大日本印刷 「プライドハウス東京レガシー」のLGBTQコミュニティ・アーカイブ活動に参画
2020年09月11日
大日本印刷(DNP、北島義斉社長)は、業種や分野を超えて、多様な個人や企業・団体などが連携し、LGBTQ*1などのセクシュアルマイノリティ(性的少数者)についての情報発信などを行うプロジェクト「プライドハウス東京」に、レインボーパートナーとして協賛しており、次世代を担うLGBTQの若者を支援する社会活動等に参画している。
今回、同団体は、国際カミングアウト・デーである10月11日に、東京都新宿区に日本初となる常設の大型総合LGBTQセンター「プライドハウス東京レガシー*2」をオープンする。DNPは、このセンターの7つの取り組みのうち、日本のLGBTQに関する歴史や文化を紹介するコンテンツ制作やアーカイブ(コミュニティ・アーカイブ)の構築を目的とした「文化・歴史・アーカイブ」チームに参画する。
DNPはコミュニティ・アーカイブを、「自分は一人ではない」というつながりを感じることができる「場=プラットフォーム」と捉え、デジタルアーカイブ等の独自技術を活用して、LGBTQコミュニティの文化や歴史を継承していく活動を行っていく。

*1 LGBTQ : Lesbian、Gay、Bisexual、Transgender、およびQueer/Questioningの頭文字で表わされている性的少数者の総称。
*2 「プライドハウス東京レガシー」のWebサイトURL → http://pridehouse.jp/



■「プライドハウス東京レガシー」におけるDNPの取組み ※2020年10月以降実施予定
■独自のVR技術で、『プライドハウス東京レガシー』と新宿二丁目等の地域の文化・歴史をつなぐ
DNPは、人手不足や働き方改革などの社会課題の解決に向けて、遠隔で操作するバーチャルキャラクターが、リアルな店舗で接客する「DNPバーチャル接客サービス*3」を提供している。
今回、「プライドハウス東京レガシー」会場のディスプレイにバーチャルキャラクターを投影し、世界有数の「多様性の街」である新宿二丁目等の地域の店舗やコミュニティのスタッフなどが遠隔で操作して、来場者を接客する企画をスタートする。参加者は、「プライドハウス東京レガシー」の会場にいながら、店舗などの雰囲気やスタッフによる接客などを楽しむことができます。LGBTQの文化や歴史を多くの参加者に体験してもらうことで、LGBTQについての理解を促進する。また、このシステムは、働き方改革や感染症対策の一環として、イベントスタッフが在宅での接客にも活用できる。


*3 DNPバーチャル接客サービスについて:https://www.dnp.co.jp/biz/solution/products/detail/1192979_1567.htm

■LGBTQのコミュニティの過去の写真や資料を刺繍アートで立体的に再現
刺繍アートは、無地の布地に刺繍加工と昇華転写プリントを施した商品です。刺繍ならではの立体的な表現や温かみと、昇華転写による細やかで自在な色彩表現を掛け合わせることで、「思わず触ってみたくなる」ような、感性を刺激する独特の表現を実現する。
今回、LGBTQのコミュニティで生まれたアートやファッションなどの多様な文化をテーマとして、刺繍アートを用いて美しく立体的に表現する。また、DNPの高精彩出力技術「プリモアート」*4も活用し、刺繡アートなどでつくるアーカイブ作品を高精彩プリントして「プライドハウス東京レガシー」に展示する。今後、新宿二丁目等の店舗でも販売するなど、継続的な支援活動を行っていく。

*4 DNP高精彩出力技術プリモアートについて:https://www.dnp.co.jp/biz/solution/products/detail/1193231_1567.html

■高精彩スキャ二ング技術で、LGBTQコミュニティの資料等の保存・継承をサポート
DNPの高精彩スキャニング技術を活かして、LGBTQコミュニティが保有する資料などのデジタルアーカイブ化を行う。

■DNPのダイバーシティ&インクルージョンに関する取り組み
DNPは行動規範に「人類の尊厳と多様性の尊重」を掲げ、あらゆる人が固有に持つ文化、国籍、信条、人種、民族、言語、宗教、性別、年齢や考え方の多様性を尊重し、規律ある行動をとることを定めている。また企業活動を通じて、社会課題を解決するとともに、人々の期待に応える新しい価値の創出に努めている。社会や人々はまさに多様であり、DNPが価値を提供していくためには、多様性を尊重し、多様な強みを掛け合わせていくことが欠かせないと考えている。

そのなかでDNPは、LGBTQについての理解を深め、差別的言動のない組織風土づくりに向けた活動を推進していく。全社員に向けたeラーニング研修では、当事者が抱える職場での問題を取り上げ、LGBTQに関する基礎知識をはじめ、LGBTQへの取り組みの必要性や意義を伝えている。また、採用活動の際に性別記入を必須としないことや制度の見直しなど、インクルージョン(包摂性)を意識した活動も行っている。