大日本印刷 様々なパターンを遠くまで明瞭に表示できる小型照明装置を開発
2019年08月13日
大日本印刷(DNP、北島義斉社長)は、様々なパターンを遠方まで明瞭に表示できる小型の照明装置を開発した。
不特定多数の利用者が集まる公共施設では、地震や火災などの災害が発生した場合に、利用者を適切に誘導するため、矢印など状況に応じたパターンを明瞭に表示する必要がある。また、工場内での注意の喚起、建築物へのライティングやデザイン照明等の用途でも同様の表示を行いたいというニーズがある。こうした需要に対して、今回DNPは、表示する光の方向を制御する微細加工技術を活用して、高精細なパターンを表示する小型照明装置を開発した。
この製品は1台で、数メートル先から遠方までパターンを明瞭に表示できる(設計によって距離の調整が可能)。また、低消費電力のため災害時も電池で稼働する。小型化により、持ち運びや使用が容易となるほか、さまざまな場所への設置も可能。
同照明装置を利用することで、分りやすく効果的な周囲への注意喚起や誘導が可能となり、従来は多くの人数で行っていた避難誘導などの省人化も図ることができる。


手のひらサイズで小型な照明装置


■小型照明装置の応用例


駐車場や工場での誘導照明装置として

災害時の避難誘導や駐車場・工場での誘導の他、トンネル内での警告表示、スタジアムや商業施設などでの道案内表示、デジタルサイネージの代替や建築物などへのプロジェクションマッピングにも今回開発した小型の照明装置が利用できる。

【今後の展開】
今後DNPは、今回開発した小型照明装置を避難誘導用途や建築照明分野、屋内デザイン照明分野、インフラ分野、工場の自動化(FA:Factory Automation)分野などに販売していく。