日本フォーム工連 夏季講演会に120名が参加、“美意識”について学ぶ
2019年08月23日
日本フォーム印刷工業連合会(櫻井醜会長)は8月22日、文京区関口・ホテル椿山荘東京で「2019年度夏季講演会」を開催、120名が参加した。同連合会では毎回素晴らしい方々を招き、講演会を開催しているが、今回は「ビジネス書大賞2018」で準大賞を受賞した『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』で、「これからの時代、企業人は“美意識”が最も重要になる」と訴え続けている著者の山口周氏(ライプニッツ代表)を講師に迎え、『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?“世界は変わり、戦い方も大きく変わる”』をテーマに講演した。
まず山口氏は準大賞を受賞した著書にふれ「微妙な売れ行きをした。クリエイティブ産業の方々が、この本はとても大事なことを言っているとクチコミで読まれるようになり、売り出してから半年、アマゾンでベストセラーになった」と述べ、「スペースコロニーに移住するとし、一つだけ持っていくとしたら何を持っていくか」という問いに対して「答えた人の8~9割が18世紀以前に作られたもの、例えば城や和食などをあげる」と語った。
また、日本人は美意識が高いと言われるが、電線の地中化率は東京8%、大阪5%だ。パリ、ベルリン、ワシントン、ロンドンでは100%、東南アジアにおいてもジャカルタでは50%という現状を紹介し、現代という社会の特徴として、モノが過剰でありモノを無くす方がいいと、世界でコンマリ(近藤麻理恵)著の片づけの本が売れていると紹介した。
さらに、「役にたつこと」に意味がなく、「意味があること」に価値が生まれる時代であり、大きな価値を生み出すものは理性と感性であると強調した。


山口周氏