凸版印刷 MA連動「DM自動発送サービス」を開始
2018年09月07日
凸版印刷(東京都千代田区、金子眞吾社長)は、E-mailやSNSでのコミュニケーションなどマーケティング活動の自動化を実現することができる、Salesforce Marketing Cloudなどのマーケティングオートメーション(以下、MA)ツールの運用業務を展開している。
 MAツールの運用業務を受託している中で、e-mailやSNSなどデジタルのコミュニケーションに加えて、DMなどのプリントメディアもデジタルと同様に連動させてマーケティングを自動化したいという要望が多いことから、このたび凸版印刷は、MAツールとオンデマンド印刷工程を連係させる、マーケティングオートメーション連動型DM自動発送サービスを開発。デジタルコミュニケーションとプリントメディアを連動させたデジタルマーケティングPDCAの実現を可能とする新サービスとして2018年9月より提供を開始する。
 同サービスでは、ターゲット情報の取得からDM印刷工程までを自動化、パーソナライズ化されたDMを最短12時間で顧客に発送することができる。さらに緊急性の高い内容を確実に届けるためE-mailの開封履歴がない顧客にはDMを組み合わせて発送するなど、デジタルとプリントメディアをリアルタイムに連動させたコミュニケーションシナリオを実行することが可能となる。
 また、プリントメディアにユニークQR等顧客識別コードを印字するなどの仕掛けを組み込むことで、プリントメディアでの顧客の反応をWEBやコールセンターからリアルタイムに把握することができ、デジタルと同様に顧客の反応に応じたコミュニケーションシナリオの改善などPDCAを高速かつ効果的に回すことも可能となる。


プリントメディアをデジタルと同様に組み込んだ高速PDCAを実現

■同サービスの特長
1.MAツールからデータ取得後、最短12時間でDMを印字、発送
これまでの一般的なDM発送は、ターゲット抽出や、顧客別に刷り分けを行うためのデータ加工など多くの工程を時間のかかる人の手で行っていたため、定期的にまとめて発送することが通常だった。
新サービスでは、MAツールでのターゲット情報の取得から、オンデマンド印刷最終工程までの処理を自動化し、最短12時間での発送を実現した。
※DMの形状、部数、印刷内容等により、発送までに要する時間は異なる。

2.ターゲットに合わせ、クリエイティブをパーソナライズ化
MAツールから抽出されたセグメント情報などをもとに、DMの印字内容を変更可能。顧客ごとに最適な訴求内容でDMを発送することが可能となる。

3.ユニークQRコードにより顧客の開封・Webアクセスをリアルタイムにフィードバック
DMにユニークQRコードを印字することで、DMを受け取った顧客の反応をリアルタイムに把握できる。E-mailやSNSなどデジタルコミュニケーションでの顧客の反応に、プリントメディアでの反応を組み合わせることで、より効果的にコミュニケーションシナリオを高度化していくことが可能となる。

■想定価格
約300万円から
(データマイニング、ターゲティング、シナリオ作成、印刷数量などの条件によって価格が変動する)

■今後の展開
緊急性の高い内容はE-mailとDMを組み合わせてより確実に顧客へ情報を届けたい、大切な顧客にはE-mailではなくDMでコミュニケーションを取りたいなど、デジタル化が進んでもプリントメディアに求められる役割はますます重要になってくる。
今後、プリントメディアでのコミュニケーションの高度化の需要が見込まれる金融関連業界や不動産関連業界を中心に、さまざまな企業に対して本サービスの提供を行い、2020年までに関連事業を含め20億円の売上を目指す。
また、化粧品・飲料メーカーなど消費財向けには、見込み度が高まった顧客に対して自動で試供品を提供するなどDM以外への対応や、AI連動によるターゲティングの精度向上など、順次サービスの高度化を行っていく。