大日本印刷 蓄電機能で夜間も稼働する「DNPソーラービーコン® 蓄電モデル」を開発
2018年12月06日
大日本印刷(DNP、北島義斉社長)は、物流センターや空港・港湾等における物品や設備機材の所在管理を行う位置情報サービスの提供を2019年1月に開始する。同サービスは、管理したい機材に電波発信機(ビーコン)を搭載し、受信機を介してクラウドサーバーが位置情報を集約することで、現在の所在、移動ルート、稼働率などを可視化して機材管理を行う。
サービス開始にあたり、DNPは電源不要で蓄電機能を備えた「DNPソーラービーコン® 蓄電モデル」を新たに開発し、一部運輸関連企業の業務効率化に向けた実証実験で先行導入されている。

現在、物流センターや空港・港湾、工場等において、運搬する物品や台車、カゴ車などの機材の所在把握や回収業務の多くは人手で運用されており、今後予想される労働力人口の減少に備えて、より効率的で円滑な業務運用が求められている。DNPは2016年から、機材の所在把握に利用できる「DNP ソーラービーコン® 屋内モデル」を提供してきたが、屋内外で昼夜を問わず連続稼働が可能な位置測位用デバイスが欲しいというニーズがあった。
今回、蓄電機能を追加した「DNPソーラービーコン® 蓄電モデル」は、フル充電時で、夜間や降雪時など全く光の無い環境でも最長で約3日間稼働します。これにより、屋内外のさまざまな環境で機材の所在管理が常時できるようになり、導入企業の業務効率化と運用スタッフの「働き方改革」を実現する。
*DNP ソーラービーコン® 屋内モデルの紹介はこちら → https://www.dnp.co.jp/news/detail/1187574_1587.html


DNPソーラービーコン® 蓄電モデル


【「DNPソーラービーコン® 蓄電モデル」の特長】
1.夜間でも位置測位を可能にする蓄電機能
「DNPソーラービーコン® 蓄電モデル」は、搭載した蓄電機能によって夜間も稼働するため、照明の無い屋外でも昼夜を問わず使用できます。煩わしい電池交換や充電が不要のため、メンテナンス業務の負荷も軽減する。
2.長寿命設計
放充電特性に優れた長寿命蓄電池を採用することで、一般的なリチウムイオン二次電池より約10倍の放充電サイクル*1を実現し、長期間利用できる。
3.従来製品より小型化
屋内外のさまざまな環境での使用や、管理対象機材の異なる部位に搭載できるよう、筐体を44%小型化*2した。
4.幅広い電波発信の仕様に対応
iBeacon、Eddystone、ucode、Advカスタム(固定)のいずれかの仕様に設定が可能。

*1 放充電5,000サイクル後で90%以上の電池容量を維持(一般的なリチウムイオン二次電池は約500サイクル)
*2 弊社製品:「DNP ソーラービーコン® 屋内モデル」比

【今後の展開について】
DNPは、大型の物流センターや工場を持つ企業、空港・港湾等の運営企業に向けて「DNPソーラービーコン® 蓄電モデル」および位置情報サービスを提供し、所在管理システムの導入、関連業務(アプリ開発、サーバー提供、運営等)を含めて2021年までに15億円の売上を目指す。また、今後はソーラービーコンと連動したサービスの開発・普及が見込まれるモビリティ領域でのサービス展開も目指していく。
なお、DNPは、2018年12月12日(水)~12月14日(金)に東京ミッドタウンで開催される「2018 TRON Symposium -TRONSHOW-」のDNPブースで同サービスを紹介する。