セイコーエプソン クラボウのロボットシステムに技術協力し、高精度な作業の自動化を実現
2020年10月15日
 セイコーエプソン(以下 エプソン)は、倉敷紡績(大阪市、藤田晴哉社長)が販売する「フラットケーブル高速挿入ロボットシステム」に対して、垂直多関節(6 軸)ロボットと力覚センサーに関する技術協力を行い、エプソン販売(新宿区、鈴村文徳社長) を通じてクラボウに供給する。

 同技術協力により、従来では困難だった製造現場における高精度な作業 の自動化を実現し、生産性向上に貢献する。 同「フラットケーブル高速挿入ロボットシステム」では、クラボウの開発した 3D ビジョンセンサ (Kurasense-C100)が空間内のフラットケーブルを高速で認識し、当社の垂直多関節(6 軸)ロボット で向きや形状が都度異なるフラットケーブルをわずか約 2.2 秒※1 で掴む。そして、力覚センサー(分 解能±0.1N、±0.003N・m※2 )で微小な力を検知しながら確実にコネクターに挿入し、挿入後の確認を行う。
  これまでロボットへの置き換えが困難であったフラットケーブルなど線状物の挿入作業の自動化を実現しただけでなく、生産スピードや品質の向上にも寄与する。

 エプソンは、長期ビジョン「Epson 25」において、ものづくり企業としての事業基盤強化を進め、資 産の最大活用と協業・オープンイノベーションによる成長加速を掲げている。独自のコア技術を製造領 域で磨き上げ、あらゆる領域でロボットが人々を支える未来を目指す。

※1 特定のテスト条件下での、ロボットがフラットケーブル検出位置へ移動してからハンドで把持するまでの時間
※2 25℃環境におけるノイズレベルと時間ドリフトを含む、測定時間 5 秒の場合


垂直多関節(6 軸)ロボット
C4-A601S


力覚センサー S250N