第44回日本プリンティングアカデミー入学式、7名が入学、5名が進級
2021年04月07日
 学校法人日本プリンティングアカデミー(JPA)は4月5日、東京都文京区・同校で第44回入学式を開催し、7名が入学し、5名が進級した。また、新入社員研修生の3名も参加した。
 開式の辞に続き、花井秀勝理事長は「近年のデジタル化に伴い、印刷は衰退するのではないかと予想されてきました。また、このコロナの感染拡大でさらにデジタル化が進んでいます。この状況にも関わらず、今、「デジタル」に対して互換するものが「紙」であると最近言われ始めています。スマホで情報検索して購入した商品に対して、その購入履歴をAIで測定・検知することで、この消費者にどういった商品に興味があるかを分析、その分析したお薦めの商品を紙のDMで知らせたり、Web広告で表示させたり、また商品をカートに入れたままの消費者に対しても、紙のDMを送ることで購買促進を図って効果をあげています。デジタルと紙が、今、非常に互換しあっている状況が生まれていると言えるでしょう。そして、最近「印刷の再定義」という言葉を、多く聞くようになりました。今までやってきたことと違う、そんな印刷の在り方を模索しようという活動のことです。今、この業界は面白い業界です。ぜひ、この新しいマーケティングについて、そして印刷技術やその他にも幅広い分野の講義があるので、しっかりと学び、これからの実社会に役立ててほしいと願っています。皆さん、一緒に頑張りましょう」と祝辞を述べた。


 花井秀勝理事長

 引き続き、曺 于鉉学校長は「学びで大事なことは、何について、どこに向かっていきたいと考えているのかを明確にしておくことが重要です。日本プリンティングアカデミーでは、皆さん「印刷」という共通した目的の中で学んでいきます。でも学ぶだけではなく、自分の人生設計をしていく、そのスタートラインに立っていると認識してください。強い意志がないところには、モチベーションはついて来ません。そして、モチベーションが低いと、得るものも成果も少なくなります。だから、モチベーションをあげて、自分の意識を変えて、JPAでの学びを進めて頂きたいと思っています」と述べた。
 さらに、「今日の午後から、早速理事長の講義がありますが、そのテーマが「印刷の可能性」です。私たちの学ぶ、印刷の可能性はどれだけあるのでしょうか?どの分野でもそうですが、可能性のないところでいくら頑張って、挑戦してもうまくは行きません。また、可能性があるからといっても、自分にとって面白くないことであれば、意識・モチベーションは下がってしまいます。とはいえ、印刷の歴史から見て、私たちにとって、印刷は面白い仕事のはずです。印刷がない生活って考えたことがありますか?ご存知の通り、様々な情報伝達に印刷の仕事は関わっています。皆さんの身近なところで言うと、教科書はどの国でも世界共通の印刷物で、皆さんの人生に関わってきたと思います。この教科書は、現代では紙の教科書だけでなく、デジタル化されタブレットを使っての授業も行われています。このように、紙の教科書とデジタルの教科書とジャンルが分かれてきているように見えますが、大事なのは紙とデジタルの教科書の融合と、棲み分けについてです。この課題については、これからの業界を担う皆さんが、様々な経験や知識を活かして、「可能性」を考えていく課題になるでしょう」と訓示を述べた。


 曺 于鉉学校長

 次いで、来賓の松田三美印刷松田正吾総務部部長が祝辞を述べ、2年生より歓迎の言葉、新入生・進級生、研修生の決意表明、職員紹介の後、閉会した。
 昼食をはさんで、花井秀勝理事長が「印刷の可能性」をテーマに特別講義を行った。


 記念撮影


研修生、新入生は次のとおり(敬称略)。
■新入社員研修生  3名
・三美印刷株式会社様     2名
・株式会社ナカニワ印刷
※申込順に記載

■新入生  7名
◆プリント・コンテンツ学科<1年制>
木村(きむら) 紘(こう)二郎(じろう)

◆メディア・コンテンツ学科<2年制>
桃井(ももい) 頼(より)尋(ひろ)
アエラ ディペンドラ バハドラ(ネパール)
朱(しゅ) 雨嫣(うえん)(中国)
周(しゅう) 瑾(きん)(中国)
デブコタ ティカラム(ネパール)
張(ちょう) 省偉(しょうい)(中国)

■進級生 メディア・コンテンツ学科<2年制> 5名
春日(かすが) 拓(たく)海(み)
中澤(なかざわ) 功(こう)祐(すけ)
郭(かく) 継(けい)鴻(こ)(中国)
ディタル シシル(ネパール)
楊(よう) 帥(すい)航(こう)(中国)