凸版印刷 貴重天然石さながらの外壁シートを開発、4月より販売開始
2019年03月01日
 凸版印刷(東京都千代田区、金子眞吾社長)は、精巧な印刷表現により、シート状でありながら本物の天然石さながらの絵柄・形状・質感を再現した、外壁材「101ClassArtStone(クラスアートストーン) 」を開発した。新築、または老朽化した建物の外壁リフォーム用途として、デベロッパーやゼネコン、不動産管理会社向けに、2019年4月より販売を開始する。

 同製品は、凸版印刷がこれまで培ってきた高い印刷技術と建装材のデザイン力を活用し、基材の上から石目調の絵柄を印刷した、シート状の外壁材。従来のシート状外壁材は、吹き付け方式による単調な絵柄のものしかなかったが、同製品は自然素材の凹凸を再現した、石材と樹脂の複合基材に精巧な絵柄を印刷することで、本物の天然石のような風合いが表現できるようになった。
 また、壁に1枚ずつ圧着し繋ぎ目を重ね合わせて施工する「鎧張り工法」で老朽化した壁面に直接施工することにより、タイルなど既存外壁の剥落防止と、高い防水効果による劣化防止に寄与する。
 高級感のあるデザイン性とともに、高い安全性と劣化防止による長寿命化を実現し、物件の資産価値向上に貢献する。

 なお同製品は、2019年3月5日(火)から8日(金)まで開催される店舗総合見本市「JAPAN SHOP 2019」(会場:東京ビッグサイト)の凸版印刷ブース(東4ホール・小間番号:JS4406)にて展示する。



「101ClassArtStone」施工イメージ © Toppan Printing Co., Ltd.


 近年、地震などの自然災害が多く発生していることで、建造物のより高い耐震性や安全性が求められ、老朽化が進んだ建造物の外壁の補修の必要性が高まっている。
 シート状外装材は外壁補修に簡単に利用できるものの、従来品は絵柄が単調なものが多く、現在のトレンドを踏まえた高いデザイン性をもつ製品が求められていた。
 凸版印刷はこの要望に応えるため、これまでにはなかった天然石目調を本物さながらに再現したシート状外装材「101ClassArtStone」を開発した。

■ 同製品の特長
・シート状でありながら天然石目調の高い再現性
精巧な印刷表現により、従来のシート状外装材にはなかった、本物の天然石のような風合いが再現できるようになった。

・貴重な天然石目調を採用した製品ラインアップ
経年劣化しやすい「大谷石」など、貴重な天然石目調を各種ラインアップしている。また、要望に応じて特注デザインも可能。

・外壁の高い安全性と長寿命化を実現
菊水化学工業(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:山口 均)との共同開発により、印刷表現に最適化した基材の開発に成功。「鎧張り工法」で施工することで、施工部分に高い安全性、防水性を付与し、劣化防止・長寿命化を実現する。

・施工性の向上を実現
施工の際に老朽化したタイルを剥がさずにそのまま上から圧着できるため、施工がしやすく廃棄物の削減にも寄与する。また、シート状のため丸柱などの曲面への施工も可能。

■価格
25,000円/㎡ ~ (※工事費用を含む上代価格)

■ 今後の目標
凸版印刷は、同製品を外壁加飾市場向けに拡販、2020年に関連受注を含めて約20億円の売上を目指す。