凸版印刷・ONE COMPATH「Shufoo!」調べ ブラックフライデーに関する意識調査
2020年11月17日
 凸版印刷(東京都千代田区、麿 秀晴社長)と、凸版印刷のグループ会社であるONE COMPATH(ワン・コンパス、東京都港区、早川 礼代表取締役社長CEO)は、ONE COMPATHが運営する国内最大級の電子チラシサービス「Shufoo!(シュフー)」を利用する全国の男女10,505名と、「Shufoo!」の企業向けメールマガジンに登録している小売/サービス企業、延べ83社を対象に「ブラックフライデー」に関する意識調査を行った。2016年に日本へ本格的に上陸したといわれるアメリカ発の「ブラックフライデー」では、小売店で毎年大規模なセールが実施されている。今年は新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、企業や家計にも大きな影響を与えたと考えられる。また、先行きの不透明さから消費者心理にも大きく影響していると思われるが、実態はどうなっているのか。消費者と企業の双方に向けたアンケート調査を実施した。
≪「ブラックフライデー」に関する意識調査≫
●ブラックフライデーの認知度は約8割! 4年連続で上昇
●購買意欲はコロナ禍でも好調。半数近い人に買い物意欲があることが判明
●購入したいもの「高級な食品」と「家電」が増加。防災関連商品も注目集まる
●買い物予算はやや二極化。おうち時間を充実させるためにブラックフライデーに期待
●ブラックフライデーに前向きな消費者の反面、慎重な姿勢を見せる企業も

■ ブラックフライデーの認知度は約8割! 4年連続認知度上昇



ブラックフライデーの認知度について、「知っている」が37.1%、「聞いたことがある」が39.4%となり、約8割(76.5%)を占めた。2017年の調査開始時と比較すると2.5倍になり、4年連続で上昇した。

■ 購買意欲はコロナ禍でも好調。半数近い人に買い物意欲があることが判明
 ブラックフライデーに「買い物したい」と答えた方が今年は49.1%となった(下図)。昨年(56.2%)より約7ポイント減少したものの、半数近い人に買い物意欲があることが分かります。また、買い物したいと回答をした人を対象に「実際の店舗またはオンラインどちらで買い物をしますか?」と聞くと、「実際の店舗で買い物する」が38.6%、「店舗とオンライン両方で買い物する」が22.4%となり、合わせて6割以上の人が実店舗で買い物予定ということが分かった。



■ 購入したいもの「高級な食品」と「家電」が増加。防災関連商品も注目集まる
 「購入したいもの」では、昨年と比較して6ポイント減少したものの「日常的な食料品」が61.1%で昨年同様トップとなった。ほかに昨年と比べて減少したものは「ファッション関連」のマイナス7ポイント、「美容関連」のマイナス6ポイントでした。
 一方で、「高級な食料品」がプラス1ポイント、「家電」がプラス2ポイントとなった。いわゆる「おうち時間」を充実させるものの人気が高まっている傾向が見られた。



 実際に、ブラックフライデーで買い物すると答えた人に、昨年と比べ購入したいものが変わったかを聞くと、約3割が変わったと回答し、理由として「外出の機会が減ったので洋服や化粧品がいらなくなった」(40代 女性)、「おしゃれをして出かけるようなイベントも減り、服や化粧品が必要なくなった」(20代 女性)、「生活必需品のほうが大事になり贅沢品は買わなくなった」(30代 女性)といった意見が多く集まった。
 さらに、自然災害に対する防災意識が高まっていることを受け、「災害時、密になる避難所に行かず自宅避難を考えているので防災グッズを購入したい」(40代 男性)「コロナ対策、災害対策の関連品が必要になってきた」(30代 男性)「おうち時間が増えたので今のうちに災害グッズを揃えておきたい」(30代 女性)など、これを機に防災グッズを揃えておきたいという声も見られた。



■ 買い物予算はやや二極化。おうち時間を充実させるためにブラックフライデーに期待
 ブラックフライデーの買い物予算にも少し変化が見られた。昨年と比較して増加したのは、「1万円~3万円未満」、「10万円~20万円未満」「3,000円未満」でした。ボリュームゾーンである「3,000~5,000円未満」は2.5ポイント減少、「5,000~1万円未満」は0.3ポイント減少しており、やや二極化の傾向が見えた。


 前問の通り「高級な食料品」「家電」の人気は高まっており、「出かけない分、高級品を購入したい」(30代女性)「自宅時間が増え、家電の使用が増えたので良い家電を揃えたい」(20代 男性)といった声が多く見られた。高額な商品こそブラックフライデーまで待って購入したいという強い期待が感じられる。
 一方で、「3,000円未満」が増えた理由として、「外出しないため、服や化粧品が必要なくなった」(40代 女性)「収入が減り、値段を気にするようになった」(30代 女性)などの意見があり、モノを購入する必要がなくなったことや節約志向が高まったことが影響した。

■ ブラックフライデーに前向きな消費者の反面、慎重な姿勢を見せる企業も
 小売、サービス企業に対して、「今年のブラックフライデーにセールやイベントなどの集客施策を実施するか」を聞いたところ、今年は約7割が実施しないと答えた。理由としては「あまり集客にならない」「顧客へのワードの認知が低いように感じるから」など、消極的な意見が多く見られました。盛り上がる消費者に対して、企業側は慎重な姿勢を見せているところが多いようだ。
 一方で、以前から積極的に施策を行っている企業は「今年は感染対策を徹底して施策を行いたい」「サービスの充実」など、感染対策の強化をした上でさらなるサービス拡大の実施を意気込む声も見受けられた。


 既に報道された通り、一部の店舗では、オンラインの買い物を検討している人に向けネットでの生配信「ライブコマース」を導入するとのこと。ライブコマース限定の商品を用意するなどオンライン上でも消費者が楽しんでブラックフライデーに参加することができるなど、コロナ禍の今だから出来ることを企業側も工夫しているようです。

■ 同調査に対する見解
 日本文化に浸透するかが毎年注目されるブラックフライデーですが、今年の生活者と事業者の反応は対極的なものとなりました。生活者の認知度は4年連続で向上しているほか、おうち時間充実を目的とした“食”や“住環境(家電)”など、高価格帯の購買意欲が高まりました。“ファッション”“美容関連”は低下し、“防災グッズ”に票が集まったことも新しい生活様式の影響による見逃せないトレンドです。
 一方、小売り・サービス企業の参加意欲は低下しているようです。もちろんコロナ禍への対策として慎重な姿勢が表れてはいるものの、例年積極的な姿勢を見せてきた事業者の意欲は依然として高く、奇しくも、コロナ禍の影響によってブラックフライデーの勝ち組が際立つ結果となるのではないかと考えています。
 少数の勝ち組事業者の打ち出し方により、日本文化におけるブラックフライデーのスタイルが、まさに今年定着する可能性がある点が注目のポイントではないでしょうか。(株式会社ONE COMPATH マーケティング部 ゼネラルマネージャー 森谷 尚平)

■ ブラックフライデーキャンペーンについて


 Shufoo!では、11月20日から29日まで、ブラックフライデーキャンペーンを実施します。シュフーポイント96ポイントで応募が出来る人気ゲーム機のほか、バルミューダの黒いトースターや黒いクイックルワイパーといったブラックな賞品などが抽選で当たるプレゼントキャンペーンを実施する。是非チェックしてみてください。

■ 調査概要
「Shufoo!」利用者調査
調査エリア: 全国
調査対象者: 「シュフーポイント」会員(全年齢層の男女)、
「Shufoo!」企業向けメールマガジン配信にご登録いただいている企業 のべ83社
サンプル数: 合計有効回答サンプル数 10,505名
調査期間: 2020年10月23日~10月26日
調査方法: インターネットリサーチ