凸版印刷 抗ウイルス・抗菌効果を持つパッケージ「ウイルスイーパー™」 フィルムタイプを開発
2021年02月19日
 凸版印刷株式会社(東京都千代田区、麿 秀晴社長)は、「価値あるパッケージ」で、よりよい社会と心豊かで快適な生活に貢献する「TOPPAN S-VALUE™ Packaging」を掲げ、「ひと」に価値ある「スマートライフ バリュー パッケージ™」を提供している。
 このたび、「スマートライフ バリュー パッケージ™」のラインアップの1つとして、抗ウイルス・抗菌効果を持つパッケージ「ウイルスイーパー™」 フィルムタイプを開発しました。スタンディングパウチやピロー包装などの軟包装パッケージの表面に付着したウイルスの数を、著しく減少させることが可能。
 「ウイルスイーパー™」 フィルムタイプは、凸版印刷が独自に開発した印刷・塗工技術を活用し、ISO21702に定められた試験方法に準拠したウイルスを減少する性能を実現、抗ウイルス加工に関するSIAA(抗菌製品技術協議会)認証を取得した。2021年3月よりサンプル出荷を開始する。
 また、2020年10月に開発した抗ウイルス・抗菌加工の「ウイルスイーパー™」 カートンタイプもSIAA認証を同時に取得し、フィルムタイプとともに抗ウイルス・抗菌効果を持つパッケージブランド「ウイルスイーパー™」シリーズとして販売を開始する。
 なお、本製品は2021年2月24日(水)から26日(金)に開催される「TOKYO PACK 2021-東京国際包装展-」(会場:東京ビッグサイト)の凸版印刷ブース(南1ホール・小間番号S1-12)に展示する。


(左)「ウイルスイーパー™」フィルムタイプ、(右)「ウイルスイーパー™」カートンタイプのイメージ © Toppan Printing Co., Ltd.


「ウイルスイーパー™」フィルムタイプのSIAA認証マーク

■ 開発の背景
 新型コロナウイルスの感染拡大により消費者の安全意識が向上しているなか、非接触環境や抗ウイルス仕様の製品を求める声が多くなっている。
 凸版印刷は、消費者に安全で安心な商品を提供するため、独自の印刷・塗工のノウハウを組み合わせ、抗ウイルス効果を持たせる加工技術を開発し、建装材用化粧シートに採用しました。この技術をパッケージに応用し、2020年10月に、表面に付着したウイルスが減少する性能を有する紙製パッケージを国内で初めて開発。そのカートンタイプに続き、今回フィルムタイプにも抗ウイルス・抗菌両方の性能を付与する技術を確立し、「ウイルスイーパー™」シリーズとして、ラインアップを拡充した。

■ 同製品の特長
・抗ウイルス・抗菌性能を有した安全なパッケージ
 SIAA(抗菌製品技術協議会)が定めた抗ウイルス・抗菌性能を有することで、特定のウイルスや菌の増殖を抑え、著しく減少させることが可能。

・従来のパッケージと同等の耐傷性
 通常工程で抗ウイルス効果を付与できるので、製造工程を変更することなく加工を施すことができる。凸版印刷の印刷・塗工技術を活用し、従来のパッケージと同等の耐傷性を有したまま、抗ウイルス・抗菌性を付与することを実現した。

■ SIAA認証について
 SIAA(抗菌製品技術協議会)は、適正で安心できる抗菌・防カビ加工製品の普及を目的として、抗菌剤・防カビ剤および抗菌・防カビ加工製品のメーカーや抗菌試験機関によって結成された団体。SIAAは、ガイドラインに基づいて品質管理された製品に対してSIAA認証を与え、マーク表示を認めている。

■ 今後の目標
 凸版印刷はパッケージ製品の高機能化を推進し、食品や日用品などのパッケージ市場に、抗ウイルス性能を有する紙製パッケージを拡販。2022年度に関連受注も含め約100億円の売上を目指す。
また今後、抗ウイルスや抗菌の性能を、さまざまな製品に付与した商品開発を行い、高まりを見せる抗ウイルスニーズに対応する。