大日本印刷とエプソン販売 愛知県岡崎市立の小・中学校、全67校にデジタル採点ソフト等を導入
2020年09月11日
大日本印刷(DNP)はエプソン販売とともに、「DNP学びのプラットフォーム リアテンダント」の機能のひとつであるPC向けデジタル採点ソフト「AnswerBoxCreator」(以下:ABC)を提供しており、今回、愛知県岡崎市立の小・中学校、全67校への導入が決定した。

■岡崎市立小・中学校全校導入の経緯とポイント
文科省の発表*1によると、時間外勤務が月45時間を上回る教員が半数を超え、勤務時間の削減が急務と考えられている。そういったなかで、岡崎市教育委員会(安藤直哉教育長)では、教職員の働き方改革を推進する上で、エプソンの複合機の導入を検討していた。学校現場では、日々の印刷に膨大な時間と手間がかかっており、印刷業務が休み時間や放課後に集中し、渋滞することもある。エプソンの複合機は1分間に100枚の高速印刷を可能にするため、教員の時間と手間を大幅に削減し働き方改革に大きく貢献する。

DNPのデジタル採点ソフトABCは、テストの採点業務を効率化するアプリケーションで、解答後の答案用紙をスキャンし、デジタル化して同アプリケーションに取り込むと、教員のPC上で簡単に採点することができる。これまで導入してきた自治体では、採点時間が平均で約60%削減した実績を持つ。しかしながら、教員が自作した問題用紙や答案用紙の出力、解答後の答案用紙のスキャナ読み込み、採点後の答案用紙の出力作業など、業務時間削減には複合機の性能に頼る部分もある。さらに、「採点後の解答用紙はカラーで出力して生徒に返却したい」というABCを利用する教員からの要望も多くあるなか、学校現場では、コストの関係からモノクロで出力しているケースもあった。エプソンの教育現場の課題解決に貢献するパッケージであるエプソンのスマートチャージ「アカデミックプラン」*2では、カラーもモノクロも同額で出力することができるため、コストを気にせず、カラーで出力し返却することができる。
今回、両社のソリューションについて、働き方改革を推進する上で、親和性が高く相乗効果も大きいことが岡崎市教育委員会(安藤直哉教育長)に認められ、岡崎市立の小学校・中学校全校67校への導入が決定した。

■連携利用の効果予測



例えば、生徒数400人の中学校の定期考査に関して、
①モノクロ出力:9教科×(問題用紙1枚+解答用紙1枚)×生徒400人=7,200枚
②スキャニング:9教科×解答用紙1枚×生徒400人=3,600枚
③カラー出力:9教科×解答用紙1枚×生徒400人=3,600枚 と想定した場合、
複合機との連携により、従来と比較して、約4.9時間(約64%)の削減効果が見込めます。
※公表値を元に計算した結果です。連続実行した結果ではありません。(LX-10050MFとLP-M8170との比較において エプソン調べ)

■DNPの「AnswerBoxCreator」の特長
•テストの採点業務を効率化するPCアプリケーションで、採点時間が平均で約60%削減した実績がある。
•スキャニングし、PDF化した解答用紙を教員のPC上で「ABC」に読み込むと、クラス全員の解答が設問ごとに一覧表示される。
•同じ設問の解答が並ぶため、採点を効率化する。
•一覧表示によって確認しやすくなり、採点ミスを削減する。

■エプソンのスマートチャージ「アカデミックプラン」の特長
今回、岡崎市に採用された「アカデミックプラン」は、学校現場の抱える課題を一気に解決する学校向け特別プラン。主な特長としては、高速インクジェット複合機による高速印刷と高速スキャンを実現し、印刷時間を大幅に短縮出来ること、更に設定した印刷枚数上限までは、カラー/モノクロを同コストで提供し、分かり易いプリントによる学習支援効果も高めること、が可能となる。

■今後の展開について
DNPとエプソン販売は、今回の導入を通じて、ABCとエプソンのスマートチャージ「アカデミックプラン」の掛け合わせによる相乗効果をさらに高めるとともに、教員の働き方改革と生徒への教育効果の向上を目指して、新しい価値の提供に努めていく。

*1 文科省発表:令和元年度教育委員会における学校の働き方改革のための取組状況調査結果
https://www.mext.go.jp/content/20200227-mext_zaimu-000002858_1.pdf
*2 エプソンのスマートチャージ「アカデミックプラン」 https://www.epson.jp/products/bizprinter/smartcharge/academic/