モリサワ協力の神戸大学大学院工学研究科の研究が英国学会で登壇発表
2019年09月06日
 株式会社モリサワ(大阪市浪速区、森澤彰彦社長)が協力する神戸大学大学院工学研究科の研究が、2019 年9 月11 日(水)~ 13 日(金)にロンドンで開催される、ウェアラブルコンピューティング分野における国際会議「ISWC 2019」で登壇発表される。
 発表される研究は、神戸大学大学院 工学研究科電気電子工学専攻 教授 寺田 努 氏のチームによるもので、テーマは、「Readability and Legibility of Fonts ConsideringShakiness of Head Mounted Displays(頭部装着ディスプレイでの画面揺れを考慮したフォントの可読性・可視性)」。ウェアラブル端末を使用した場合、歩行や階段の上り下りなど揺れの影響で、画面に表示される文字情報が読みづらくなることが想定される。
 同研究では、どのようなフォントが“ 動きながら読む” ことに適しているかを調査し、結果をまとめている。
 今回、モリサワは、比較対象となるフォントの選定や提供で協力。ウェアラブル端末における可読性は、静止した状態だけでなく動きながら読むことが前提になるなど、フォントの開発にも従来の印刷やサイン用途と異なる視点が求められる。加えて今後、AR やVR など多方面への発展が期待される分野でもあり、モリサワはこれからもさまざまな新技術に対応するため、フォントの研究開発を積極的に進めていく。
 なお、モリサワは、今回以外にも各種研究を行っており、2016 年からは株式会社 神戸デジタル・ラボ(兵庫県神戸市、永吉一郎社長)と協業して、「MicrosoftHoloLens」など、ウェアラブル端末におけるフォント利活用の実証実験にも取組んでいる。