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2015年10月06日
「印刷を魅力ある業界」の実現を目指し 女性社員の活躍推進と産業の活性化を促す 女性の意識改革分科会、ワーク・ライフ・バランス分科会、マネジメント分科会  印刷工業会(稲木歳明会長)の女性活躍推進部会(新井妙子部会長)は昨年9月に立ち上げた「女性の意識改革分科会」に続き、6月、「ワーク・ライフ・バランス分科会」と「マネジメント分科会」の2分科会を立ち上げ、印刷工業会が掲げる『印刷を魅力ある業界』のスローガン実現に向けて始動した。9月8日、金羊社(東京都大田区、浅野健社長)において、3分科会の中間報告会が開催された。  報告会に先立ち、新井部会長(共同印刷)は、同部会が印刷工業会会員企業における女性社員の活躍を推進し、我が国、印刷産業の活性化と地位向上を目指すという大きな目的を掲げていることだと促し、「昨年度は女性の意識改革分科会のみで、短期間であったがパネルディスカッションなど成果があった」と述べるとともに「今後も自負と自信を持って取り組んでほしい」と協力を呼びかけた。  次いで、「女性の意識改革分科会」(菅原円:リーダー大洋印刷)、「ワーク・ライフ・バランス分科会」(小林久子リーダー:ビーエフ&パッケージ)、「マネジメント分科会」(杉野綾美リーダー:宝印刷)の3つの分科会の中間報告が行われた。  「女性の意識改革分科会」はこれまで7回の分科会を開催しているが菅原リーダーは「ゴールイメージを決めるのに時間がかかった」と述べ、ゴールイメージと現状のギャップがあり、女性の意識の中で「ネガティブを明確にし、ポジティブにすること」と語り、手段として印刷業界の全ての女性に対しアプローチする手段としてブログを利用することにした。その前段階として同分科会参加の女性社員を対象としてアンケートを行い、12月にブログを開始する予定。  「ワーク・ライフ・バランス分科会」のゴールイメージは、男女ともワーク・ライフ・バランスのとれた職場環境をつくることで、今後の活動として制度、仕組み、運用に特化した活動をしている。具体的には成功事例を調査し、12月から来年にかけて新たなる提案内容を検討していき、ワーク・ライフ・バランスのとれた魅力ある業界の手伝いができるよう活動を進めていく。  「マネジメント分科会」では、6月に問題点の洗い直しをし、7月には女性活躍を推進するために、①やる気がある、②信念がある、③切り直しが早い――3点とし、女性の立場として管理職に求めるものはスマイル、ユーモアと前向きビジョンであると述べた。引き続き、トッパン・フォームズの寺上美智代氏が女性の意識改革、大日本印刷の金田由美氏がワーク・ライフ・バランス、金羊社の浅野健社長がマネジメントについて自社の取り組み事例を紹介した。  寺上氏はトッパン・フォームズにおける経営信条とダイバーシティについて説明し、中でも2015年から新任の女性管理職を対象としたフォローアップ研修や仕事と育児の両立支援策について説明した。  また、金田氏はDNPグループの現状と取り組みを紹介し、「ライフイベントとやりがいのある仕事の両立に不安がある」としながら、個人生活に関する相談はしにくいと指摘し、最後に、働き方の変革と職場復帰「カンガルーの会」を説明した。  浅野社長は「女性の活躍推進はどのようにすれば実現できるか」と投げかけ、自社の女性従業員の比率が4分の1であり、女性管理職が8分の1という現実で、同社長は「人口で考えると男女は50対50なのに、会社での女性比率はなぜ25%なのか。理想は世の中と同じく、企業も同人数でなければならない」と述べた。  さらに、同社は来年で創立90周年を迎えるが、「企業のマネジメントの中で男性と女性で意識する必要はない」と述べ、「会社とは何かと問うならば、あなたとあなたの人生を豊かにする道具ではないか」と語り、マネジメントの本質を考えると同時に必要なことはコミュニケーションであることを強調した。  この後、金羊社の見学ツアーを行い、その後、懇親会が行われ和やかに歓談した。 新井部会長 (印刷タイムス 2015年9月20日号掲載) ≫ニュース全文を読む

2015年10月06日
近代文化への貢献称える 没後140年を記念して  大阪印刷関連団体協議会(吉田忠次会長)は9月3日、大阪市天王寺区の四天王寺境内にある本木先生銅像前で本木祭を開催。大阪の近代文化に大きく貢献した本木昌造先生の偉業に感謝の意を表すとともに、業界のさらなる発展を祈念した。  わが国の近代印刷術基点というべき活版印刷の先覚者である本木昌造先生は、明治3年に五代友厚氏の援助を得て「大阪活版所」を開設したほか、大阪で初めて鉄橋・高麗橋を架設するなど、大阪の近代文化にも大きく貢献した。  明治26年には大阪の印刷関係者によって「本木会」が結成され、拠金運動を行って本木先生の遺徳を讃えるため、明治30年に四天王寺境内に土地を求めて等身大の銅像を建立し、毎年10月に本木祭を営んできた。  しかし、太平洋戦争下の昭和18年に「金属類回収令」の強化実施に伴い、銅像が強制供出させられ、台座のみを残して終戦を迎えた。  その後、昭和27年には印刷関連業界10団体の協力によって、レリーフ胸像を埋め込んだ記念碑を修復し、同年10月に開眼式を行ったが、「戦前の姿ではない」ということから、昭和59年に大阪印刷組合100周年事業として銅像を復元することを決定し、印刷関連業界有志の協賛を得て昭和60年10月1日に完成させた。  現在、全印工連では毎年9月を「印刷の月」と定め、印刷人としての意識の高揚と印刷に対する認識、情報産業の向上を期してPR活動を行っている。大阪においては、わが国印刷文化の創始者である本木先生の遺徳を偲び、命日の9月3日を中心として四天王寺境内の記念碑の前で本木祭を開催している(2000年から5年に1度の開催)。  当日は、四智讃、三礼、導師焼香、祭文、散華、読経、会長焼香、関連団体代表者焼香、参拝者焼香、回向、吉田会長あいさつと続き、業界の先人である本木先生の遺徳を偲んだ。  祭文の中で吉田会長は本木先生の偉業に感謝の意を表明するとともに、「本木先生の銅像を前にし、改めて先生の大きな偉業を思う。情報が一番早く入る業界であり、それらを消化吸収し魅力的な業界へと変身させ、高度情報化の時代に対応するために、一層の努力を重ねることを誓う」と決意を表明した。 本木先生の偉業に感謝の意を表した (印刷タイムス 2015年9月20日号掲載) ≫ニュース全文を読む

2015年10月06日
KKRホテル広島を会場に  広島県印刷工業組合(喜瀬清理事長)・中国印刷機材協議会(岸本均也会長)は、10月23日(金)・24日(土)の2日間にわたり、「伝える力を活かす『コトづくり』」をテーマにKKRホテル広島(広島市中区東白島19ノ65)で「2015印刷産業夢メッセ」を開催する。  新たなスタイルの展示会として、「今日、明日、未来、そして夢を語り合う情報交換の場」をテーマに1回目を2005年10月に開催して以来、今回で11回目の開催を迎える「印刷産業夢メッセ」は、印刷産業の未来に向けて参加者と講師が本音で語り合うセミナー形式を採用し、基調講演・ソリューションセミナー・座学の3本柱から構成されている。  近年では、メーカーからIT革命で発展し続ける印刷技術と、それを経営・営業ソリューション情報として活用・推進している全国各地の事例を紹介しながら、参加者にとって分かりやすい内容のセミナーが行われるようになり、参加者と講師が双方向で将来に向けた夢が描ける機会として好評を博している。  11回目を迎える今回は「伝える力を活かす『コトづくり』」をテーマに掲げ、2つの基調講演とソリューションセミナー、座学が催される。  初日となる23日の午前10時30分からは全日本印刷工業組合連合会の臼田真人副会長(アドピア社長)が「我が社の武器は『企画提案力』~人材育成と営業実践事例を紹介~」、24日午前10時30分からは越純一郎氏(せおん代表取締役)が「『できること』ではなく『勝てること』をせよ!~立ちすくんだままの印刷業界よ、『局地戦で勝て!』~」のそれぞれをテーマに基調講演を行う。  同時に、全23のソリューションセミナーが両日とも午後1時から4つの会場に分かれて1セミナー80分の時間枠で参加者が3つのセミナーを受講できるようになっている。  9月2日には、KKR広島において喜瀬清実行委員長をはじめ、実行委員会のメンバーが記者会見を開き、概要について説明した。  この中で喜瀬実行委員長は「平成16年から始めた夢メッセも今年で11年目になる。業態変革から始まり、最近では印刷の強みということで、伝える力を真ん中に据えて、それを生かしてどのようにしていくべきかを訴えてきた。  どれだけ業態変革について自ら実行するレベルで理解できているのかというと、まだまだ難しい側面はあるが、どのようにすれば行動につながるか分かれば動かなければ結果は出てこないということで、今回は「伝える力を活かす『コトづくり』」をテーマに掲げた。  受注産業である印刷業界にあって、お客様から言われた仕様をその通りにして、仕事が綺麗だったか安かったかで今までは終わっていたが、世の中が変わり、誰もが印刷することができるようになってきた。どこが違うかというと、お客様と寄り添い、要望をくみ取り、その奥に何があるのかを考えることであり、お客様と一緒に知恵を出して考えることである。  そこを得意として印刷だけに限らず、いろんな展開ができるという力を活かすことが重要になってきた。それぞれの講演の中で関連することを聞き、考えてもらえれば新たな行動のスタートになる。お客様と一緒に汗をかくことがコトづくりであり、われわれが力を発揮できるところであり、自社の価値になる」と述べた。  セミナー協力企業はキヤノンマーケティングジャパン、富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ、リョービMHIグラフィックテクノロジー、合同印刷機材、小森コーポレーション、ハイデルベルグ・ジャパン、ムサシ中国支店、メディアテクノロジージャパン、コニカミノルタビジネスソリューションズ、トスバックシステムズ、富士ゼロックス、広島日宝製本、モリサワ、ビジュアル・プロセッシング・ジャパン、リコージャパン、DICグラフィックス、東レ、ユニバーサルポスト、誠伸商事、東京インキ、2014印刷産業夢メッセ企画グループ(順不同)。  参加者は、1日1つのカテゴリー(3セミナー)を選び、最後に座学に出席し、講師と食事をとりながらの懇談会に参加できる。受講料は基調講演・ソリューションセミナー・座学がセットで1日通し券6000円となっている。  また、併催される「印刷技術文化のあゆみコーナー」では、モリサワの協力を得て海外で発見された紀元前の印刷に関わる貴重な遺跡7点と木版画の技術を活かした「蘭花譜」のほかに、今回は印刷機械の歴史や製本加工の道具なども展示される。  なお、「2015印刷産業夢メッセ」には広島県洋紙商連合会、広島県製本工業組合、中国グラフィックコミュニケーションズ工業組合、日本グラフィックサービス工業会広島県支部、中国地区印刷協議会が後援している。  問い合わせは2015印刷産業夢メッセ実行委員会(広島県印刷工業組合内)、電話082(293)0906、ファクシミリ082(293)0954まで。 開催概要を発表する喜瀬実行委員長 (印刷タイムス 2015年9月20日号掲載) ≫ニュース全文を読む

2015年10月06日
勝ち残る企業を目指して結束 全国から300人が参加 文化と経済を支える誇り 「製本産業ビジョンの実践手順書を活用して、勝ち残る企業を目指そう」を大会スローガンに掲げ、全日本製本工業組合連合会(大野亮裕会長)・京都府製本工業組合連合会(山崎喜市理事長)主催による「第56回全製工連全国大会京都大会」が9月5日、全国各地から300人を超える参加を得て京都市中京区のANAクラウンプラザホテル京都において開催された。  製本業界の振興と協調を目的に、京都では15年ぶりの開催となった今大会では、歴史と伝統の残る京都の地から、未来に向けた新しい道筋が示された。  当日は、本大会に先立ち執筆活動やテレビのコメンテーターなどで活躍している作家の荒俣宏氏(作家)を講師に招いて講演会が催された。  本大会では清水清司大会実行委員長(京都工組副理事長)の開会の辞でスタートし、開催地を代表して山崎喜市京都工組理事長が「昨年、当組合は創立90周年を迎えた。この間、さまざまな状況に遭遇したが、固い結束のもとに問題を乗り越えてきた。  製本業界や印刷関連団体を取り巻く状況は依然として厳しいまま、良くなる気配がないが今大会では、製本業は文化と経済を支える産業であるとの信念と、その産業に携われる誇りを持って集い、これからも強い意志を持って、製本業を利益の出る産業にしていくために意見・情報の交換をして明日への活力にしてほしい」とあいさつした。  引き続き、主催者を代表して大野亮裕全製工連会長が「われわれの業界は20年近く右肩下がりの出版市場にあり、印刷市場の縮小に加えて電子書籍市場の動向と大変厳しい状況が続いている。その中で、今大会では『製本産業ビジョンの実践手順書を活用して、勝ち残る企業を目指そう』をスローガンに掲げた。  『製本産業ビジョン2018』を策定したのは昨年2月であり、全国各地で説明会を実施し、普及・促進を図ってきた。今年はまさに各企業で実行・実践する年である。厳しい経営環境の中、個々の自助努力に加えて同業の経営資源で保管しながら新しい事業の推進を図り、生き勝って成長・発展につなげてほしい」と参加者に訴えた。  議長を選出し、大熊茂樹全製工連専務理事が会務報告を行った後、書籍・雑誌、商業印刷製本、紙製品、手帳の4つの専門委員会より、業界が直面する課題や対応策が説明された。  また、製本文化賞の贈呈では、中村健一(東京工組副理事長)・大谷博(岡山工組理事長)の両氏に功労賞が贈られたほか、山本雅夫(東京工組理事)・稲川竣一(愛知工組副理事長)・清水清司(京都工組副理事長)の3氏に振興賞、菊池晃氏(宮城工組理事)に技術賞、越浦吉勝氏(石川工組理事)に善行賞がそれぞれ贈られた。  この後、「製本産業ビジョンの実践手順書を活用して、勝ち残る企業を目指そう」の大会スローガンが京都工組理事の廣瀬景一理事から提案され、満場一致で採択された。  全製工連副会長の田中真文氏が大会宣言を行い、笠間史盛全製工連副会長の音頭で万歳三唱し、大熊茂樹全製工連専務理事の閉会の辞で本大会は終了。本大会終了後に行われた懇親会では、参加者が交流と親睦を深める場となった。また、今回の大会では会場に「わが社のいっぴん」をコンセプトにした展示コーナーが設けられ、日頃より練磨されて制作されている自慢の製品が展示された。  会場内では創意工夫・アイデアを駆使し、苦労された技法・加工方法、将来の展望など、物品だけでなく、製本業界の活性化となる情報も紹介され、参加者の関心を集めた。  なお、次期開催は2016年9月24日に全製工連60周年記念として東京ドームホテルで開催される予定となっている。 各種表彰式も行われた (印刷タイムス 2015年9月20日号掲載) ≫ニュース全文を読む

2015年10月06日
クライアント対象に環境大賞を新設 業界発展の貢献者5氏に印刷文化賞  一般社団法人日本印刷産業連合会(日印産連、稲木歳明会長)は9月16日、千代田区紀尾井町・ホテルニューオータニで設立30周年記念式典と2015印刷文化典を開催し、業界関係者、来賓など700人が参加した。今年は4年ごとの印刷文化典の年にあたり、式典では長年にわたり印刷産業の発展に貢献した印刷文化賞に足立直樹凸版印刷会長、石田明SCREENホールディングス会長、古森重隆富士フイルムホールディングス会長CEO、猿渡智大日本印刷元副社長、森澤嘉昭モリサワ相談役の5人の他、各賞を表彰した。  また、環境の改善に積極的に取り組み、地域社会の信頼を得るために努力した工場を印刷産業環境優良工場として表彰したほか、設立30周年を記念してクライアントを対象としたグリーンプリンティング環境大賞(4面)を設け、表彰した。式典は国歌斉唱に続き、稲木会長は30年を振り返るとともに今年を「グランドデザイン元年」として数年度にわたる事業計画を着実に遂行していき、「印刷産業を未来にリードする団体を目指していく」と意気込みを語った。  さらに、印刷産業の果たす役割をわかりやすく表す「ミッション・ステートメント」を制定し、新たなスタートにあたり、「先人の歩みを振り返る『日印産連30年の歩み』を刊行した」と紹介した。また、前日、印刷産業の現状と課題を考える国際印刷フォーラムを開催し、同会長は「欧州の印刷事情を紹介するとともに、相互の課題を議論する意味のあるフォーラムになったと考えている」と述べた。  次いで、来賓の安藤久佳経済産業省商務情報政策局長は「7月末に就任してから印刷業界で初めての挨拶だ。この30年皆さんは大きな変化を経て、8300社10団体が手を携えて文化、産業の振興を図ってきた。今後もデータと情報を扱う技術で日本を牽引していくであろう。これからの30年は大きなビジネスチャンスであり、期待と使命がかかっている」と祝辞を述べた。  次いで、日本印刷産業連合会表彰に入り、印刷文化賞、印刷功労賞、印刷振興賞、特別賞の各賞が表彰された後、第14回印刷産業環境優良工場で、経済産業大臣賞に笠間製本印刷(石川県・田上裕之社長)をはじめ21工場が表彰され、GP環境大賞に5社、準大賞に10社が表彰された。  引き続き、受賞者を代表して足立直樹氏と古森重隆氏が謝辞を述べた。この後、場所を移動して懇親会が行われた。 印刷文化賞の5氏と稲垣会長 (印刷タイムス 2015年9月20日号掲載) ≫ニュース全文を読む

2015年10月06日
先端システムの使途方法に開発視点が明確に示される  印刷機材団体協議会(宮腰巌会長)は、9月11日から9月16日までの6日間、東京ビッグサイトの東展示棟全ホールを使用して「IGAS2015(国際総合印刷機材展)」を開催し、5万7千人が来場し盛況のうちに幕を閉じた。  今回の統一テーマは、「Print+innovation プリントテクノロジーのさらなる挑戦!」で、出展社数345、小間数2688。プリプレスから印刷、ポストプレスにわたる幅広い分野から出展された。  開会式で、宮腰会長は今回のテーマについて「印刷技術のイノベーションのみならず、コミュニケーションのイノベーションも含む従来の印刷機材展にとどまらず、イノベーションを起こすための最新技術やソリューションをグローバルな視点で提案したい」と述べ、今回のIGASには印刷発注者を巻き込んだ課題解決・コミュニケーション展であることと、海外来場者の大幅な拡大を目指すという二つの特徴があることを強調した。  また、2015年以降、JGAS開催を中止し、IGASを3年周期で開催することに決定し、次回のIGAS開催は2018年となるが、同会長は「このIGAS2015を必ず成功させ、これまで以上に顧客視点に立った革新的なNEW IGASを創造していく」と誓った。  次いで、来賓の佐脇紀代志経済産業省製造産業局産業機械課長は「レットを基調とする素敵なテーマに近未来が感じられる造形で迎えられた。印刷がもたらす技術とカルチャーの融合の素晴らしい時間を象徴している。このような展示会の開催は宮腰会長をはじめ、関係者、345社の出展社の多大なる努力の賜物だ」と述べ、同展示会が更なるイノベーションの具現化を示すものになると期待を寄せた。  稲木歳明日印産連会長は「IGASは最新鋭の機械や技術が一堂に介するだけでなく、印刷産業の未来展望をグローバルな視点でとらえている点を楽しみにしている」と述べるとともに「日印産連は2011年にスマートリックスを発表し印刷産業が発達する方向性として4つを提案した。このIGASはその4つの提案を深めるとともにセミナーでは印刷ビジネスのあり方を提案する」と促した。  この後、佐脇紀代志産業機械課長、稲木歳明日印産連会長、島村博之全印工連会長、塚田司郎JAGAT会長、宮腰会長の5名によりテープカットが行われた。 IGAS入口の来場者 (印刷タイムス 2015年9月20日号掲載) ≫ニュース全文を読む

2015年10月06日
印刷業界は9月に入り、「印刷の月」を迎えている。印刷業界では、印刷産業の活動を広く社会にアピールし、理解を深めていく。  一般社団法人日本印刷産業連合会(日印産連、稲木歳明会長)は今年で設立30周年を迎えるとともに、本年は4年ごとの「印刷文化典」の年にあたる。同連合会は9月16日に東京都千代田区・ホテルニューオータニで「設立30周年記念式典、2015年印刷文化典」を開催する。式典では、日本印刷産業連合会表彰(印刷文化賞・印刷功労賞・印刷振興賞・特別賞合わせて43名、3団体)、第14回印刷産業環境優良工場表彰(21工場)、GP環境大賞など各種表彰を行う。式典終了後、懇親会が行われ、参加者には「日印産連30年の歩み」と「グローバル・スコープ第6号『海外と比較した日本のデジタル印刷の現状』」の2冊が配布される。  なお、GP環境大賞については次号にて掲載予定。 記念式典各種表彰者を表彰 日印産連表彰 印刷文化賞5人に 功労賞14人、振興賞23人、特別賞3団体と1人  日印産連表彰では、印刷文化賞で、足立直樹日印産連前会長、石田明SCREENホールディングス会長、古森重=富士フイルムホールディングス会長CEO、猿渡智日印産連元会長、森澤嘉昭モリサワ相談役の5人が表彰されるほか、印刷功労賞で14人、印刷振興賞で23人、特別賞で全印工連、広島県工組(福山支部)、山口県工組(青年部)の3団体と第43回技能五輪国際大会・日本代表選手の堀洸太氏の1人が表彰される。  表彰者は次のとおり(敬称略、年齢は表彰当日時点)。 印刷文化賞 ▽足立直樹(76)=日印産連顧問(日印産連前会長)、凸版印刷代表取締役会長 印刷業界のリーダー企業として先進的な経営を実践するとともに、業界が抱える諸課題に対して積極的な対応を行った。印刷工業会では、他に類を見ない「業界団体としての女性活躍推進」の基盤づくりを行うとともに、部会活動の活性化を推進し、会員各社への情報提供や業界慣習の改善を図った。日本印刷産業連合会の会長としても業界基盤の強化に向け、諸施策を実行した。特に緊急課題であった大阪府内の印刷事業場の「胆管がん発症」を受け、「労働安全衛生協議会」を立ち上げ、迅速に印刷産業の労働衛生環境改善に指導力を発揮した。 ▽石田明(73)=日印機工顧問、SCREENホールディングス代表取締役 取締役会長 平成2年5月に(社)日本印刷産業機械工業会副会長に就任、平成5年5月から12年5月の間においては同会長を務め、その後現在に至るまで長年にわたり同会での活動を通じて印刷産業全体の発展と振興に多大なる貢献を果たし続けている。特に同会会長在任中は、我が国がバルブ崩壊後の厳しい経済情勢にある中、その卓越した指導力と将来展望により、印刷機械業界にとどまらず、印刷産業全体の将来を見据え、デジタル化の進展へと変革をもたらす新しい事業化への動きを指導し、環境変化への対応の機運を牽引、更なる業界発展の実現に果たした功績は高く評価される。 ▽古森重隆(76)=日本印刷学会評議員、富士フイルムホールディングス代表取締役会長CEO 富士フイルムの印刷システム事業に永い間携わり、印刷プリプレス工程のデジタル化に代表される各種技術革新に対応し、先進的な製版機材・刷版機材を開発、製造、普及することで、印刷業界の生産性向上、品質向上に貢献をしてきた。その間、平成7年から平成18 年の間にプリプレスベンダーの団体である製版機材協議会(現プリプレス&デジタルプリンティング機材協議会)会長の要職を務め、また、日本印刷学会評議員は平成16年から就任し現在に至る。 ▽猿渡智(76)=印刷図書館評議員(日印産連元会長)、大日本印刷代表取締役副社長<平成19年6月~平成24年6月> 平成23年3月に発生した東日本大震災とそれに伴う原発事故によって当該地の印刷各社は直接的に大きな被害を受け、また全国の多くの印刷会社も原材料不足や計画停電などにより経営に大きな影響を被った。こうした状況の中、日印産連会長としてのリーダーシップを発揮し行政や顧客に対して積極的に印刷産業の現況を伝え、復旧・復興に向けての支援・協力を要請し、被害拡大の防止や早期立ち直りに尽力した。また、社会的責任遂行の視点から、被害地域の遺児育英資金として「もも・かき育英会」に1千万円の寄付をした。 ▽森澤嘉昭(80)=日印機工相談役、モリサワ相談役 社業はもとより多くの印刷業界団体の要職を歴任し、印刷技術動向の分析、人材の育成、資機材の研究開発など、永年にわたり印刷産業の基盤強化に尽力した。その先見性のある積極的な活動は卓抜したアイデアともあいまって、わが国印刷産業の振興発展に多大な功績を残した。  社業においては、印刷文字と組版技術を核として常にコンピューター時代を先取りする開発事業を推進してきた。昭和55年発表の第三世代CRT写植システムは、かつてない廉価で高性能な電算写植として高く評価され、急速に全国の中小印刷企業に導入された。 (印刷タイムス 2015年9月10日号掲載) ≫ニュース全文を読む

2015年09月29日
公益社団法人日本印刷技術協会(JAGAT、塚田司郎会長)は10月9日、文京区関口・椿山荘でJAGAT大会2015を開催する。  第1部では、花崎博己JAGAT副会長が「JAGATからのご報告」を行い、塚田司郎JAGAT会長が「『未来を創る』にみる新しい企業経営とは」をテーマに講演を行う。さらに、JAGAT新刊本から読み解く印刷業界の最新動向として、藤井健人JAGAT研究調査部部長と郡司秀明JAGAT専務理事が講演を行う。  第2部では、「異業種に学ぶ『競争しない競争戦略』―収益を生むイノベーションとは」をテーマに山田英夫早稲田大学ビジネススクール(大学院商学研究科)教授が特別講演を行い、第3部では懇親パーティーが催される。  対象は印刷産業・同関連業の経営者、経営幹部並びに人事・労務・営業責任者。定員200名  会員企業参加費は1名20,000円(税込み・懇親パーティー込み)、2名以降1名に付き18,000円(税込み・懇親パーティー込み)。 ≫ニュース全文を読む

2015年09月25日
一般社団法人日本印刷産業連合会(日印産連、稲木歳明会長)は9月18日開催の第37回グリーンプリンティング(GP)認定委員会において、新規9工場と更新42工場、合わせて51工場を認定した。その結果、GP認定工場は全350工場となった。  また、同認定委員会において、GP資機材の認定を実施し、4社9製品(洗浄剤2製品、プレート3製品、ファクトリー型デジタル印刷機2製品、ドライトナー型デジタル印刷機2製品)を認定した。これで平成27年度登録のメーカーは36社、認定製品は584製品となっている。 新規認定工場は次のとおり。 ▽オフセット:岩岡印刷工業 営業部(印刷工業会) ▽オフセット:長英 本社工場(全日本印刷工業組合連合会) ▽オフセット:ミドリ印刷 営業部・工場部(全日本印刷工業組合連合会) ▽オフセット・:大同印刷 本社・本社工場(全日本印刷工業組合連合会) ▽オフセット:プリネット(全日本印刷工業組合連合会) ▽オフセット:大風印刷 本社(全日本印刷工業組合連合会) ▽オフセット:東京平版 岩戸町工場(日本グラフィックコミュニケーションズ工業組合連合会) ▽グラビア:アスパック 本社工場・ラミ工場(全国グラビア協同組合連合会) ▽グラビア:八潮化学 本社及び関連工場(全国グラビア協同組合連合会) ≫ニュース全文を読む

2015年09月11日
印刷機材団体協議会(宮腰巌会長)は、9月11日から9月16日までの6日間、東京ビッグサイトの東展示棟全ホールを使用して「IGAS2015(国際総合印刷機材展)」を開催している。  今回の展示規模は、出展者数345、小間数2688。プリプレスから印刷、ポストプレスにわたる幅広い分野から出展する。  今回の統一テーマは、「Print+innovation プリントテクノロジーのさらなる挑戦!」。特に今回のIGAS2015では、従来の印刷機材展にとどまらず、印刷会社だけでなく、発注者~ブランドオーナー企業も巻き込んだ、印刷における課題解決・コミュニケーション展を目指す。  主なイベントとして、+Session、+Tour、+Future、+Live Studio、+Internationalがある。+Sessionは、ビジネスに直結する講演、パネルディスカッション、セミナー等を開催する。+Tourとして、IGASにおける見どころを解説する見学ツアーを数千人規模で実施する。これに加え、+Futureとしてパーパーエレクトロニクス、カラーユニバーサルデザイン、フレキソ、パッケージ、環境等の従来とは異なるカテゴリーやテーマの出展者を集めて効果的なプレゼンテーションの場を設ける。また、+Live Studioとして、ライブイベントによる情報発信を行う特別スペースを設ける。+Internationalでは、海外来場者に対して、様々な情報提供と「おもてなし」を行う企画を実施する。 IGAS2015は日本における印刷関連業界の統合的な一大イベントとして、最新鋭の機材・技術・サービスを提案し、活発なビジネス交流の場を提供する。 IGAS、混雑する受付 ≫ニュース全文を読む