大日本印刷 キャッシュレス対応をトータルに支援する「キャッシュレスプラットフォーム」の提供を開始
2018年12月05日
大日本印刷(DNP、北島義斉社長)は、これまで提供している各種キャッシュレス関連サービスを連携させ、カード発行会社(イシュア)や店舗(加盟店)のキャッシュレス対応をトータルに支援する「キャッシュレスプラットフォーム」の提供を2019年1月に開始する。
同プラットフォームは、クレジットやデビット、プリペイドなどの決済手段や、QR/バーコード・非接触ICなどのインターフェースに対応したスマートフォン向けアプリサービスや決済端末、生体認証などの本人認証サービス、会員管理や加盟店管理、プロセッシング機能、マーケティング機能などをトータルで提供する。
2019年度には、キャッシュレス推進協議会*1が進めるQR/バーコード決済の標準化に対応した、スマートフォンでのQR/バーコード決済サービスも提供する計画。

【サービスの機能拡張の背景と特長】
世界的にキャッシュレス決済が進展するなか、日本国内では2020年にキャッシュレス決済比率が全体の30%になると予測されている*2。日本政府は、海外からの旅行者(インバウンド)の増加や労働人口の減少に対応した店舗の業務負荷軽減を目的として、2025年までにキャッシュレス決済比率を40%に引き上げる目標を掲げ、QR/バーコード決済を導入する中小の小売店への優遇措置を検討しています。
DNPは1981年にICカードの開発に着手して以来、多様な決済手段を高度なセキュリティ環境で実現するさまざまなサービスを提供し、生活者メリットの向上に取り組んできた。今回、「キャッシュレスプラットフォーム」が提供するさまざまな機能を組み合わせることで、クレジットカードのイシュアや加盟店をはじめとする各種事業者が、新たなキャッシュレスサービスを容易に導入できる。

DNPの「キャッシュレスプラットフォーム」の主な機能とサービスは下記の通り。
① ユーザーフロントサービス:標準仕様に対応したQR/バーコード決済機能、トークナイゼーション*3サービス、バーチャルカードにも対応したカード発行機能、モバイルWalletアプリサービス、金融機関向けアプリサービス、生体認証を含めた本人認証機能
② 店舗向け決済端末:決済端末提供サービス
③ 決済ゲートウェイ:多様化する決済手段に対応したクラウド型決済サービス(クレジット、ポイント、電子マネー、QR/バーコード決済、ハウスプリペイドなど)
④ アクワイアラ代行サービス:アクワイアリング支援サービス
⑤ イシュア代行サービス:プロセッシング機能、会員管理機能(国際ブランドプリペイド、国際ブランドデビット、ハウスプリペイド、ポイントなど)




同キャッシュレスプラットフォームには、顧客情報と決済情報を組み合わせて分析した結果をもとに、顧客に対して適切なタイミング、方法、コンテンツによる販促・送客が可能となるデジタルマーケティング機能も提供する。

■スマートフォンでの標準仕様に対応したQR/バーコード決済サービスの開始について
DNPは、スマートフォンでの各種決済等を1つのアプリで管理できるモバイルWalletと決済ゲートウェイの機能を拡張し、導入事業者と生活者の安全・安心なQR/バーコード決済の利用を支援する。決済に必要な情報は、クレジットカード業界の国際的なセキュリティ基準であるPCI DSSに準拠したDNPのセキュアな環境下で管理する。特長は下記の通り。
〇加盟店で、標準仕様に対応したQR/バーコード決済が可能
〇クレジットカード、デビットカード、ブランドプリペイドカード、ハウスプリペイド等、幅広い決済手段に紐付したQR/バーコード決済が可能
〇スマートフォン上でバーチャルカードの発行が可能

*1経済産業省を中心とした産学官の連携組織
*2カード・ウェーブ電子決済総覧 2017-2018調べ
*3トークナイゼーション:クレジットカード番号などの情報をダミー番号に置き換えて決済等に利用すること。

※記載されている会社名・商品名は、各社の商標または登録商標。