東京都印刷産業政治連盟 要望実現に向けて積極的に訴えていく
2021年06月04日
 東京都印刷産業政治連盟(東政連、橋本唱一会長)は6月2日、新宿区西新宿・ハイアットリージェンシー東京で令和3年度通常総会を開催した。都議会が長引き、議員との交流会は中止となったが、散会後、東政連役員の橋本会長を含めて数人が会場で待機し、東政連議員連盟議員の全員が駆け付け、議員と役員で7月4日投開票の東京都議会議員選挙の当選を祈念した。

 橋本唱一会長は「コロナ禍でニューノーマルになり、仕事は試行錯誤でしている。所属団体には制限があり、議員を直接応援したり、支援したり、推薦状を発行できない。東政連では直接議員を応援し、要望の実現に向けて活動を行うことが役割だ。昨年度はコロナの影響があったが、要望を伝えた。さらに、4月には東政連の4団体のトップが小池都知事とヒアリングを実施した。また、東政連では常任監事会はオンラインを使いハイブリッドで済ませているが、議員のパーティは中止となり、加入増強が積極的に行えず、まだ厳しい状況が続くが立ち止まってはならない。議員全員の当選の為に支援し、補助金・助成金を活用した支援事業の創設、サスティナブル・リカバリーの視点を踏まえた支援策の拡充、要望実現に向けて積極的に訴えていきたい」と挨拶した。
 次いで、幅和弘副会長を議長に選出して議事に入り、令和2年度事業報告及び決算報告ならびに令和3年度事業計画及び収支予算が原案どおり承認された。
 来賓の滝澤光正東印工組理事長は「東政連の重要性を改めて認識している。しかしながら、まだ数が足りない。政治は数が力だ。来月4日の投票は東京の地場産業である印刷産業が力強く発展していく為、政治の力を活用するため、参画団体と東政連は車の両輪で業界が発展していく」と述べた。


挨拶する橋本唱一会長

令和3年度事業計画は、次のとおり。
1東京都政への要望事項の実現
(1)サスティナブル・リカバリー(持続可能な回復)の視点を踏まえた中小・小規模事業者への支援策の拡充(DX推進のためのIT化実装への助成およびITリテラシーの高い人材の育成支援、テレワーク環境整備支援、柔軟な働き方導入に対する支援、東京都中小企業職業訓練助成金の要件緩和、資金繰り支援、など)
(2)事業者団体向け補助金・助成金を活用した支援事業の創設
(3)東京都発注印刷物の入札方法の改善(最低制限価格制度の本格導入、適正な予定価格の設定、資格保有者への優遇措置導入、各特別区・都下市町村において地元企業への優先発注、地域の中小・小規模事業者等の積極活用など)
(4)官公需における知的財産権の財産的価値の取り扱いの啓発と著作者人格権の不行使特約条項の撤廃
(5)メディア・ユニバーサルデザイン(MUD)の採用・普及
(6)GP(グリーンプリンティング)認定の普及啓発(環境配慮仕様の「水準2」から「水準1」への引上げ)
(7)女性の活躍推進支援および子育て支援への強化
2国政への要望事項の実現
(1)ポストコロナ・アフターコロナに対応する中小・小規模事業者への支援策の拡充
(2)税制改正に向けた要望の取り纏めと実現にむけての活動
(3)官公需取引の改善(最低制限価格制度の導入、適正な予定価格の認定、知的財産権の財産的価値への配慮と保護および著作者人格権の不行使特約条項の摘発、印刷物発注の平準化など)
(4)行政における調達関係(SR(社会的責任)調達の導入・推進、各環境関連資格の認定取得企業への優先発注)
(5)働き方改革の取組み対する支援
(6)DX実現に向けた中小企業向け補助金・助成金の拡充
3東京都議会議員選挙に対する東京都印刷産業議員連盟議員への支援
4加入増強運動の積極的な推進
5東京都印刷産業銀連盟所属議員との連携強化
(1)都政への要望に対する協力体制の深化
(2)所属議員と東政連会員との組織的な交流
6機関誌「東政連ニュース」の発行とホームページの拡充