大日本印刷 電子楽譜活用アプリがKATO MUSIC & CREATIVE ENTERTAINMENTで採用
2019年11月29日
 大日本印刷(DNP)は、KATO MUSIC & CREATIVE ENTERTAINMENT(KME)が企画・提供する『超絶技巧編曲プロジェクト「PIANOIA!」』の電子楽譜を、12月6日より「DNP楽譜配信・活用サービス MuseCloudTM」で配信する。





 DNPは2019年8月より、タブレット端末上で瞬時に“移調”できる電子楽譜活用アプリや、オンデマンド印刷による紙の楽譜の販売など、次世代型の「DNP楽譜流通配信・活用サービス」を行っている。またKMEは、ピアニストなら誰でも経験する練習曲を編曲した『超絶技巧編曲プロジェクト「PIANOIA!」』を展開し、音楽作品に新たな魅力を生み出して、再びピアノを弾きたくなる“音楽による豊かな日常の創出”を目指している。
今回KMEは、MusicXml形式の電子楽譜や、アプリによる移調・転調の対応、プリントオンデマンドによる蛇腹折りの紙楽譜など、MuseCloudの機能を活用し、「PIANOIA!」で編曲された「貴婦人の乗馬(ブルグミュラー)」と「メヌエット(ペツォールト/バッハ伝)」の電子楽譜を配信・販売する。

【MuseCloudの特長】
①MuseCloudは、世界で使われている電子楽譜のファイルフォーマット規格MusicXML形式に対応しており、電子楽譜を演奏者のニーズに応じてカスタマイズすることができる。
②管楽器では、演奏上の都合から、音域を読み替えて原曲からの“移調”を行うことがある。同アプリは、あらかじめ電子化された楽譜の“調性”を読み込み、アプリに組み込んだアルゴリズムによって簡単に“移調”を行うことができる。
③オーケストラ等の楽譜(総譜)には、譜面上にさまざまな楽器が記載されている。アプリ上で、利用者が担当楽器を選択すると、そのパートのみ(パート譜)が表示されます。総譜での全体把握と、パート譜での自らの位置づけの把握が容易になり、楽曲のより深い理解につなげることができる。
④MusicXML形式とPDFの電子楽譜を1つのアプリ内で管理して、どこでも簡単に利用できる。今後、アプリ内に格納した楽譜への書き込みを可能にする機能を追加開発していく。
⑤オンデマンド印刷による1冊からの楽譜提供が可能。蛇腹折りの楽譜形態にも対応し、紙と電子の両方の楽譜を提供する。

■超絶技巧編曲プロジェクト「PIANOIA!」について
チェルニーやバイエル、ブルグミュラーの楽曲など、ピアニストなら誰でも小さい頃に演奏した練習曲は思い出深いものですが、それらの練習曲は演奏会で聴くことはなく、いつの間にか縁遠いものになっている。この「PIANOIA!」は、そんな楽曲をコンサートでよみがえらせ、超絶技巧編曲によって新たな魅力を引き出し、ピアニストの心を揺さぶる至極の名曲として世界中の人々に届けていくプロジェクトだ。
「PIANOIA!」のWebサイトURL : http://asa-kura.com/pianoia

■KME 代表取締役社長 加藤夏裕氏からのメッセージ
「PIANOIA!」がお届けする楽曲は、コンサートやスタジオでの収録を通じて映像化し、インターネットを通じて日本のみならず、世界中の人々にお届けしていきたいと考えます。このプロジェクトを推進していく上では、映像を見て弾いてみたいと思っていただいた方の誰もが気軽に楽譜を入手することのできるプラットフォームの活用は必須の条件でした。その点、MuseCloudは、データでも紙でもオンデマンドで簡単に楽譜を入手できるのはもちろん、次世代楽譜データと目されるMusicXmlにも対応し、今後世界展開も視野に入れて開発を続けていらっしゃるということで、まさに今回のプロジェクトが求める要件をすべて満たしてくれるアプリでした。私は、今後MuseCloudが世界基準になっていくべきツールであると確信しており、今後の展望に注目していきたいと思います。

【今後の展開】
DNPは、今後もMuseCloudと「PIANOIA!」の連携を推進し、紙や電子の楽譜を通じて豊かな音楽体験を提供していく。また、楽譜を所有する国内外の出版社や所蔵機関と連携し、国内外の演奏者に電子楽譜を提供していく。