DNPメディアクリエイト 販促物の訴求力を最大化するためのリサーチサービスを開始
2013年04月17日

大日本印刷(DNP)の100%子会社で、商業印刷物などの企画・制作を行う株式会社DNPメディアクリエイト(DMC)は、生活者の意識調査の結果のから、訴求力のある販促物のデザインや誌面構成、キャッチコピーを提案するリサーチサービス『Creative Doctor(クリエイティブ ドクター)』を本格的に開始する。


【サービス開始の背景】
チラシやカタログなどの販促物は、製品やサービスの詳細、企業の考え方など、生活者に伝えたい情報を最適な文章や画像、デザインで表現して制作されている。企業が意図した通りに生活者に情報を伝え、商品の購入やサービスの申込みという生活者のレスポンスを引き出すような、訴求力のある販促物を制作することが常に求められている。このニーズに対してDMCは生活者の声を収集し、レスポンスの向上に有効なデザインやメッセージを導き出して提案するリサーチサービス「Creative Doctor」を開始する。


【Creative Doctorの特長】
同サービスは、最大1,500名の生活者を対象に、ウェブサイトで「メッセージリサーチ」と「クリエイティブリサーチ」の2段階のリサーチを行い、販促物の誌面を構成する文章やデザインなどの要素を、生活者がどの程度認識しているかを調べることで、その訴求効果を明らかにする。

1.メッセージリサーチ : 誌面の効果的な切り口を明確化
▽販促物に記載するキャッチコピーやキーワードなど、読み手にアピールしたいメッセージを最大で35件作成する。DNPは、そのメッセージを7つのカテゴリーに分類して有効性を検証する独自の手法を構築している。カテゴリーの例として、「ターゲット特定型」では独身女性や50代男性などの対象者の属性でメッセージを分類し、「ユーザーボイス型」では商品の愛用者の声などに基づいてメッセージを分類している。同サービスでは、カテゴリーごとに最適なメッセージを検討し、7つの分類で5件ずつのメッセージを作成する。
▽作成したメッセージに対して、「魅力的に感じたメッセージはどれか」「買いたいと思うメッセージはどれか」のアンケート調査を行う。
▽アンケートへの回答に基づき、〔1〕全てのメッセージの1~35位、〔2〕カテゴリーの1~7位、〔3〕各カテゴリー内のメッセージの1~5位の順位付けを行う。この結果から、訴求力の高いメッセージやカテゴリーを明確化し、掲載するメッセージとその優先順位、効果的な誌面構成などを提案する。
2.クリエイティブリサーチ:効果的な誌面構成を明確化
▽メッセージリサーチで有効だと判断したメッセージを使ったデザイン案と、従来の販促物や競合他社の販促物などとの比較調査を行う。
▽生活者がウェブサイトで各販促物の誌面を見終えると、写真やイラストなどの画像が消えて、文字情報(タイトル、キャッチコピー、商品情報、利用者の声など)だけが表示され、「どのメッセージが最も魅力的に感じたか」「○○というメッセージに気づいたか」などのアンケート調査を行う。アンケートの回答を、販促物の各メッセージに生活者がどの程度魅力を感じているかを示す〔レスポンス期待値〕と、生活者が情報をどの程度認知しているかを示す〔情報伝達効率〕の2つの軸で測定する。
 ▽例えば、〔レスポンス期待値〕は高いが〔情報伝達効率〕が低いメッセージに対しては、「メッセージを大きく目立たせれば、レスポンスが向上する可能性が高い』との改善提案を行う。また、〔情報伝達効率〕は高いが〔レスポンス期待値〕が低いメッセージに対しては、「メッセージを小さくしても、レスポンスへの影響は少ないため、他のメッセージを入れた方がよい」などの改善提案につなげることができる。各メッセージを2つの軸で測定することで、より効果的なデザイン提案を行える。

 

 【価格および売上目標】
 1.メッセージリサーチ(メッセージ35件の作成費用込) : 50万円~
 2.クリエイティブリサーチ(新規デザイン1案の作成費用込) : 65万円~
  ※上記の価格は税抜き価格。
DMCは、同リサーチサービスの提供、およびチラシやカタログなどの関連販促物の制作を含めて、2015年度までに40億円の売上を目指す。