セイコーエプソン インクジェットヘッドの外販事業を強化、デジタル印刷へのシフトを加速
2019年03月26日
 セイコーエプソン(エプソン、碓井 稔社長)は、商業・産業領域におけるデジタル印刷市場の拡大に対応するため、このほどエプソン最先端のインクジェットヘッド『PrecisionCore(プレシジョンコア)プリントヘッド』を新たにラインアップに加え、インクジェットヘッドの外販事業を強化する。新インクジェットヘッドは2019 年度上期より、グローバルで外販を開始する。

 エプソンは、これまで商業・産業向け大判プリンターの完成品ラインアップを強化する一方で、主に大判プリンター向けにインクジェットヘッドの外販を行ってきた。昨年7 月に竣工した国内の新工場によりプリントチップの生産能力拡大が可能になったことから、コスト競争力と差別化技術(画質、生産性、耐久性、ヘッド拡張性)を有する『PrecisionCore プリントヘッド:S3200 シリーズ』を新たに外販ヘッドのラインアップに追加した。また、従来から販売しているF1440 シリーズに加え、最大8 色使用可能でヘッド複数搭載向けに小型化した『MACH ヘッド:L1440 シリーズ』も外販ヘッドのラインアップに追加しました。両新ヘッドは、産業用印刷で伸長しているUV インクにも対応している。

 エプソンは、完成品事業の成長とともに、パートナーシップによるヘッド外販を強化することで、環境負荷を低減するデジタル・プリンティングの世界を広げ、インクジェットによるイノベーションをさらに加速させていく。さらに、商業・産業領域に最適化したヘッドの技術開発を進め、拡大する多様な印刷用途や、新たなニーズが生まれているエレクトロニクスやバイオの世界に対しても、オープンイノベーションを通じ、新たな市場創出を図っていく。