凸版印刷とTIS AI×DMPの活用でデータマーケティングの意思決定を高速化
2019年11月06日
 凸版印刷(東京都千代田区、麿 秀晴社長)と、TIS(東京都新宿区、桑野 徹代表取締役会長兼社長)は、凸版印刷が提供している「スコアリングエンジン KAIDEL®」と、TISが提供している「TIS Marketing Canvas データ統合・利活用プラットフォームサービス」を融合させた新サービス(以下 同サービス)を共同で提供している。
 同サービスを活用することで、オフライン・オンラインのデータをDMPで統合・管理し、AIを用いてマーケティング施策の精度を向上させる。
 凸版印刷の「スコアリングエンジン KAIDEL®」は、機械学習の技術を用い「プロモーション反応予測」「優良化予測」「離反予測」など、顧客のさまざまな将来の見込み度を自動的に予測するデータ分析サービスで、2017年6月のサービス開始以降多くの企業に採用されている。
 TISの「TIS Marketing Canvas データ統合・利活用プラットフォームサービス」は、構造化・非構造化データに関わらず、あらゆるデータを投入できるデータマネジメントサービスで、プライベートクラウド環境として構築し、シンプルでセキュアなデータ利活用を実現するサービス。
 この二つを融合した同サービスでは、複数のデータ統合・管理から、データ処理、AIによるスコアリング(予測)まで、データ価値化のプロセスをワンストップで提供。データマーケティングを推進していきたい企業の、継続的かつスピーディなデータ利活用をトータルで支援する。
 凸版印刷とTISの両社は、同サービスを金融業界、流通業界、通販業界、エネルギー業界など向けに共同で展開していく。


凸版印刷「スコアリングエンジン KAIDEL®」×TIS「TIS Marketing Canvas データ統合・利活用プラットフォームサービス」

 昨今、さまざまな企業においてデータマーケティングが積極的に進められている。しかし、データやマーケティング理解の難易度やシステム・インフラの選択肢の多さ、分析や実行のための人材スキル・キャパシティ不足などのため、成果を上げている企業はごく一部であり、「まずは分散するデータを統合したい」「データ活用でビジネス成果を上げられるかどうか検証を行いたい」「これまでのデータ活用のやり方では成果が頭打ち」「AIのモデルがうまく作れない、もっと高頻度に使いこなしたい」といった様々な課題に直面している。
 このような課題に対して、AIを活用したデータマーケティングや、施策実行・運用で実績のある凸版印刷が提供する「スコアリングエンジン KAIDEL®」と、さまざまな企業のデータ課題をシステムで支援してきたTISが提供する「TIS Marketing Canvas データ統合・利活用プラットフォームサービス」を融合し、企業のデータマーケティング実施に必要な基盤と周辺の支援サービスを提供することで、企業のデータマーケティングの成果を生み出す。

■ 同サービスの特長
 同サービスは、統合的に管理されたデータをAIによって高精度に予測し、企業の保有するデータ価値をより高められるデータマーケティング基盤をスピーディに構築可能なサービス。

・オフライン、オンラインさまざまなデータをDMPでセキュアに統合・管理
 オフライン系の顧客情報、購買情報やオンライン系のWeb会員情報、アクセス情報、EC情報などさまざまなデータをスピーディかつセキュアに統合管理。オフライン・オンラインにまたがる顧客行動を横断的にとらえ、マーケティングに活用できるデータを整備する。

・データマーケティング実行のための煩雑なデータ加工・成形を効率化
 データマーケティングを実行していくためには、多岐にわたるデータを必要な形に加工・成形していくことが必要不可欠だ。ETL(Extractデータ抽出/Transformデータ変換・加工/Loadデータロード)ツールを用いて、煩雑なデータ加工・成形を効率化することが可能。

・AIによる高精度の予測をスピーディに実現
 従来、専門的な知識やスキルが必要だった、AIによるスコアリングを自動化。これにより「プロモーション反応予測」「優良化予測」「離反予測」など、顧客のさまざまな将来の見込み度を高精度に予測が可能。AIによる「データマーケティングの日常化」を実現する。

・データマーケティングを成功に導く、構築から実行までのトータル支援機能を提供
 DMP構築におけるデータ設計支援やデータ加工・成形支援、機械学習モデルの設計支援など、効果的にデータを利活用するためのさまざまな支援サービスを提供。また、凸版印刷が提供している、MAコマンドセンター(※1)を用いたオンライン施策や、DM、コールセンターなどのオフライン施策など、さまざまな施策実行・運用についても支援可能。データマーケティングをトータルでサポートする。

■ 凸版印刷のデジタルマーケティングに関する取り組み
 凸版印刷では、デジタルエコノミー社会に対応すべく、顧客中心主義を実現するためのデジタルマーケティングへの取り組みを日々進化させている。顧客を起点に、データの「収集」「統合・価値化」「活用」という3つのサービスを通してマーケティングROIの向上を推進する。
 オウンドアプリやWEBキャンペーンなど顧客接点のデジタル化による個客データの「収集」から、DMPの構築やAIの活用によるデータの「統合・価値化」、さらには、そのデータを「活用」した、デジタル広告からCRMまでの統合型PDCAをサポートしている。詳細は以下を参照のこと。
https://solution.toppan.co.jp/cm/