日印産連 「明美ちゃん基金」に50万円を寄託
2020年03月13日
一般社団法人日本印刷産業連合会(日印産連)の金子眞吾会⾧が3 月12 日に東京 大手町の産経新聞社を訪れ飯塚浩彦社⾧に「明美ちゃん基金」への寄託金目録を手渡した。

「明美ちゃん基金」(産経新聞厚生文化事業団運営)は重い心臓病を患う子供を支援する目的で産経新聞社が提唱して1966 年に設立された。日印産連では、フジサンケイ ビジネスアイ(産経新聞社のグループ会社)と一緒に全国カレンダー展を共催することになった翌年の2017 年から社会貢献活動の一環として「明美ちゃん基金」への寄付を続けてきて、今年で4 回目を数える。1 月に都内で開催された「第71 回カレンダー展」で入賞した作品を、各出品会社からの協力を得て、一律一部1,000 円でチャリティ販売した売上金に日本印刷産業連合会からの寄付金に加えて、基金へ寄託した。金子会⾧は「基金による支援は海外の子供たちの命を救う活動にまで広げられている。今後もこうした支援を続けていきたい」としている。

<明美ちゃん基金とは>
先天性の心臓病に苦しみながら経済的な事情で手術を受けることができない子供たちを救う目的で産経新聞社が提唱して設立された基金。昭和41 年6 月、生まれ付き右心室と左心室の間に穴が開いている心室中隔欠損を患い「手術をしなければあと2、3 年の命」と宣告されたものの手術費用を賄うことが出来なかった鹿児島県の少女 伊瀬知明美ちゃん(当時5 歳)の記事をサンケイ新聞(現・産経新聞)が掲載したところ、大きな反響とともに、読者から「明美ちゃんを救って欲しい」と多額の寄付が送られた。全国から寄せられた善意を基に、産経新聞社は「明美ちゃん基金」を設立、明美ちゃんは適用第一例として東京女子医大付属日本心臓血圧研究所で手術を受け、元気なからだになった。国内で心臓病を患う子供たちへの公的扶助が充実して以降は海外にも支援の輪を広げ、これまでに基金が救ってきた子供は国内外合わせて200 人以上にのぼる。近年では国内で心臓移植を受けた子供への支援を実施。平成27 年度からはミャンマーの心臓病の子供を救うために医師団を派遣するなどして医療レベルの向上を目指す支援活動を始めた。活動資金は全て読者を中心とする一般の方々から寄せられる善意で賄われている。