JPA 第42回入学式開催、海外から5名の新入生と新入社員研修生12名
2019年04月03日
 学校法人日本プリンティングアカデミー(JPA,花井秀勝理事長)は4月3日、同校で第42回入学式を開催した。今年度より同校は、印刷関連産業の次世代を担える優秀な人財を輩出できる新学科と人財育成プログラムを立ち上げた。入学式には、新入社員研修生12名、新入生1年生 メディア・コンテンツ学科〈2年制〉5名、進級生2年生2名が参加した。
 花井理事長は2014年にオックスフォード大学のマイケル・A・オズボーン准教授が発表した論文『雇用の未来』にふれ、「デジタル社会になりAIなどが普及しても、人間本来の必要性としてコミュニケーション力とプレゼンテーション力だ。いくらコンピュータが発達しても人間として、目を見て、五感を感じること。もうひとつのプレゼンテーション力は何でもスマホをだが、これからは仕事で自分の意見を述べなければならない。同校でプレゼンテーション力とコミュニケーション力の授業を数多く用意している。また、日本唯一、印刷機械設備や周辺機器を取り揃えているのは各メーカーの支援のもとだ」と述べた。
 また、同校では海外と交流を行っているが、「アジア圏を中心に、印刷学校の情報を発信していき、いろいろな国の方々がこの学校で学び、各国へ帰り、印刷技術を今以上、広げていきたいと思っている。今回の新入生は全て海外の学生となった」と式辞を語った。
 次いで、曺 于鉉校長代理が「希望の持てる印刷業界だ。どういう考えで印刷業界に入ったのか考えを固めてほしい。違う環境、立場で学ぶわけだが、これからは無の状態で、可能性に向けて努力していってほしい。JPAではサポートしていく」と述べ、社会人になって必要な7つの力について訓示した。
 引き続き、来賓の杉村亥一郎日本印刷産業連合会専務理事は「私は社会人になってから印刷業界にいるが、学校時代に学んだことは社会人になっても役立つ。この学校は印刷専門で、プレゼンテーションとコミュニケーションを学ぶ、私よりもっと社会に出てから役立つと思うので積極的に学んでほしい」と述べた。
 臼田真人全日本印刷工業組合連合会会長は「JPAは人財育成、研究開発に特化しており、多くの卒業生を輩出している。全印工連でもJPAの卒業生が多く活躍している。良い仲間を作り、印刷業界の未来を担ってほしい」と語った。
 小森善治小森コーポレーション会長兼最高経営責任者(JPA 常務理事)は「ときめきを持って入ってきたと思う。今年は変化の年だ。入学の時に平成と令和の二つの時代に入る記念すべき年だ。昔は人財豊富で資産の豊富が良い会社だといわれていたが、今はいかに変化に対応できるかだ。どの国も印刷業界がバックアップしているが、日本の場合は難しい。教育できるのはJPAのみで、我々、関連業界がバックアップし、良い教育機関であるように望む」と祝辞を述べた。
 2年性の木村祐太郎さんが歓迎の言葉を述べ、新入生と研修生による決意表明を行った。
 花井理事長の特別講義「印刷ビジネスの面白さ」が行われた後に閉会し、記念撮影した。


花井秀勝理事長


 新入生、研修生、来賓による記念撮影


2019年度 式典参加者。敬称略。
■新入社員研修生 12名
▽光村印刷 6名
▽三美印刷 4名
▽和田印刷 1名
▽スキット 1名

■新入生1年生 メディア・コンテンツ学科〈2年制〉5名
▽カトリ ナビン:ネパール
▽崔 文鎬(チェ ムンホ):韓国
▽孫 芸寧(ソン ゲイネイ):中国
▽王 總碩(オウ ソウセキ):中国
▽サルラ:中国

■進級生2年生 メディア・コンテンツ学科〈2年制〉2名
▽木村祐太郎(石川県 北陸サンライズ)
▽坂井優介(新潟県 昭栄印刷)