日印産連 大手2社のGP認定取得で業界全体の環境負荷低減がサプライチェーンで加速
2019年12月11日
 一般社団法人日本印刷産業連合会(日印産連、金子眞吾会長)は企業単位によるグリーンプリンティング認定制度を創設し、11月7日の第56回グリーンプリンティング(GP)認定委員会で、大日本印刷(7事業所)、凸版印刷(4事業所)を初認定した。12月10日、大手2社のGP認定取得と新規GP認定制度について中央区・日本印刷会館で記者発表が行われ、概要を説明した。
 GP認定制度は日印産連が2006年(平成18年)に地球環境への負荷低減をめざして印刷業界の環境配慮自主基準を制定し、その自主基準をクリアした場合に工場・事業所単位でGP工場に認定し、GPマークを付与してきた。認定制度が開始してから13年がたち、先月で400社が取得したが、全国の印刷業2万3千社のうち1,7%と少ない取得だ。
 今回の大日本印刷と凸版印刷のGP工場認定はSDGsの実現を考慮するとともに、業界のサプライチェーンを推進するため、世界的な環境基準をクリアしている工場を多く持つ大手印刷会社に対し、企業単位でGP認定ができるようにしたもの。グリーンプリンティング認定制度が求める要件はCSR報告書等による書類審査並びに現地審査を行い、GP認定員会において審査を行う。
CSR報告書等の各種数値の妥当性については監査法人による第三者審査を受け、保証されていることを要件としている。また申請企業は認定範囲の工場・事業所を任意に申請することができるものとしている。
 大日本印刷と凸版印刷の認定部門はオフセット印刷、グラビア印刷、スクリーン印刷、シール印刷の総合で、電子部品関係は入らない。


GP認定制度担当の小野隆弘常務理事が概要を説明