JaGraと東京グラフィックスの個人情報保護委員会『印刷業界の個人情報保護ガイドブック』第6版増補版を刊行
2020年11月14日
 一般社団法人日本グラフィックサービス工業会(JaGra)と公益社団法人東京グラフィックサービス工業会(東京グラフィックス)の個人情報保護委員会では、このほど『印刷業界の個人情報保護ガイドブック』第6版増補版―2020年版を刊行した。
 内容は、JISQ15001-2017年版にも対応し、2018年に発行したものに2020年6月改正された個人情報保護法の概要を解説し、加えて最近のテレワークやクラウドサービス利用の注意点等を付加した。
 具体的な改正法の概要は、(1)個人の権利の在り方(2)事業者の守るべき責務の在り方(3)事業者による自主的な取り組みを促す仕組みの在り方(4)データ利活用の在り方(5)ペナルティの在り方(6)法の域外適用、越境移転の在り方の6点。
 主なポイントは、①個人が望まないデータの利用停止を企業に請求できる「使わせない権利(利用停止権)の拡充」、②匿名加工情報に加えて「仮名加工情報」を新設、③個人関連情報の第三者提供規制の強化、④罰則の強化だ。
 特に、新しく創設された「仮名加工情報」は、企業によるデータ利活用を後押しする制度で特定の個人を識別できないよう、氏名を削除するなどしてデータを加工したもので、これまでの個人情報と匿名加工情報の中間に位置付けられるもの。
 ガイドブック後半には、個人情報保護のための安全管理措置(日印産連と共通)、事業者が参照すべき法令・国が定める指針、その他の規範(例)、JaGra個人情報保護ガイドラインも記載している。
 また、エピソードとして、①仮名加工情報、②IPAが提唱する:日常における情報セキュリティ、③テレワークにおける情報セキュリティ対策(総務省)、④クラウドサービス利用について(総務省)の解説を加えた。
 同ガイドブックは、改正法への対応はもとよりプライバシーマーク付与適格性審査にも活用できる内容となっているので、各社の個人情報保護に役立ててほしい。

 A4版 88頁(本文2色)頒価:1部 1,800円(消費税・送料込み)
 申し込みはJaGra事務局まで。