全印工連の対外広報プロジェクト「大喜利印刷」の第二期の新規プロダクトを一般公開
2020年05月20日
 全日本印刷工業組合連合会(全印工連、臼田真人)の産業戦略デザイン室(滝澤光正委員長)で従来から準備を進めていた全印工連の対外広報プロジェクト「大喜利印刷」の第二期について参画各社で作成した新規プロダクトを一般公開した。
 印刷会社が手がける、くすっと笑える製品づくりのプロジェクトで、印刷会社のポテンシャル、印刷の魅力を社会に訴えるものとなっている。
 Twitter 上にある“欲しい”のつぶやきから、大量に廃棄される印刷廃材を再利用してプロトタイピングをするこのプロジェクトは、全印工連で組織された実験的クリエイティブユニット「CMYK」によるものだ。

◆実験的クリエイティブユニット「CMYK」について
 経済産業省「2019年工業統計調査」産業編※によると、印刷・同関連業(従業員4人以上の事業所)の2018年の出荷高は前年比5.3%減の4兆8,061億円、事業所数は同比3.7%減の9,862事業所と減少・縮小傾向にある。こうした要因には、1)デジタル化やWebメディアの台頭などによる印刷市場縮小、2)後継者不足と団塊世代の引退による廃業・統合などが挙げられる。また今般の新型コロナウイルスの蔓延による消費減退による需要減などにより、多くの企業が事業の継続に大きな影響を受けている。
 このように厳しい環境下にある印刷業界だが、北海道から沖縄まで約4,500社の中小印刷関連業が加盟する「全日本印刷工業組合連合会」は、多彩なクリエイティブと優れた技術力で社会や地域の課題にソリューションを提供するプロフェッショナル集団として、もっと世の中を楽しく、豊かにするための“新たな挑戦”の一環で2018年に実験的クリエイティブユニット「CMYK」を発足した。
 「CMYK」では福島県、東京都、石川県、沖縄県に拠点を置く4社にはじまり、現在は全国の印刷会社が、それぞれの強みを活かし製品を開発することで、印刷会社のクリエイティビティを訴求し業界全体の活性化を図っている。また、ユニット名の語源であるC(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、K(ブラック)であらゆる色が表現できるように、自由な発想でプロダクトを創り、世の中の“欲しい”に応えていく。

◆「大喜利印刷」の概要 
 ― “欲しい”× 印刷業のアイデア&技術―
 Twitterに日々ポストされる“欲しい”の声に着目し、大量に排出される印刷廃材と、アイデアと技術をかけあわせてそれぞれが企画立案し、プロダクトとして形にした。また、“ご縁”にかけて各プロダクトのアイデアを5円で販売する。
(購入希望の場合は各社に直接コンタクト可能)
 また、「大喜利印刷」によって社会の問題解決を担うという印刷業界の本来的な役割が、広く周知することを意図している。

※経済産業省 2019年工業統計速報 https://www.meti.go.jp/statistics/tyo/kougyo/result-2/r01/sokuho/index.html

■「大喜利印刷」Webサイト https://oogiri-insatsu.com/

■公式動画
https://youtu.be/tNr41tBbBD4

■第2弾に参加した企業(五十音順)
アインズ株式会社[滋賀県蒲生郡竜王町]
 花の加湿器「FROWERINK」、音をかき消す食べれるメモ帳「紙姫」
株式会社エイエイピー[静岡県田方郡函南町]
 名画入浴剤
株式会社栄光プリント[石川県金沢市]
 カレーう道
鹿島印刷株式会社[佐賀県鹿島市]
 手形を残すあぶらとり紙
カシヨ株式会社[長野県長野市]
 感情解放空間
有限会社篠原紙工[東京都江東区]
 はがせるテーブル
有限会社三共印刷所[福島県福島市]
 ひまつぶしカレンダー
三和印刷株式会社[島根県出雲市]
 その場で名刺印刷「凹」
株式会社トータルプルーフ[福岡県福岡市]
 印刷を再現した途方もない塗り絵
株式会社平山印刷[沖縄県豊見城市]
 顔ハメ名刺
UMO[山梨県甲斐市]
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