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2015年10月14日
一般社団法人日本印刷学会 技術委員会P&I 研究会主催で11 月24 日、日本橋・ ディーアイシービル でシンポジウム「印刷とセンサー~さらに身近になるセンサー技術~」を開催する。 あらゆるものがインターネットで接続され、人々の暮らしや産業を変えていくIoT(Internet of Things)に注目が集まっている。 このIoT の促進には情報を収集するセンサーの高度化・低コスト化が重要であり、印刷技術を用いた開発はその一つの方向性だと考えられる。 今回は印刷可能、フレキシブル、柔らかいといったキーワードで、センサー技術の最前線を紹介する。センサー技術に興味のある方、印刷技術の新しい展開に期待される方、材料メーカー、計測器メーカーの方、プロセス・装置を扱っている方、もしこんなことができたら…という用途・応用をお持ちの方にぜひ参加いただき、今後の可能性を議論してほしい。 プログラムは次のとおり。 1. 10:00~11:00 トリリオンセンサーの衝撃 日経BP 社 三宅 常之氏 毎年1 兆個のセンサーを新たに活用する社会が「トリリオンセンサーユニバース」。 その実現に向け活動している産学の動向と、求められる低コストのセンサー技術を紹介する。 2. 11:00~11:50 機能素材“hitoe”の開発と応用 日本電信電話株式会社 小笠原 隆行氏 着るだけで生体情報の長期間連続測定を可能にする機能素材”hitoe”を用いたウェアラブル電極インナーの開発、及びスポ ーツ、安心安全、エンターテイメント分野などにおける活用例を紹介する。 ----休憩---- 3. 13:00~13:50 健康長寿を目指した有機トランジスタ型バイオセンサの研究開発 山形大学 時任 静士氏 印刷法で製造できるウエアラブルなスマート有機バイオセンサの実現を目指して、低電圧動作の有機トランジスタと延長ゲート 電極を組み合わせたバイオセンサを推されてしている。電極表面のレセプタ構造に免疫反応、酵素反応、超分子反応等を用 いることで、感染症、脳疾患、心疾患等に関連する種々のバイオマーカーを検出できることを報告する。 4. 13:50~14:40 フレキシブルエレクトロニクスのセンサ応用の現状と今後 東京大学工学系研究科 横田 知之氏 近年、フレキシブルエレクトロニクスの医療・生体応用が非常に盛んにおこなわれている。染谷隆夫研究室の有機エレクトロ ニクスの生体応用をはじめとしたフレキシブルセンサの現状と今後について紹介する。 5. 14:40~15:30 織り構造による布センサと医療・看護における活用事例 名古屋大学大学院 榎堀 優氏 布センサは、接触によるストレスの少ない、衣類などでの利用に適した技術だ。同発表では、圧力・伸縮を検知できる 織り構造を持つ布センサと、それらを用いた医療・看護分野において検討中の計測デバイスについて紹介する。 ----休憩---- 6. 15:50~16:40 長尺MWCNT シートを用いた薄型ストレッチャブル変位センサの開発と応用提案 ヤマハ株式会社 鈴木 克典氏 ゴムの様に伸縮し、その伸縮量に応じて電気抵抗がリニアに変化する薄型変位センサーを開発されている。このセンサーを 衣類に一体化させ、「新規ウエアラブルデバイス」としての可能性について解説する。 7. 16:40~17:30 名刺交換会 定 員 : 70名 参 加 費 : 会員・協賛団体会員10,000円、教職員・シニア2,000円、学生1,000円、非会員13,000円 申 込 先 :(一社)日本印刷学会  TEL:03-3551-1808 ≫ニュース全文を読む

2015年10月06日
 第43回技能五輪国際大会が、60カ国以上の国・地域から約1200人の青年技能者と1100人を超えるエキスパートが集まり、ブラジル・サンパウロ市で開催された。8月11日の開会式の後、15日までの4日間にわたり、50職種で技を競い、8月16日の閉会式で結果発表と表彰式が行われた。  印刷職種では、(一社)日本印刷産業連合会主催(日印産連)の国内選考会を勝ち抜いて日本代表の座を獲得した、堀洸太選手(トッパンコミュニケーションプロダクツ)が参加、オフセット印刷・デジタル印刷・印刷メンテナンス・調色・印刷不良発見、印刷シミュレーター・断裁など幅広い課題に取り組んだ。  今大会の印刷職種には、日本のほか、ベルギー、ブラジル、中国、コロンビア、デンマーク、ドイツ、フィンランド、フランス、オーストリア、スイスの11カ国が参加。金メダルはブラジル、銀メダル中国、銅メダルはフランスが、受賞し、日本から出場した堀選手は全ての課題で奮闘した結果、7位となった。  技能五輪で活躍した堀選手には、9月16日に日印産連主催で開催した「印刷文化典」において特別賞を授与された。 堀洸太選手のコメント  「指導していただいたエキスパートや技術のスタッフ、関係者の方々、応援していただいた皆様、ありがとうございました。この大会への参加を通じて、技術の習得や仕事の考え方など、たくさんの成果を得ることができましたので、今後の仕事に役立てていきたいと思います」。  技能五輪国際大会は、隔年、世界各都市を巡回して開催され、出場選手は大会開催年に22歳以下であることが条件となっている。  次回の技能五輪国際大会は、2017年10月17日~22日、アブダビ(アラブ首長国連邦)で開催される。  印刷職種の競技内容は次のとおり。  ▽調色=インキを調合し、指定された色と同じインキを作成。  ▽オフセット印刷=オフセット片面枚葉機を使い印刷。  ▽デジタル印刷=デジタルデータ受け取りから、デジタル出力機操作の一連の作業。  ▽印刷メンテナンス=印刷機の保守点検。  ▽印刷シミュレーター(SHOTS)=シミュレーションシステム上にセットされた、印刷上の問題点を発見し修正して、正常な状態にする。  ▽断裁=指定された刷了紙を断裁し、製品に仕上げる。  ▽印刷不良発見(新規競技)=提示された印刷サンプルの不良内容を、判別する。 課題で奮闘する堀選手 (印刷タイムス 2015年9月20日号掲載) ≫ニュース全文を読む

2015年10月06日
PRムービーを求職者に 就職検討の有力情報として  愛知県印刷工業組合(木野瀬吉孝理事長)は、就職支援情報サイト「マイナビ」(東京都千代田区)エリアナビ東海トップページに特別企画広告を掲載した。5月に制作披露した印刷産業をPRするムービー【お客様と文化を共創するビジネス・コンシェルジュ】をより多くの求職者に見てもらうための企画広告となる。  印刷産業の魅力をわかりやすいムービーで閲覧してもらうことにより、就職を検討している優秀な人材に、印刷産業の認知度を向上させ、印刷産業の魅力を正しく理解してもらい、印刷産業への人材流入を創出するきっかけとなるよう愛知県印刷工業組合ブランディング委員会(荒川壮一委員長)が企画し、広告展開したもの。  ▽掲載媒体:就職支援情報サイト「マイナビ」(エリアナビ東海)  ▽掲載期間:平成27年8月19日~平成27年9月18日  ▽閲覧対象:就職検討者の「マイナビ」サイト会員 約4万人  ▽掲載方法:ムービーをセットしたランディングページを新たに制作構築し、「マイナビ」(エリアナビ東海)トップページに、ランディングページへ誘導するバナー広告を掲載する。 (印刷タイムス 2015年9月20日号掲載) ≫ニュース全文を読む

2015年10月06日
VOC警報器を共同開発 オフセット印刷工場として  一般社団法人日本印刷産業連合会(日印産連、稲木歳明会長)は、オフセット印刷工場において有機溶剤等による健康障害防止のため、あらかじめ決められたVOC気中濃度を越えると警報を発する「VOC警報器」XH―981Gを新コスモス電機と共同開発した。  同警報器は2016年1月より、同社から発売する。  日印産連では同警報器を、環境・作業環境に配慮した製品として「GP資機材」に認定する予定。  2014年10月、日印産連は新コスモス電機の協力を得て、VOCを高感度に検知し、かつ耐久性に優れたセンサーを搭載したVOC警報器を試作した。同試作機をオフセット印刷工場に設置してフィールドテストを行い共同で改良を続け、このたび完成し発売の見通しが立った。  ■特長  ▽独自の熱線型半導体式センサーでVOCをトータルに検知する。  ▽VOC濃度が一定レベルを越えると、ランプと音声メッセージ(ウーウー、ピッポッ、ピッポッ、空気が汚れて危険です、換気してください)で知らせる。  ▽警報部、検知部一体型のコンパクト設計なので、設置に場所をとらない。  ▽2年毎の交換期限をランプの点滅で知らせる。  ■設置場所  オフセット印刷工場の印刷機械デリバリ部(印刷物排出部)、印刷機械上部、印刷機と印刷機との間等。  ■価格  希望小売価格4万8000円(税別)  ■初年度販売目標 3千台  なお、9月11日~16日に東京ビッグサイトで開催されたIGAS2015で、日印産連および参考出品に賛同を得た印刷機メーカー4社(小森コーポレーション、桜井グラフィックシステムズ、ミヤコシ、リョービMHIグラフィックテクノロジー)のブースに出展した。 GP環境大賞の大賞・準大賞受賞者を決定 「印刷サービスグリーン基準」達成を認定  一般社団法人日本印刷産業連合会(日印産連、稲木歳明会長)は、設立30周年を記念して新たにGP環境大賞を創設し、その大賞・準大賞の受賞者を決定した。  日印産連では、独自に定めた環境自主基準「印刷サービスグリーン基準」を制定し、同基準の項目を達成した工場・事業所を認定、環境経営に積極的な印刷企業として推奨するとともに、同基準に適合した印刷製品に「グリーンプリンティングマーク(GPマーク)」を表示する印刷総合環境配慮制度「グリーンプリンティング認定制度(GP認定制度)」の取り組みを進めてきた。  このたびのGP環境大賞は、平成26年度(平成26年4月から平成27年3月まで)にGPマークを表示した印刷製品を発行した735社・団体の中から、より多くの部数を発行した企業・団体に授与することとした。  受賞各社・団体は、地球環境への負荷低減に熱心に取り組んでいるとともに、GP認定制度への深い理解と制度の積極的活用をしていることに敬意と感謝の意を込めて各賞を贈ることとなった。  各賞の選考は、7月開催のGP環境大賞選考委員会の推薦案に基づき、8月19日開催の理事会で決定した。9月16日に開催された印刷文化典記念式典で大賞各社に各賞が贈られた。  GP環境大賞およびGP環境準大賞の受賞者は次のとおり(各賞とも五十音順) 【GP環境大賞】(5社・団体)  ▽ジェイアール東日本企画  ▽タカラトミー  ▽一般社団法人日本自動車連盟  ▽本田技研工業  ▽丸井グループ 【GP環境大賞準大賞】(10社・団体)  ▽イズミヤ千里丘店イズミヤ会  ▽埼玉県北本市  ▽岐阜県垂井町  ▽千葉県千葉市  ▽東武鉄道  ▽一般社団法人日本二輪車普及安全協会  ▽一般財団法人脳神経疾患研究所  ▽ホンダ四輪販売北・東北  ▽レインボー薬品  ▽稚内信用金庫  日印産連では、今後もGP環境大賞を推進することで、印刷製品への環境配慮がさらに促進されるものと期待している。なお、GP環境大賞の結果は日印産連のホームページ等で公開するとともに、エコプロダクツ2015展をはじめさまざまな機会に広報していく。 (印刷タイムス 2015年9月20日号掲載) ≫ニュース全文を読む

2015年10月06日
「絵双六―その起源と庶民文化」で 大賞は桝田静代氏が受賞  一般社団法人日本グラフィックサービス工業会(ジャグラ、吉岡新会長)主催、NPO法人日本自費出版文化出版ネットワーク主管の第18回(2015年)日本自費出版文化賞の最終選考会が9月2日、吉祥寺・東急REIホテルで行われ、612点の応募作品の中から大賞に桝田静代氏(奈良県)の「絵双六―その起源と庶民文化―」(研究評論部門)が選ばれた。大賞のほかに、各部門賞と特別賞7作品が選ばれた。表彰式ならびに入選・入賞作品の展示は10月10日、東京・アルカディア市ヶ谷で行われる。  大賞作品について、色川大吉審査委員長は「みごとな本である」と称賛し、研究評論部門を担当した佐藤和夫審査委員(哲学思想研究者)は「双六はエジプトから続くものだが、絵双六は仏教の極楽と地獄の説明で生まれたもので、その起源を探る作品だ。双六とは庶民に仏教や宗教的価値観や理念を伝えるために存在した。絵双六を楽しむ上で、どう影響を受けているか興味深い作品だ」と感想を述べた。  なお、第19回日本自費出版文化賞の募集は11月から来年3月まで7部門で募集する予定。  部門賞と特別賞は次の通り。(敬称略) 【大賞】  ▽研究評論部門「絵双六―その起源と庶民文化―」桝田静代(奈良県) 【部門賞】  ▽地域文化部門「富山県における学童集団疎開―戦争、子ども、地域と地域の観点から―」須山盛彰(富山県)  ▽個人誌部門「平成おくのほそ道 道中記」澤田康(埼玉県)  ▽小説部門「失郷民―趙南冨とその時代―」中田哲三(大阪府)  ▽エッセー部門「アンコール・極上葡萄酒談議」近藤聰(千葉県)  ▽詩歌部門「遊糸」嵯峨美津江(北海道)  ▽研究評論部門「献身 遺伝病FAP(家族性アミロイドポリニューロバシー)患者と志多田正子たちのたたかい」大久保真紀(東京都)  ▽グラフィック部門「UPPER MUSTZNG―WAY TO LO―Mauthang」井上一夫(長野県) 【特別賞】  ▽地域文化部門「稲作のマルチと祈り―淡路島の年中行事」永田誠吾(兵庫県)  ▽個人誌部門「『おいしい』に想いをこめて」長岡末治(大阪府)  ▽個人誌部門「dwipa14―島旅のあいまい魅―」花澤周志(大阪府)  ▽小説部門「国蝶の生まれ立つ樹」神山奉子(栃木県)  ▽小説部門「小川郷太郎 作品集」小川郷太郎(鹿児島県)  ▽詩歌部門「詩集 ひかりのうつわ」半田信和(福井県)  ▽詩歌部門「瀬戸口靖代句集―精霊舟―」瀬戸口靖代(神奈川県) 大賞作品を紹介する色川審査委員長㊨、左や中山千夏審査員長 (印刷タイムス 2015年9月20日号掲載) ≫ニュース全文を読む

2015年10月06日
「印刷を魅力ある業界」の実現を目指し 女性社員の活躍推進と産業の活性化を促す 女性の意識改革分科会、ワーク・ライフ・バランス分科会、マネジメント分科会  印刷工業会(稲木歳明会長)の女性活躍推進部会(新井妙子部会長)は昨年9月に立ち上げた「女性の意識改革分科会」に続き、6月、「ワーク・ライフ・バランス分科会」と「マネジメント分科会」の2分科会を立ち上げ、印刷工業会が掲げる『印刷を魅力ある業界』のスローガン実現に向けて始動した。9月8日、金羊社(東京都大田区、浅野健社長)において、3分科会の中間報告会が開催された。  報告会に先立ち、新井部会長(共同印刷)は、同部会が印刷工業会会員企業における女性社員の活躍を推進し、我が国、印刷産業の活性化と地位向上を目指すという大きな目的を掲げていることだと促し、「昨年度は女性の意識改革分科会のみで、短期間であったがパネルディスカッションなど成果があった」と述べるとともに「今後も自負と自信を持って取り組んでほしい」と協力を呼びかけた。  次いで、「女性の意識改革分科会」(菅原円:リーダー大洋印刷)、「ワーク・ライフ・バランス分科会」(小林久子リーダー:ビーエフ&パッケージ)、「マネジメント分科会」(杉野綾美リーダー:宝印刷)の3つの分科会の中間報告が行われた。  「女性の意識改革分科会」はこれまで7回の分科会を開催しているが菅原リーダーは「ゴールイメージを決めるのに時間がかかった」と述べ、ゴールイメージと現状のギャップがあり、女性の意識の中で「ネガティブを明確にし、ポジティブにすること」と語り、手段として印刷業界の全ての女性に対しアプローチする手段としてブログを利用することにした。その前段階として同分科会参加の女性社員を対象としてアンケートを行い、12月にブログを開始する予定。  「ワーク・ライフ・バランス分科会」のゴールイメージは、男女ともワーク・ライフ・バランスのとれた職場環境をつくることで、今後の活動として制度、仕組み、運用に特化した活動をしている。具体的には成功事例を調査し、12月から来年にかけて新たなる提案内容を検討していき、ワーク・ライフ・バランスのとれた魅力ある業界の手伝いができるよう活動を進めていく。  「マネジメント分科会」では、6月に問題点の洗い直しをし、7月には女性活躍を推進するために、①やる気がある、②信念がある、③切り直しが早い――3点とし、女性の立場として管理職に求めるものはスマイル、ユーモアと前向きビジョンであると述べた。引き続き、トッパン・フォームズの寺上美智代氏が女性の意識改革、大日本印刷の金田由美氏がワーク・ライフ・バランス、金羊社の浅野健社長がマネジメントについて自社の取り組み事例を紹介した。  寺上氏はトッパン・フォームズにおける経営信条とダイバーシティについて説明し、中でも2015年から新任の女性管理職を対象としたフォローアップ研修や仕事と育児の両立支援策について説明した。  また、金田氏はDNPグループの現状と取り組みを紹介し、「ライフイベントとやりがいのある仕事の両立に不安がある」としながら、個人生活に関する相談はしにくいと指摘し、最後に、働き方の変革と職場復帰「カンガルーの会」を説明した。  浅野社長は「女性の活躍推進はどのようにすれば実現できるか」と投げかけ、自社の女性従業員の比率が4分の1であり、女性管理職が8分の1という現実で、同社長は「人口で考えると男女は50対50なのに、会社での女性比率はなぜ25%なのか。理想は世の中と同じく、企業も同人数でなければならない」と述べた。  さらに、同社は来年で創立90周年を迎えるが、「企業のマネジメントの中で男性と女性で意識する必要はない」と述べ、「会社とは何かと問うならば、あなたとあなたの人生を豊かにする道具ではないか」と語り、マネジメントの本質を考えると同時に必要なことはコミュニケーションであることを強調した。  この後、金羊社の見学ツアーを行い、その後、懇親会が行われ和やかに歓談した。 新井部会長 (印刷タイムス 2015年9月20日号掲載) ≫ニュース全文を読む

2015年10月06日
近代文化への貢献称える 没後140年を記念して  大阪印刷関連団体協議会(吉田忠次会長)は9月3日、大阪市天王寺区の四天王寺境内にある本木先生銅像前で本木祭を開催。大阪の近代文化に大きく貢献した本木昌造先生の偉業に感謝の意を表すとともに、業界のさらなる発展を祈念した。  わが国の近代印刷術基点というべき活版印刷の先覚者である本木昌造先生は、明治3年に五代友厚氏の援助を得て「大阪活版所」を開設したほか、大阪で初めて鉄橋・高麗橋を架設するなど、大阪の近代文化にも大きく貢献した。  明治26年には大阪の印刷関係者によって「本木会」が結成され、拠金運動を行って本木先生の遺徳を讃えるため、明治30年に四天王寺境内に土地を求めて等身大の銅像を建立し、毎年10月に本木祭を営んできた。  しかし、太平洋戦争下の昭和18年に「金属類回収令」の強化実施に伴い、銅像が強制供出させられ、台座のみを残して終戦を迎えた。  その後、昭和27年には印刷関連業界10団体の協力によって、レリーフ胸像を埋め込んだ記念碑を修復し、同年10月に開眼式を行ったが、「戦前の姿ではない」ということから、昭和59年に大阪印刷組合100周年事業として銅像を復元することを決定し、印刷関連業界有志の協賛を得て昭和60年10月1日に完成させた。  現在、全印工連では毎年9月を「印刷の月」と定め、印刷人としての意識の高揚と印刷に対する認識、情報産業の向上を期してPR活動を行っている。大阪においては、わが国印刷文化の創始者である本木先生の遺徳を偲び、命日の9月3日を中心として四天王寺境内の記念碑の前で本木祭を開催している(2000年から5年に1度の開催)。  当日は、四智讃、三礼、導師焼香、祭文、散華、読経、会長焼香、関連団体代表者焼香、参拝者焼香、回向、吉田会長あいさつと続き、業界の先人である本木先生の遺徳を偲んだ。  祭文の中で吉田会長は本木先生の偉業に感謝の意を表明するとともに、「本木先生の銅像を前にし、改めて先生の大きな偉業を思う。情報が一番早く入る業界であり、それらを消化吸収し魅力的な業界へと変身させ、高度情報化の時代に対応するために、一層の努力を重ねることを誓う」と決意を表明した。 本木先生の偉業に感謝の意を表した (印刷タイムス 2015年9月20日号掲載) ≫ニュース全文を読む

2015年10月06日
KKRホテル広島を会場に  広島県印刷工業組合(喜瀬清理事長)・中国印刷機材協議会(岸本均也会長)は、10月23日(金)・24日(土)の2日間にわたり、「伝える力を活かす『コトづくり』」をテーマにKKRホテル広島(広島市中区東白島19ノ65)で「2015印刷産業夢メッセ」を開催する。  新たなスタイルの展示会として、「今日、明日、未来、そして夢を語り合う情報交換の場」をテーマに1回目を2005年10月に開催して以来、今回で11回目の開催を迎える「印刷産業夢メッセ」は、印刷産業の未来に向けて参加者と講師が本音で語り合うセミナー形式を採用し、基調講演・ソリューションセミナー・座学の3本柱から構成されている。  近年では、メーカーからIT革命で発展し続ける印刷技術と、それを経営・営業ソリューション情報として活用・推進している全国各地の事例を紹介しながら、参加者にとって分かりやすい内容のセミナーが行われるようになり、参加者と講師が双方向で将来に向けた夢が描ける機会として好評を博している。  11回目を迎える今回は「伝える力を活かす『コトづくり』」をテーマに掲げ、2つの基調講演とソリューションセミナー、座学が催される。  初日となる23日の午前10時30分からは全日本印刷工業組合連合会の臼田真人副会長(アドピア社長)が「我が社の武器は『企画提案力』~人材育成と営業実践事例を紹介~」、24日午前10時30分からは越純一郎氏(せおん代表取締役)が「『できること』ではなく『勝てること』をせよ!~立ちすくんだままの印刷業界よ、『局地戦で勝て!』~」のそれぞれをテーマに基調講演を行う。  同時に、全23のソリューションセミナーが両日とも午後1時から4つの会場に分かれて1セミナー80分の時間枠で参加者が3つのセミナーを受講できるようになっている。  9月2日には、KKR広島において喜瀬清実行委員長をはじめ、実行委員会のメンバーが記者会見を開き、概要について説明した。  この中で喜瀬実行委員長は「平成16年から始めた夢メッセも今年で11年目になる。業態変革から始まり、最近では印刷の強みということで、伝える力を真ん中に据えて、それを生かしてどのようにしていくべきかを訴えてきた。  どれだけ業態変革について自ら実行するレベルで理解できているのかというと、まだまだ難しい側面はあるが、どのようにすれば行動につながるか分かれば動かなければ結果は出てこないということで、今回は「伝える力を活かす『コトづくり』」をテーマに掲げた。  受注産業である印刷業界にあって、お客様から言われた仕様をその通りにして、仕事が綺麗だったか安かったかで今までは終わっていたが、世の中が変わり、誰もが印刷することができるようになってきた。どこが違うかというと、お客様と寄り添い、要望をくみ取り、その奥に何があるのかを考えることであり、お客様と一緒に知恵を出して考えることである。  そこを得意として印刷だけに限らず、いろんな展開ができるという力を活かすことが重要になってきた。それぞれの講演の中で関連することを聞き、考えてもらえれば新たな行動のスタートになる。お客様と一緒に汗をかくことがコトづくりであり、われわれが力を発揮できるところであり、自社の価値になる」と述べた。  セミナー協力企業はキヤノンマーケティングジャパン、富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ、リョービMHIグラフィックテクノロジー、合同印刷機材、小森コーポレーション、ハイデルベルグ・ジャパン、ムサシ中国支店、メディアテクノロジージャパン、コニカミノルタビジネスソリューションズ、トスバックシステムズ、富士ゼロックス、広島日宝製本、モリサワ、ビジュアル・プロセッシング・ジャパン、リコージャパン、DICグラフィックス、東レ、ユニバーサルポスト、誠伸商事、東京インキ、2014印刷産業夢メッセ企画グループ(順不同)。  参加者は、1日1つのカテゴリー(3セミナー)を選び、最後に座学に出席し、講師と食事をとりながらの懇談会に参加できる。受講料は基調講演・ソリューションセミナー・座学がセットで1日通し券6000円となっている。  また、併催される「印刷技術文化のあゆみコーナー」では、モリサワの協力を得て海外で発見された紀元前の印刷に関わる貴重な遺跡7点と木版画の技術を活かした「蘭花譜」のほかに、今回は印刷機械の歴史や製本加工の道具なども展示される。  なお、「2015印刷産業夢メッセ」には広島県洋紙商連合会、広島県製本工業組合、中国グラフィックコミュニケーションズ工業組合、日本グラフィックサービス工業会広島県支部、中国地区印刷協議会が後援している。  問い合わせは2015印刷産業夢メッセ実行委員会(広島県印刷工業組合内)、電話082(293)0906、ファクシミリ082(293)0954まで。 開催概要を発表する喜瀬実行委員長 (印刷タイムス 2015年9月20日号掲載) ≫ニュース全文を読む

2015年10月06日
勝ち残る企業を目指して結束 全国から300人が参加 文化と経済を支える誇り 「製本産業ビジョンの実践手順書を活用して、勝ち残る企業を目指そう」を大会スローガンに掲げ、全日本製本工業組合連合会(大野亮裕会長)・京都府製本工業組合連合会(山崎喜市理事長)主催による「第56回全製工連全国大会京都大会」が9月5日、全国各地から300人を超える参加を得て京都市中京区のANAクラウンプラザホテル京都において開催された。  製本業界の振興と協調を目的に、京都では15年ぶりの開催となった今大会では、歴史と伝統の残る京都の地から、未来に向けた新しい道筋が示された。  当日は、本大会に先立ち執筆活動やテレビのコメンテーターなどで活躍している作家の荒俣宏氏(作家)を講師に招いて講演会が催された。  本大会では清水清司大会実行委員長(京都工組副理事長)の開会の辞でスタートし、開催地を代表して山崎喜市京都工組理事長が「昨年、当組合は創立90周年を迎えた。この間、さまざまな状況に遭遇したが、固い結束のもとに問題を乗り越えてきた。  製本業界や印刷関連団体を取り巻く状況は依然として厳しいまま、良くなる気配がないが今大会では、製本業は文化と経済を支える産業であるとの信念と、その産業に携われる誇りを持って集い、これからも強い意志を持って、製本業を利益の出る産業にしていくために意見・情報の交換をして明日への活力にしてほしい」とあいさつした。  引き続き、主催者を代表して大野亮裕全製工連会長が「われわれの業界は20年近く右肩下がりの出版市場にあり、印刷市場の縮小に加えて電子書籍市場の動向と大変厳しい状況が続いている。その中で、今大会では『製本産業ビジョンの実践手順書を活用して、勝ち残る企業を目指そう』をスローガンに掲げた。  『製本産業ビジョン2018』を策定したのは昨年2月であり、全国各地で説明会を実施し、普及・促進を図ってきた。今年はまさに各企業で実行・実践する年である。厳しい経営環境の中、個々の自助努力に加えて同業の経営資源で保管しながら新しい事業の推進を図り、生き勝って成長・発展につなげてほしい」と参加者に訴えた。  議長を選出し、大熊茂樹全製工連専務理事が会務報告を行った後、書籍・雑誌、商業印刷製本、紙製品、手帳の4つの専門委員会より、業界が直面する課題や対応策が説明された。  また、製本文化賞の贈呈では、中村健一(東京工組副理事長)・大谷博(岡山工組理事長)の両氏に功労賞が贈られたほか、山本雅夫(東京工組理事)・稲川竣一(愛知工組副理事長)・清水清司(京都工組副理事長)の3氏に振興賞、菊池晃氏(宮城工組理事)に技術賞、越浦吉勝氏(石川工組理事)に善行賞がそれぞれ贈られた。  この後、「製本産業ビジョンの実践手順書を活用して、勝ち残る企業を目指そう」の大会スローガンが京都工組理事の廣瀬景一理事から提案され、満場一致で採択された。  全製工連副会長の田中真文氏が大会宣言を行い、笠間史盛全製工連副会長の音頭で万歳三唱し、大熊茂樹全製工連専務理事の閉会の辞で本大会は終了。本大会終了後に行われた懇親会では、参加者が交流と親睦を深める場となった。また、今回の大会では会場に「わが社のいっぴん」をコンセプトにした展示コーナーが設けられ、日頃より練磨されて制作されている自慢の製品が展示された。  会場内では創意工夫・アイデアを駆使し、苦労された技法・加工方法、将来の展望など、物品だけでなく、製本業界の活性化となる情報も紹介され、参加者の関心を集めた。  なお、次期開催は2016年9月24日に全製工連60周年記念として東京ドームホテルで開催される予定となっている。 各種表彰式も行われた (印刷タイムス 2015年9月20日号掲載) ≫ニュース全文を読む

2015年10月06日
クライアント対象に環境大賞を新設 業界発展の貢献者5氏に印刷文化賞  一般社団法人日本印刷産業連合会(日印産連、稲木歳明会長)は9月16日、千代田区紀尾井町・ホテルニューオータニで設立30周年記念式典と2015印刷文化典を開催し、業界関係者、来賓など700人が参加した。今年は4年ごとの印刷文化典の年にあたり、式典では長年にわたり印刷産業の発展に貢献した印刷文化賞に足立直樹凸版印刷会長、石田明SCREENホールディングス会長、古森重隆富士フイルムホールディングス会長CEO、猿渡智大日本印刷元副社長、森澤嘉昭モリサワ相談役の5人の他、各賞を表彰した。  また、環境の改善に積極的に取り組み、地域社会の信頼を得るために努力した工場を印刷産業環境優良工場として表彰したほか、設立30周年を記念してクライアントを対象としたグリーンプリンティング環境大賞(4面)を設け、表彰した。式典は国歌斉唱に続き、稲木会長は30年を振り返るとともに今年を「グランドデザイン元年」として数年度にわたる事業計画を着実に遂行していき、「印刷産業を未来にリードする団体を目指していく」と意気込みを語った。  さらに、印刷産業の果たす役割をわかりやすく表す「ミッション・ステートメント」を制定し、新たなスタートにあたり、「先人の歩みを振り返る『日印産連30年の歩み』を刊行した」と紹介した。また、前日、印刷産業の現状と課題を考える国際印刷フォーラムを開催し、同会長は「欧州の印刷事情を紹介するとともに、相互の課題を議論する意味のあるフォーラムになったと考えている」と述べた。  次いで、来賓の安藤久佳経済産業省商務情報政策局長は「7月末に就任してから印刷業界で初めての挨拶だ。この30年皆さんは大きな変化を経て、8300社10団体が手を携えて文化、産業の振興を図ってきた。今後もデータと情報を扱う技術で日本を牽引していくであろう。これからの30年は大きなビジネスチャンスであり、期待と使命がかかっている」と祝辞を述べた。  次いで、日本印刷産業連合会表彰に入り、印刷文化賞、印刷功労賞、印刷振興賞、特別賞の各賞が表彰された後、第14回印刷産業環境優良工場で、経済産業大臣賞に笠間製本印刷(石川県・田上裕之社長)をはじめ21工場が表彰され、GP環境大賞に5社、準大賞に10社が表彰された。  引き続き、受賞者を代表して足立直樹氏と古森重隆氏が謝辞を述べた。この後、場所を移動して懇親会が行われた。 印刷文化賞の5氏と稲垣会長 (印刷タイムス 2015年9月20日号掲載) ≫ニュース全文を読む