ株式会社(大阪府大阪市、黒田 英邦社長)の新オフィス「THE CAMPUS(ザ・キャンパス)」(東京都港区)に展示されている「IoA POD™」に導入され、2021年5月28日(金)より一般公開する。 「IoA POD™」イメージ © Toppan Printing Co., Ltd. ■ 開発の背景  新型コロナウイルス感染拡大防止のため、密集を回避する「新しい生活様式」が進む中、テレワークをメインに、センターオフィスを持たない企業も増えつつある。一方で、テレワークを起因とするコミュニケーション不足や環境に起因するパフォーマンスの低下が課題となっている。  このような課題に対し、凸版印刷は、かねてより「Your Space®」などの集中力を高める空間演出ソリューションの開発や、センシングデータを活用することで、パフォーマンス向上を支援するソリューション・サービスを提供してきた。  「IoA Work for Senses」では、これらのサービスやソリューションを「IoA Work™」へ実装し、個人ごとにカスタマイズすることで、圧倒的な没入感を作り出し、利用者がより集中し、パフォーマンスを高めることができる環境を実現する。 ■ 「IoA Work for Senses」の特長 ・遠隔地の香りと高画質映像で視覚×嗅覚を刺激。リアルな空間で集中力を向上。  凸版印刷では2018年以降、独自の香り噴射機構を持つ株式会社アロマジョイン(京都府京都市伏見区、金 東煜社長)と連携し、アロマシューターを活用した香りによる空間演出のソリューションを提供してきた。  「IoA Work for Senses」では、アロマシューターを複数搭載したデバイスを開発し、120種の香料の組み合わせと、強度変化を実現していく。また、海辺や森林、カフェ、オフィスなどの映像を投影した曲面ディスプレイと連動した香りを出すことで、視覚と嗅覚を刺激し、よりリアルな空間を作り出し集中力向上を支援する。 【アロマシューターと設置イメージ】 (左)アロマシューターとマルチスピーカーを組み合わせたイメージ(右)設置イメージ © Toppan Printing Co., Ltd. 【デモ展示で投影するシチュエーションイメージ例】 (左)カフェ(右)森林 © Toppan Printing Co., Ltd. ・マルチスピーカー×重心センサーでリアルに近い聞こえ方を実現  従来のオンライン会議では、リアルの会議と比較して音の臨場感がなく、聞きたい人の声が聞き取りづらいなど、スムーズな会話に課題がある。同サービスでは、マルチスピーカーと椅子に備え付けた重心センサーを組み合わせることで、重心の移動に合わせて音の聞こえ方を変化させるシステムを搭載。それにより、実際の会議室で参加しているような臨場感のある聞こえ方を実現する。         (左)マルチスピーカー(右)重心センサー  © Toppan Printing Co., Ltd. ・脳波デバイス「b-tone™(ビートーン)」(※3)で心理状態を可視化  超軽量・小型のイヤホン型脳波デバイスである「b-tone™」は、脳波のみならず心拍・加速度の計測機能を持ち、活動量や姿勢等の情報の取得も可能。これらの機能により、利用者の集中やリラックス状態を可視化し、パフォーマンスの向上を支援する。 脳波デバイス「b-tone™」装着イメージ  © Toppan Printing Co., Ltd. ・「Your Space®」(※4)で個人ごとに空間をカスタマイズし、圧倒的な没入感を実現  設定されたシーンに応じて映像・音声・香り・照明をコントロールする技術「Your Space®」を活用し、集中力を高める空間を実現する。疑似的な環境変化がユーザーの脳を刺激し、リフレッシュ効果を生み出すことで、利用者のパフォーマンス向上を支援する。 ■ 今後の目標  凸版印刷は「IoA Work for Senses」に様々な機能を追加し、今後も「IoA Work™」をアップデートしていく。  また、「オンラインとオフラインをシームレスにつなぐ」をコンセプトに、新しいオフィス空間の構築を支援する「IoA Work™」を幅広い業種/業界に導入し、2025年度までに関連受注含め約50億円の売り上げを目指す。 ≫ニュース全文を読む

2021年05月28日
大日本印刷株式会社(DNP,北島義斉社長)は、微粒子製品を扱う企業向けに、顕微鏡画像によって、製品の粒子径や形状、表面の状態などを解析する「DNP粒子画像解析ソフト」を開発しました。このソフトウェアは、AI(人工知能)を利用したディープラーニング技術を適用しており、画像処理の専門知識がなくても利用できる。DNPは、微粒子製品を扱う素材や製品のメーカーをはじめ、多様な業種の企業や、大学その他の研究機関向けに本ソフトウェアを販売していく。 【「DNP粒子画像解析ソフト」開発の背景】 工業製品として使用される金属やセラミックスなどの微粒子について、径・形状・表面特性等によって、付加される機能にどのような違いが生じるかといった解析の重要性が増している。粒子の微細化とともに凝集や異形(割れ、コーティングの剝れ)が生じることもあり、求められる機能に合わせて粒子の比率や材料の混合度などを最適化していくため、より正確な測定が求められている。 こうした解析ニーズに対して、レーザー回折や光分散による粒度分布計では、アスペクト比が高い粒子の正確な粒径を測定できず、異形の粒子も解析できないため、微粒子製品を扱う企業の多くは現在、電子顕微鏡画像を用いている。この電子顕微鏡画像による測定は、画像から粒子を検出し、粒径や個数を測定するまでに長大な時間を要し、さらに目視で解析する作業者の熟練の技術が必要だった。また、画像処理ソフトウェアを用いた粒子の測定は、画像処理技術の専門知識が必要になるほか、撮影条件が変わるたびに画像処理の設定調整が必要になるため、誰もが容易に使いこなせないといった課題があった。 このような課題の解決に向けてDNPは、AI(人工知能)を利用したディープラーニング技術を適用して、画像処理の専門知識がなくても、製品の微粒子の径や形状、表面の状態などを解析できる「DNP粒子画像解析ソフト」を開発しました。このソフトウェアは、 DNP が印刷で培ってきた高度な画像処理の技術が活かされている。 【「DNP粒子画像解析ソフト」の概要】 DNP粒子画像解析ソフトは、グラフィックボード(GPU)を搭載した一般的なPCで動作します。電子顕微鏡画像を元にAIが粒子の検出と分類を行い、その結果を画像・表・グラフで表示します。微粒子製品の解析の効率化と解析時間の短縮を実現し、熟練技術がなくても定量的なデータを取得できる。 1.検出 : 電子顕微鏡画像から個々の粒子を検出する。画像内部の、粒子がある領域とそれ以外の領域とを判定するために、AIを使用する。 2.分類 : 検出した個々の粒子に対して、粒子のタイプを自動的に分類する。ソフトの利用者が形状や表面状態などのタイプが異なる粒子の一部をクラス分けし、そのデータを元にAIが全ての粒子に対して分類を行う。 3.学習 : ソフトの利用者が、検出~分類を行うAIに学習させることが可能。AIの学習は、解析対象となる電子顕微鏡画像の一部を使用し、簡単な操作によって教師データを作成して行う。 図1:本ソフトウェアの動作概要 図2:本ソフトウェアの主な機能 【今後の展開】 今後DNPは、微粒子製品を扱う素材や製品のメーカーをはじめ、多様な業種の企業や、大学その他の研究機関向けに本ソフトウェアを販売し、2025年度で年間5億円の売上を目指す。 ≫ニュース全文を読む