共同印刷 高級美術複製画小倉遊亀画伯「つかのま」限定300部で販売開始 
2019年11月08日
 共同印刷(東京都文京区、藤森康彰)は、小倉遊亀画伯「つかのま」の高級美術複製画を、限定300部のエディションで制作、販売を開始した。

 「梅は年老いて美にますます深みを増す」と、梅の木に特別な愛情を注いでいた小倉遊亀は、樹齢を重ねても生命力に溢れる梅の姿に元気づけられるように、70歳を過ぎてからたびたび梅を描いている。
 そのなかの一つである同作品は、小倉遊亀が八十八歳、末広がりの「八」が二つ重なる大変おめでたい米寿の年に制作された。凛と伸びる枝や、満開に咲いた白梅の「つかのま」の美しさが、画伯の優しい眼差しを通して力強く、かつ繊細に描かれている。また、藍色の顔料で描かれ、梅の白さを一層引き立たせている鉢は、中国・明の染付け磁器だ。側面には、「福」などの六文字と鳳凰の絵柄が施されるなど、吉祥に溢れている。
 
 このたび、同社が独自開発した複製画の技法「彩美版®」を駆使し、さらに作品一部ずつを職人がシルクスクリーン手刷りで仕上げた

本体価格 額・軸(各) 本体価格185,000円(税別)
限定 300部
技法 彩美版®シルクスクリーン手刷り
用紙 和紙
画面寸法 天地45.5cm×左右37.5cm
監修 有限会社 鉄樹
解説 草薙 奈津子(平塚市美術館館長)
額装仕様
額寸法 天地67.7cm×左右60.0cm×厚さ3.5cm
額縁 特注木製額金泥仕上げ、アクリル付、 面金付布マット(日本製)
重量 約3.2kg
軸装仕様
表装寸法 天地134.0cm×左右55.0cm
表装 本表装
表装材料 天地:綿支那パー/中廻:流水紋緞子 /風帯・一文字:唐草紋新金襴/軸先:新牙
収納 桐箱・タトウ

※ 同社が独自に開発したセキュリティシールを証明書に貼付している。スマートフォンなどでフラッシュをたいて撮影すると、作品が共同印刷の発行する真正な複製画であることを判定できる。

<資料>小倉遊亀(おぐらゆき 1895~2000) 
1895年、滋賀県大津市に誕生。奈良女子高等師範学校(現・奈良女子大学)を卒業後、教鞭をとるかたわら、日本美術院同人の安田靫彦に師事。以後、院展を中心に活躍し、1932年に女性として初めて日本美術院同人に推挙される。1936年、教職を辞して画業に専念。1976年に日本芸術院会員となり、1980年に文化勲章を受章。1983年、本作「つかのま」を制作。1990年、日本美術院理事長に就任。鮮やかな色彩と力強い造形の作品で知られ、2000年に亡くなるまで、日本画壇を代表する画家として活躍した。