共同印刷 紙を使ったラミネートチューブを開発、プラスチック使用量を約10%削減
2021年02月15日
 共同印刷株式会社(東京都文京区、藤森康彰社長)は、チューブ胴体の層構成の一部に紙を使用したラミネートチューブを開発した。キャップにも紙パウダーが主原料の成型材料「MAPKA®(マプカ)※1」を使用した、容器全体で環境に配慮した製品だ。2 月24 日から東京ビッグサイトで開催される「TOKYO PACK 2021-2021 東京国際包装展-」へ参考出品する。



 同社は、化粧品や医薬品、歯磨き・食品向けなどの各種用途に対応するチューブ容器を製造している。なかでもラミネートチューブは、自社開発したLTP 印刷※2 や業界に先駆けて導入したフレキソ印刷技術による、高機能・高精彩な製品を提供している。
 チューブをはじめとするプラスチック包装材は、製品の安全性や品質維持に貢献し、私たちの健康と豊かな生活を支えている。一方、ワンウェイプラスチックである包装材の過剰な使用は、地球環境保全の観点から抑制していく必要がある。
 そこで、プラスチック包装材の供給者として脱プラスチック課題へ真摯に取り組み、持続可能な社会の構築に貢献するため、チューブ胴体に紙を使用したラミネートチューブを開発した。
 同品は、ラミネートチューブの層構成の一部を紙に変更することでプラスチック使用量の約10%削減※3 を実現した。紙の風合いをデザインに生かすことはもちろん、紙部分へは一部植物由来の原料を使用したバイオマスインキによる印刷も施すことも可能。キャップ部分においても環境へ配慮し、紙パウダーが主原料の成型材料「MAPKA®」を使用している。
 今後も同社は、環境対応パッケージの開発に取り組み、製品ライフサイクルを通じたサーキュラー・エコノミー(循環型経済)の実現をめざしていく。
 なお、同品は、2 月24 日から26 日まで東京ビッグサイトで開催される「TOKYO PACK 2021 -2021 東京国際包装展-Tokyo International Packaging Exhibition 2021」へ参考出品する(同社ブース:W1‐05 [西1 ホール])。

※1 MAPKA:株式会社環境経営総合研究所が開発したプラスチック原料に微細な紙パウダーを混成させた新素材。また、MAPKA は
同社の登録商標。 MAPKA の詳細はこちら https://ecobioplastics.jp/products/mapka.php
※2 LTP 印刷:ラミネートチューブ専用の樹脂活版印刷方式
※3 チューブ径35mm、胴体部分長さ107mmの場合