大日本印刷ほか テレマティクス技術を活用した事故対応システムの提供を開始
2019年08月13日
MS&ADインシュアランスグループのあいおいニッセイ同和損害保険(金杉 恭三社長)は、テレマティクス※1自動車保険のパイオニアとして、最先端のテレマティクス技術を活用した全く新しい事故対応サービス「テレマティクス損害サービスシステム」を野村総合研究所(此本 臣吾会長兼社長)、SCSK(谷原 徹社長)、富士通(時田 隆仁社長)、大日本印刷(北島 義斉社長)、インテリジェント ウェイブ(井関 司社長)、日本アイ・ビー・エム(山口 明夫社長)、SBI FinTech Incubation(木村 美礼社長)と共同で開発した。各社の最新技術とテレマティクス情報を複合して事故対応で実用化する取組みは業界初※2であり、これまでにない革新的かつ高品質な事故対応サービスをお客へ提供する。
※1 テレマティクスは、「テレコミュニケーション」と「インフォマティクス」を組み合わせた造語で、カーナビやGPS等の車載器と移動体通信システムを利用して、様々な情報やサービスを提供する仕組み
※2 あいおいニッセイ同和損害保険調べ

昨今、日本国内では、高齢者による自動車事故の多発や、クルマのコネクティッド化・自動運転社会の到来など自動車業界を取り巻く環境が変革期を迎えている。
こうした環境変化に先駆け、あいおいニッセイ同和損害保険(以下、あいおいニッセイ同和損保)ではマーケットの変化やお客の期待に迅速に対応し、安全・安心なクルマ社会の実現に向け、様々な取組みを進めている。
例えば、『事故のときの保険から事故を起こさないための保険へ』をコンセプトに、日本国内でいち早くテレマティクス自動車保険を開発しており、テレマティクス自動車保険のパイオニア企業として様々なお客のニーズにマッチした商品を複数販売し、年々契約者数も増加している。
直近では、これまで一部のコネクティッドカーに限定されていた運転挙動の保険料反映型商品を、すべてのお客に提供すべく、「タフ・見守るクルマの保険プラス」を開発している。
また、テレマティクス自動車保険を提供する中で得られるデジタルデータを損害サービスにも活用することにより、万一、お客が事故に遭われた際にも迅速かつより適切に事故解決をサポートし、誰もが安全・安心に暮らせる社会の実現に貢献することを目指している。

■概要
あいおいニッセイ同和損保は、テレマティクス自動車保険において車両・デバイスから得られるデジタルデータを活用することで、各パートナー企業とともに「テレマティクス損害サービスシステム」を開発した。お客との電話や書類のやりとりを中心とした従来の事故対応から、走行データや運転挙動・位置情報を中心としたデジタルデータの活用による革新的かつ高度な事故対応に変革する。
これにより、事故に遭われたお客の保険請求手続にかかる負担を大幅に軽減し、新たな付加価値を提供するとともに、24時間365日事故対応サービス「I'm ZIDAN」※3と合わせ、よりよいサービスを実現する。同システム導入により、対物賠償保険金の支払いまでの日数を約50%短縮することを実現していく。
※3 I'm ZIDAN:あいおいニッセイ同和損保の提供する「24時間365日事故対応サービス」のペットネーム。夜間休日でも「責任割合交渉」や「示談交渉」などの専門的な対応が可能なサービス

(1)「受信型」から「発信型」へ(テレマティクスデータによる事故受付)
事故を起こした際にお客から事故連絡をいただく従来の「受信型」から、上述の各種デジタルデータから車両の大きな衝撃を検知し、保険会社からお客さまへ能動的に連絡する「発信型」への変革により、迅速かつより適切に事故受付を実現し、お客へ安心を提供する。
(2)「推測」から「視認」へ(事故場所・状況の把握)
お客から伺った事故場所・状況等の情報をもとにした「推測」から、上述の各種デジタルデータの可視化による「視認」へと変革し、事故直後のお客さまのご負担を大幅に軽減する。
(3)「主観」から「客観」へ(過失・示談交渉)
お客や事故相手の方から伺った情報(=主観的な情報)をもとに実施していた過失・示談交渉を、ドライブレコーダー映像等のデジタルデータ(=客観的な情報)をもとに判定した過失割合の情報に基づく過失・示談交渉へ変革し、迅速かつより適切な解決を実現する。