セイコーエプソン タイムスタンプ機能付き、小型リアルタイムクロックモ ジュールを開発
2019年10月01日
セイコーエプソン(碓井 稔社長)は、このたび、リアルタイムクロックモ ジュール*1の新ラインアップとして、3.2x2.5x1.0㎜サイズの小型パッケージ品にタイムスタンプ機能 を備えた『RX8111CE』、『RX4111CE』を開発した。両製品のサンプル出荷は、『RX8111CE』が 2019年11月、『RX4111CE』は2019年12月を予定。また、量産開始は2020年3月を 見込んでいる。

近年、電子機器の集積化や小型化の加速、お客の環境負荷低減の意識向上も背景に、さまざまな市場 においてデバイスの低消費電流化・幅広い動作温度範囲・高信頼性への要望が高まっている。エプソン のリアルタイムクロックモジュールは、時刻情報バックアップが必要とされる各種機器に採用され、多くのお客に好評を得ている。

新製品は、同社従来品「RX8130CE」の特長である、小型、32.768kHz振動子内蔵(調整済)、バック アップ電源自動切替機能に加えて、機能面で新たにタイムスタンプ機能を加えた。同機能はイベント 発生時に時刻情報を保持する機能で、例えばシステムのソフトウェアアップデート時刻や、電池交換した 時刻、または異常アラート発生時刻などに利用できる。同タイムスタンプ情報は、バックアップ 電源切替え駆動時でも保持し、堅牢性の高いシステム構築に寄与いたします。 新製品の消費電流は、従来品「RX8130CE」の300nAからその3分の1の100nAへと大幅に削減し、これにより従来よりも小型で安価な2次電池やキャパシタも使用ができるようになった。また、 従来のI2C-Bus*2インターフェースに加えSPI-Busインターフェースも用意している。

*1:リアルタイムクロックモジュール 時計・カレンダー機能などを持ったリアルタイムクロックICと32.768kHz水晶振動子を一つのパッケージに内蔵した製品。これにより、 発振回路設計、時計精度調整が不要になるとともに、お客における回路基板のスペース効率を向上できるメリットがある。
*2:I2C-Busは、NXP Semiconductorsの商標。



『RX8111CE』