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2016年02月25日
東京都印刷工業組合元副理事長、慶昌堂印刷代表取締役の盛庄吉氏の旭日双光章受章記念祝賀会が2月24日、文京区関口・ホテル椿山荘東京で来賓や印刷関連業者など150人を集めて盛大に開催された。  祝賀会は利根川英二東印工組文京支部支部長の開会挨拶で始まり、島村博之東印工組理事長は盛氏の功績を紹介するとともに「中でも就業規則等労働条件に関する問題に対して、『労働条件制度整備推進マニュアル』など啓発資料を作成し、全47都道府県印刷工業組合で講習会と個別指導を行うことにより労働条件の整備・改善を推進した」と述べた。  さらに、「平成10年度、各社で編集できるよう電子媒体で条項ごとの解説を付した『モデル就業規則』、平成11年度には『モデルパートタイム就業規則』を作成して、その利活用を推進した」と褒めたたえた。  次いで多数の来賓の中から、成澤廣修文京区区長、高橋基陽光文社取締役会長・公益社団法人小石川法人会会長、中村守利東印工組顧問が祝辞を述べた。祝辞の中で、中村顧問は「盛さんに副理事長をお願いしたところ、入院中で病院までおしかけてどうしても副理事長を受けてほしいと、今考えると無謀であった。第1期の副理事長を受けてくれるかとお願いしたものの、病院からいつ出られるかわからず、イエスとは言ってもらえなかったが、どうしても盛さんに副理事長をやって頂きたかった」と述べるとともに「断じて私は信じていた。新年度がスタートする前に盛さんが退院し、足並みを揃えることができた。労務委員会と環境委員会の二つの委員会を持ってもらいたくて、他の人ではなかなかできない。二つの委員会をやるためには研究して遂行する力量のある方、熱意のある盛さんにお願いしたかった」と当時のエピソードを語った。  引き続き、東印工組の島村理事長から記念品が贈られ、戸部美代子文京支部元支部長から花束が贈られた。  盛氏は「受章は皆さんのご指導の賜物であり、理事長をはじめお話しを頂き、お褒めの言葉を頂き、耳が痛い」と述べ、慶昌堂印刷の創業から現在までの経緯を紹介し、昭和43年4月から昭和47年8月まで凸版印刷で勤めたが、「5年半勉強したが、今オフセット印刷ができるのはそこでのベースがあったからこそ。凸版印刷にはありがたい」と感謝の意を示した。  この後、浅野健東印工組参与が「盛さんは私より4歳先輩で兄のような存在だ。25年前からお付き合いがある。盛さんと言えば、カラオケとゴルフで大変チャーミングが方だ」と述べ、乾杯した。 盛氏の功績を紹介する島村理事長、右は盛夫妻 ≫ニュース全文を読む

2016年02月24日
全国印刷工業健康保険組合(全印健保、青木宏至理事長)は2月23日、第160回組合会を中央区・全印健保会館で開催し、平成28年度事業計画並びに収入支出予算などについて審議した。  組合会に先立ち、青木理事長は経済概況にふれるとともに、「組合の平成27年度決算はほぼ予算どおり8億円弱の黒字となった。また、平成28年度の予算は、一般保険料率は前年と同じ千分の百として、13億7千万円の黒字が見込まれる。ただ、膨張する高齢者医療制度の納付金や医療費でまだまだ、組合財政にとって不安がある。今後もさらなる財政の健全化に努めたい」と挨拶した。  平成28年度事業計画の骨子は次のとおり。 1、高齢化の進展に伴う高齢者医療制度への納付金並びに医療費の増大に対応するため、一般保険料率は千分の百を維持する。また、介護保険利用率についても介護納付金負担に対応するため千分の16.5を踏襲する。 2、滞納保険料の解消に向け、保険料債権確保に法的処置も処置に入れて万全を期する。 3、一人当たりの医療費はなお高い水準にある。健全財政に向けて医療費のさらなる適正化対策を講じる。 4、平成27年度に策定した「データヘルス計画」に基づき、28年度も詳細なデータをもとに加入者の健康寿命の延伸等を目的として各種保健事業との連携を図り、健康度向上に取り組んでいく。さらに、ジェネリック医薬品の使用促進等により医療費の削減・適正化を図っていく。 5、事故防止・事務向上に向けた監査強化、個人情報保護の徹底に務める。 6、高齢者医療制度への現役世代の負担が限界を超えており、公費拡大や組合支援措置等を国へ強く要請する。  平成28年度予算は、実質収支13億7千3百万円の黒字予算となるが、高齢化の進展に伴う医療費の伸びはとどまらず、組合財政の先行き等を勘案し、一般保健料率は前年度同様の千分の百とした。  挨拶する青木理事長 ≫ニュース全文を読む

2016年02月23日
東京地区印刷協議会(木村篤義会長)は2月22日、平成27年度下期東京地区印刷協議会を中央区・日本印刷会館で開催した。今回は、次期理事長候補の臼田真人氏(アドピア社長)を講師に迎えて講演会を行い、その後、全委員会を同時開催した後、全体会議が行われた。  講演は、『人財づくりから始める業態変革~21世紀、印刷業界の可能性と使命~』をテーマに1時間行われた。臼田氏はまず、「①倒産の危機はないか、②遺書を書いたことがあるか」と会場に問いかけると共に、③社員から『この会社に入って幸せだ』と言われて本当に幸せになった」と述べ、自身のプロフィールを語り始めた。  母方の祖父が印刷業を営んでおり、同氏の父親が勤めていた。今から30年前の1986年に独立し、アドピアを設立した。同氏は創業5年目、22歳で入社したが、「当時は借金地獄だった」と振り返った。そして、28歳で東印工組港支部の若竹会に入会するものの、36歳の時に父親が急逝し、社長に就任して以来現在に至る。  会社創業の1986年は、①バブル時代の幕開け、②印刷業界は右肩上がり、③顧客ニーズがハードからソフトへーーという時代だった。そして、設備もない、ノウハウもない、配送設備がない中で、“すぐやる”、“必ずやる”、“出来るまでやる”を原点とし、人財への投資を始めた。人財教育について、同氏は「人財教育とは、仕事をつくり出すこと」として、仕事をつくれる営業を目指した。  さらに、同社の経営理念として、「創造性の高いマーケティングとサービスを通じて人と社会を幸せにする」と強調し、この他、「私たちの進む道」、「企画提案の進め方」などについて説明した。  最後に「私の最大の夢とは、日本で一番働きたい会社にしたいことだ。業態変革をして10数年だが、覚悟をいつするか、社員とどう向き合うか、経営者として何ができるのか考えることが業態変革の第一歩だ。命を使い切った時に経営者として卒業できる」と締めくくった。 講演する臼田真人氏 (次期 東印工組理事長候補) ≫ニュース全文を読む

2016年02月22日
NPO法人日本自費出版ネットワーク、自費出版アドバイザーの会主催で5月13日、KKRホテル金沢で第26回自費出版アドバイザー養成講座、2016年日本自費出版ネットワーク全国交流会の合同研修会を金沢で開催する。また、合同研修会に先立ち、2016年度NPO法人日本自費出版ネットワーク総会も行われる。  NPO法人日本自費出版ネットワークは、今年で設立してから20周年を迎える。この間、自費出版界を取り巻く環境は大きく変化した。自費出版大手といわれる出版社の台頭と衰退、賞賛ビジネスや書店の棚買いの問題、電子書籍の登場、黒船アマゾンの脅威、自分史の新しい活用法など一筋縄ではいかない課題がいくつも噴出した20年だった。  そんななかにあって同ネットワークは、一過性のブームに流されずに、真摯に自費出版物と向き合い、1冊1冊に光を当てようと努めてきた。  今般の全国交流会では、そんなネットワークの歩みに常に寄り添い続けてくれる中山千夏代表理事に話をして頂く。  また、同時開催の自費出版アドバイザー養成講座では、「朝日自分史」を立ち上げた朝日新聞社の方の講演がある。 ≫ニュース全文を読む

2016年02月19日
東京ミッドタウン・デザインハブ主催で、東京ミッドタウン・デザインハブ第57回企画展「おいしい東北パッケージデザイン展2015 in Tokyo」を3月9日から4月17日にまで東京都港区赤坂・東京ミッドタウン・デザインハブで開催する。 東北経済産業局と日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)は、デザインの力によって東北の豊かな地域資源をより魅力的に発信するため、個性溢れる10社10商品に対する新しいパッケージデザイン案を全国のデザイナーから募集した。2回目の開催となる今回は対象商品に日用品も加わり、優秀作品については今年から実用化・商品化を目指す。 東北地域には、魅力的な地域資源と、高い技術や確かな品質を備えた商品がたくさんありながら、その魅力を効果的に伝え切れている例はまだ多いとはいえない。 会場では、応募702点から選ばれた入選・受賞作品の227点を参加企業の要望や各作品のデザインコンセプト等とともに展示するので、デザインの力や役割を感じながら、デザインへの理解を深めてほしい。 なお同展は、昨年仙台で開催し、好評を博した「おいしい東北パッケージデザイン展2015」の巡回展。 ●デザイン対象商品 <食品> 青森:(株)マルヌシ「いか三升(さんしょう)漬」 岩手:北緯四十度のまち(株)「盛岡冷麺」 岩手:藤勇醸造(株)「しょうゆ糀」 岩手:(有)松勘商店「花泉産ひとめぼれ」 宮城:(株)岡清「たこのやわらか煮」 宮城:(株)ささ圭「手わざ笹かまぼこ『希望』」 宮城:奥州白石温麺協同組合「白石温麺食べくらべセット」 山形:三和油脂(株)「コメーユ」 福島:あぶくま食品(株)「旨さの極みきゅうり」 <日用品> 秋田:美郷町観光協会「美郷雪華ルームフレグランス」 ≫ニュース全文を読む

2016年02月19日
公益社団法人日本印刷技術協会(JAGAT、塚田司郎会長)は、page2016にあわせて、2月3日『デジタルハンドブック』を発行した。3月4日に、JAGAT印刷総合研究会による発刊記念セミナーを開催する。 JAGATの最新刊『デジタルハンドブック いま知りたい30のキーワードと10の事例』は、これまでありそうでなかった「デジタルキーワード」に関する解説書で、メディア業界、特に今まで紙メディアで働いてきた人たちにとって有益な情報を提供している。 同研究会では『デジタルハンドブック』発刊記念セミナーとして開催し、30のキーワードに関わるメディア業界人が、雑誌制作の現場で起こっていることや今後重要性が増すキーワードを解説する。ディスカッションでは、デジタルスキルアップのためのヒントや社内デジタル教育の実際、そして新しいビジネスの可能性を探る。メディア産業全体を幅広く、多角的に捉え、未来の印刷ビジネスを見通す基礎にしたいと考えている。 ■ 開催概要 ●主催:公益社団法人日本印刷技術協会(JAGAT) ●日時:2016年3月4日(金)14:00-16:20(定員50名) ●会場:公益社団法人日本印刷技術協会(JAGAT)3Fセミナールーム 東京都杉並区和田1-29-11 ●参加費:一般:15,120円(税込)、JAGAT会員:10,800円(税込) 印刷総合研究会メンバー:2名まで無料([上級プラン]3名まで [特別プラン]5名まで) ■ セミナー内容・スケジュール ■14:00-14:30 「雑誌業界にみるデジタル戦略と新たな収益構造」 株式会社ハースト婦人画報社 松延秀夫 氏 ■14:30-15:00 「次世代のデジタルキーワード~ドローン、IoT、VR(仮想現実)」 経営コンサルタント 小林啓倫 氏 ■15:10-16:20 ディスカッション「メディアビジネスに求められるデジタルスキル」 J株式会社ハースト婦人画報社 佐伯典子 氏 経営コンサルタント 小林啓倫 氏 【モデレータ】法政大学社会学部准教授・ジャーナリスト 藤代裕之 氏 (講師や時間割はやむを得ず一部変更する場合がある) ≫ニュース全文を読む

2016年02月18日
印刷工業会(稲木歳明会長)の女性活躍推進部会3分科会(新井妙子部会長・共同印刷)の最終報告会が2月17日、北区東十条・図書印刷で開催され、分科会メンバー、企業のトップや幹部が参加した。最終報告会に先立ち、女性活躍推進法説明会が行われた。  最終報告会で小野隆弘専務理事は「昨年4月から『印刷を魅力ある業界に』をスローガンに12部会を中心に活動を続けている。中でも女性活躍推進部会は部会活動でも中心となる活動をしている」と開会挨拶をした。  次いで、稲木歳明会長は「女性活躍推進部会のメンバーは重要なポジションで活躍しており、業界が抱える課題と向き合いながら部会活動に取り組んでいる。本日は企業のトップを交えての最終報告会であるが、成果として実現できるよう考えて行かなければならない。来期においても印刷業界が魅力ある業界になるよう活動を続けてほしい」と挨拶した。  報告会ではまず、ワーク・ライフ・バランス分科会の小林久子リーダー(ビーエフ&パッケージ)から報告があり、昨年6月のキックオフで問題点の洗い直しをし、現状を把握してからの活動経緯を述べた。そして、同リーダーは「女性に問わず、年齢に問わず考えていかないとワーク・ライフ・バランスは成り立たない」と強調するとともに、労働時間に関する取り組み事例や休暇に関する取り組み事例について紹介した。  次いで、女性の意識改革分科会の菅原円リーダー(大洋印刷)は「まず女性の意識改革とは何かを考え、仕事において“意識が高い”状態とは何かと考えた。“意識が高い”というのはポジティブであり、ポジティブを目指す」と述べ、「意識改革とは気持ちの持ち直しではないか」と問題提起した。そして、生の声を得るためにアンケート調査を行い、84%という高い回収率結果となり、その後、「WAになってかたろう」をスタートさせた。さらに、これからの女性の意識改革に向けて、「例え自社内でロールモデルが不在であっても業界内にロールモデルはたくさんいる」と促した。  引き続き、マネジメント分科会の杉野綾美リーダー(宝印刷)は「どうすれば女性が会社で活躍できるのか、そのためのマネジメントの課題は」という問いかけに対して、「みんなで変わっていくことだ」と述べ、ステップ1では『管理職のあり方』について意見を出し合い、営業職にしぼりアンケート調査を行った結果、「中間管理職は現実を見ており、トップは理想を持って将来を見ている。この経営層と中間管理職の認識差をなくし方向性を一致させることが重要だ」と強調した。  報告会を聞いて、新村印刷の新村明義社長は「最終報告会は、声にならないことを表に出してくれてよかった。女性活躍推進について真剣に考える男性がいても良い。多元的に能力のあるものがそれぞれのポジションを占めていくことが必要だ。一人でも多くの男性がこの部会に参加すると多くの女性管理職や女性経営者、分科会の努力が報われる。今日参加の皆さんが定年を迎える頃、垣間見まれたら良いと思う」と感想を述べた。  新井部会長は「三つの分科会は大変素晴らしい発表会だった。けしてまっすぐ平坦な道できたわけではない。テーマの難しさ、社風を背負って、蛇行してきた。数日前に原稿を見て、今日の報告会を聞いて、皆さんの底力に深く感銘を受けた。部会を担う私にとって、責任が重くなり、身の引き締まる思いだ。引き続き、メンバーを派遣して頂き、来期に続けていきたい」と述べ、『印刷を魅力ある業界に』にしていく活動を続けていくことを誓った。  最後に、堆誠一郎副会長は「素晴らしい女性がいると認識した」と各部会について総評を述べた。 報告会について感想を述べる新井部会長 ≫ニュース全文を読む

2016年02月18日
一般社団法人日本印刷産業連合会(日印産連、稲木歳明会長)の市場動向調査部主催で、2016シンポジウムを3月2日開催する。今回は、『スマート・インバウンド・ソリューションへの挑戦と課題~メイドインジャパンのソフト戦略に向けて~』をテーマに開催する。 今般、外国人観光客の飛躍的な増加と日本製品の爆買いなどにより、インバウンド事業が大きく拡大している。円安、免税改革や外国人観光客に対するおもてなし対応など、日本の受入れ態勢の強化による影響が大きいと思われるが、同シンポジウムでは各業界で活躍されている専門家の話からその実態に着目するとともに、インバウンド市場における事業拡大とその周辺領域の外国人向け対応サービスを骨格としたグローバル戦略を検討する。 (内容) ・クールジャパン事業など日本のコンテンツ事業の海外展開の現状や、コンテンツ事業 を支える印刷産業の最新の取り組みやグローバル展開の可能性について ・地域連携キャンペーンの取り組み事例、外国人観光客向けの多様なサービスと仕組み、 2020年に向けたあるいはその後の展望も含めた日本のスマート・インバウンド・ ソリューションについて 開催概要は次のとおり。 ■日 時:平成28年3月2日(水)13:30 ~ 16:30 (13:00開場、途中休憩10分) ■会 場:日本印刷会館2階大会議室 (定員約200名) ■対 象:日印産連所属の会員団体・企業、一般者 ■参加費用:(会員)3000円 (一般)5000円 ■テーマ名/講師 1.概要説明 (10分) 大島 渡氏 (一般社団法人日本印刷産業連合会 市場調査部部長 ) 2.講演 『打って出る!日本コンテンツの海外展開』 (30分) 小糸正樹氏(クールジャパン機構 株式会社海外需要開拓支援機構 専務執行役員) 3.講演 『迎え撃つ!インバウンド戦略の展開』 (40分) 中村好明氏(株式会社ジャパンインバウンドソリューションズ代表取締役社長) 4.パネルディスカッション『スマート・インバウンド・ソリューションへの挑戦と課題』(90分) モデレータ:大島 渡氏( 一般社団法人日本印刷産業連合会 市場調査部部長 )、パネリスト:小糸正樹氏(クールジャパン機構 海外需要開拓支援機構 専務執行役員)、 中村好明氏((ジャパンインバウンドソリューションズ 代表取締役社長 )、岡田典幸氏(JTBパブリッシング 総務部グローバル事業推進課課長)、 藤沢 修氏(凸版印刷ICT統括本部 ICT戦略室室長 ) ≫ニュース全文を読む

2016年02月17日
デジタル印刷(使い道)研究会主催で「第1回デジタル印刷(使い道)研究会」を2月16日、墨田区両国・三菱製紙本社で開催した。今回、『デジタル印刷での制作とその感想』と題し、デジタル印刷機による新聞制作などの事例を通し、デジタル印刷の使い方や将来像などについてセミナーとトークセッションを行った。 まず、こども新聞研究所所長・プリント&プロモーション編集責任者の中村真己氏が「こども新聞制作とその後の反響」をテーマに講演した。これは、昨年、埼玉県春日部市立上沖小学校のこどもたちと取り組んだ「こども新聞 上沖版 発行事業」について語った。同事業は日本ではほぼ初となる小学生記者が取材し、デジタル印刷機を使ってブランケットサイズの新聞を制作し、校内と学区内の朝日新聞購読者に宅配した。新聞は、1年生から6年生まで(それぞれ色別け)と式宅配向けの合計7種類の3700部を発行した。 中村氏はこども新聞事業に取り組んだ動機や経緯などについて述べ、「経費に関しては課題として残ったが、こどもたちの目の輝きが忘れない」と感想を語った。同事業をまとめたレポートが3月中に発刊される。  こども新聞研究所所長・プリント&プロモーション編集責任者   中村真己氏 次いで、朝日新聞社製作本部主査の澤田有司氏が「朝日新聞社のデジタル印刷機への取り組み」をテーマに講演した。講演では、連帳式デジタル印刷機を2014年10月に設置してから、テスト印刷をはじめ、昨年2月から社内ユースのサンプル印刷を開始した後、4月開催の大英博物館展記念号外を1面10種類の見開き記事下広告3種類の合計30種類のバリア印刷を紹介するとともに、その後手がけたラグビー選手を掲載した変形三つ折りの号外や社外からの受注などの事例を紹介した。 今後の課題として、澤田氏は「どのようなバリアブルか模索している。一人ひとりの要望に応えるためにはどのようにしたらよいか。紙についてはまだ3種類しか使えない。様々な用紙が使えるようになれば要求に応えることができる」と締めくくった。 引き続き、オクムラグラフィックアーツマネージャーの高木達也氏、三菱製紙洋紙事業部海外営業部担当部長の木村篤樹氏、澤田氏の3名がパネラーで、中村氏がモデレーターとなり、「デジタル印刷の取り組みを語ってみよう」をテーマにトークセッションが行われた。セッションでは、それぞれがどのような形でデジタル印刷機に関わっているか、デジタル印刷の現状をどう思うか、人件費・在庫・損紙などについてそれぞれ意見を述べた。そして最後に中村氏が「デジタル印刷は誰が幸せになるか」参加者全員に問いかけて締めくくった。  トークセッション  左から木村氏、高木氏、澤田氏 ≫ニュース全文を読む

2016年02月15日
エンタテインメントパッケージアワード(epa)主催の第16回エンタテイメントパッケージアワード(epa)の授賞式が2月12日、東京都大田区・金羊社本社で開催された。今年度は、純邦楽ユニット・WASABIのアルバム『TRAD JAPAN GENESIS』を題材に、また初の試みとしてLPレコードデザイン部門を設けた。全国から1010作品の応募の中から厳選な審査の結果、大賞、準大賞、審査員特別賞、優秀賞の49作品が受賞した。大賞に、グラフィックデザイン部門の行岡愛美(香川県立善通寺第一高等学校デザイン科)とLPデザイン部門の元木杏香(奈良芸術短期大学美術科デザインコース)が決まった。  冒頭、河津睦彦epa実行委員長は「千を超す力強い作品が集まり、1月15日信藤三雄審査委員長の他、審査員、WASABIのメンバーが全員集まり厳選なる審査の結果、49作品を選び、本日、その中で特に優秀な9作品の方々に来て頂いた」と挨拶した。  審査員の紹介の後、審査員特別賞、準大賞、大賞が表彰された。  最後に信藤審査委員長が「デザイナーとして一番大切なことは日本の美意識を後世に伝えていくことだと思っている。今回は思ってもいないテーマで、審査をしたらいい作品がいっぱいあり、レベルが高かった。レベルが高くて嬉しく、若い子にも日本の美が受け継がれていることを強く感じた。今回は韓国、中国からも入賞があり素晴らしいと思った」と審査総評を述べた。  パーティーで、金羊社の浅野健社長はLPレコードデザイン部門を設けたことについて「LPで青春を謳歌した身としてはLPが無くなるのは残念だったが、ももいろクローバーやサザンなどはLPもリリースしている。日本で唯一LPを製造している東洋化成にLP部門を作ろうといって審査員に呼んだが、やっと実現できた。今まで、入賞者は女性がほとんどだったが、男性が多く頑張った」と感想を述べた。 入賞者は次のとおり(敬称略)。 【大賞】 ▽グラフィックデザイン部門:行岡愛美(香川県立善通寺第一高等学校デザイン科) ▽LPレコードデザイン部門:元木杏香(奈良芸術短期大学美術科デザインコース) 【準大賞】 ▽グラフィックデザイン部門:佐々木菜乃(秋田公立美術大学美術学部美術学科) ▽グラフィックデザイン部門:吉武大輝(福岡デザインコミュニケーション専門学校クリエイティブデザイン学科コミックイラスト専攻) 【審査員特別賞】 ▽〈WASABI賞〉LPレコードデザイン部門:ライミンライ(東京モード学園不ラフィック学科) ▽〈オリコン賞〉グラフィックデザイン部門:田中隆史(桑沢デザイン研究所デザイン専攻科ビジュアルデザインコース) ▽〈FM802 digmeout賞〉グラフィックデザイン部門:寺田浩司(ヒューマンアカデミー立川校WEBデザインコース) ▽〈日本伝統文化振興財団賞〉LPレコードデザイン部門:車燕周(東京モード学園グラフィック学科) ▽〈東洋化成賞〉LPレコードデザイン部門:中島涼愛(奈良芸術短期大学美術科デザインコース)  入賞者と審査員による記念撮影 ≫ニュース全文を読む