大日本印刷 運転免許証による本人確認システムの開発キットを提供
2019年03月25日
大日本印刷(DNP)と、その100%子会社で各種IDカード用の機器などを販売する株式会社DNPアイディーシステム(IDS)は、運輸・金融業界や行政などにシステムを提供する企業に向けて、システムに運転免許証による本人確認機能を容易に組み込むための開発キット「DNP運転免許証読み取り/認証ソフトウェア」を3月29日に販売する。

運転免許証による本人確認は、運輸業界における運転手の点呼やアルコール検知、行政や金融機関における各種申し込み、一般企業の社有車管理等で行われている。しかし、これらの確認を行うシステムの開発においては、「ゼロから自社で開発が困難」「データの安定的な読み取りができない」「法改正への対応に時間がかかる」などの課題があった。そこで、官庁系ICカードのベンダーとして長年に渡り技術・ノウハウを培ってきたIDSは、必要な機能を容易にシステムに組み込むことを可能とする開発キットを提供する。

【「DNP運転免許証読み取り/認証ソフトウェア」の開発キットに含まれる機能】
<基本機能>
①IC読み取り機能
ICリーダーの制御と運転免許証のICデータを読み取り。
②ID生成機能
運転免許証をIDカードとして認証するために、ユニークなコードを生成。
③券面のスキャン機能
免許証画像の読み取り。
④真贋判定補助機能
運転免許証画像から真贋度を算出し、オペレーターによる真贋判定を補助。

<オプション機能>
⑤テキスト抽出機能(OCR)
運転免許証の表面の画像から氏名や生年月日、住所などをテキストデータとして抽出。
⑥車検証QRコード読み取り機能
車検証情報の入力作業を効率化。


※同開発キットを組み込んだソフトウェア及びシステムを再販売する際は、端末ごとにライセンス(年間使用料)が必要。
※DNP運転免許証読み取り/認証ソフトウェアの詳細についてはこちらを参照のこと。
https://www.dnp.co.jp/biz/solution/products/detail/1190588_1567.html

【今後の取り組み】
本人確認に運転免許証を必要とする運輸・金融業界のシステム開発をする企業に向けて本製品を提供し、2023年度までに約1億円の売上を目指す。

■DNPアイディーシステムについて
1983年に設立し、官庁系ICカード身分証用機器や材料販売を行う事業と、本人確認を中心とするIDソリューション事業を展開している。また、口座開設時に、申込者の本人確認を必要とする金融機関などの企業に、運転免許証等の公的身分証の真贋判定補助および本人確認業務を行う「ID確認システムPRO」を提供している。