埼玉工組 新年賀詞交歓会に85名が参加、講演会でウェブ解析を学ぶ
2019年01月17日
埼玉県印刷工業組合(岩渕均理事長)は1月16日、さいたま市・浦和ワシントンホテルで新春賀詞交歓会を開催し、組合員、関連企業、来賓など85名が参加した。賀詞交歓会に先立ち、ウェブ解析士・パワーメディア取締役の大岡歩夢氏を講師に迎え、「印刷会社の差別化戦略と相乗効果」をテーマに公園を行った。
 賀詞交換会で岩渕理事長は「経済産業省の統計によると、オフセット事業社数は7,300社と1位で、2位は板金3,600社、3位はその他、食品製造の3,200社でオフセット印刷業が一番多い。47都道府県で、27県においてオフセット事業社が1位だ。我々、力を合わせると大きなことができる」と促した。
 また、大きく変わる知的財産権の取り扱いにふれ「これは自民党中小印刷産業振興議員連盟の働きかけで実現に至った。本日、出席している田中良生先生、牧原秀樹先生、村井英樹先生の3名、議員連盟に入っている。著作権とともに印刷会社の生命線である電子データの所有権だが、理解して頂き、我々にとってありがたいことだと感じてほしい」と述べた。
来賓紹介に続き、来賓の田中良生衆議院議員、宮崎栄治郎埼玉県会議員、松本充良埼玉県中小企業団体中央会が祝辞を述べた。祝辞の中で、田中良生衆議院議員は「印刷業は厳しいが、紙は必要不可欠だ。組合で力を合わせて業界の発展のためご尽力頂きたい」と述べた。
 引き続き、関連企業を代表して、海津裕明富士ゼロックス埼玉執行役員は「弊社は1979年に設立してから39年、生産性向上のため努めてきた。印刷業界では変革が大きく、デジタル化、システム化で我々は力を入れてきた。今後も皆様に役立つ情報を提供していきたい」と挨拶した。
 この後、新井正敏顧問の発声で乾杯し祝宴に入った。


 岩渕均理事長


講演会
 同工組では、昨年、組合員の手作りセミナーとして「若手社員研修」及び「ウェブセミナー」を実施した。新年会でもウェブに関する講演を企画した。
 講師の大岡歩夢氏は1995年に印刷会社に入社。元々はシステム畑だが、今はマーケティング畑で、得意分野はフレームワーク。一般社団法人ウェブ解析士協会には国内で2万人近くの人が活躍している。大岡氏はライブ形式でウェブ解析を紹介、スタバとタリーズのウェブを比較しながら、「たくさんの指標の課題に対して、地頭(じあたま)力や基礎的なマーケティングスキルが必要だ」と述べた。地頭力とは「課題解決、ゴールから考える、全体像から考える、ロジカルシンキングである」と解説した。
 また、ウェブ解析の課題の一つとして、「いろいろな解析が可能で、改善施策につながらないと無意味であり、改善策は一発でうまくいくことは少ない」と語った。この他、相乗効果やウェブ解析に向いていない会社、向いている会社について述べ、最後に「ウェブやITの進化、スピードは想像以上に速く、自社に合わせて取り組むことだ」と締めくくった。


 講師の大岡歩夢氏