モリサワ 第37回モリサワ会総会で「日本語の文字」を学ぶ
2018年07月11日
 モリサワ(大阪市浪速区、森澤彰彦社長)のユーザーで構成されるモリサワ会の第37回総会が7月10日、千代田区飯田橋・ホテルグランドパレスで開催された。
 冒頭、浅野健モリサワ会会長は、西日本を襲った記録的豪雨により被災にあった方々にお見舞いを述べるとともに、「今日の講演は金田一先生だが、モリサワならではの企画だ。5万年前に言葉が生まれ、5千年前に文字が生まれた。文字のルーツは、甲骨文字とヒエログリフだが、あっちこっちでいろいろな文字が誕生している。力の強い文字が弱い文字を吸収している。もし文字がなかったら我々の仕事もない。今日の講演を楽しみにしている」と挨拶した。
 次いで、会計報告、事務局からお知らせが行われた。37期会員に音羽印刷(文京区、土屋勝則社長)で、現在、会員数は140社。
 総会終了後、研修会が行われ、杏林大学外国語学部教授 国語学者の金田一秀穂氏を講師に招き、「日本語の文字」をテーマに講演した。金田一氏は1953年東京都生まれ。祖父は金田一京助、父は金田一春彦。独特のキャラクターでテレビ出演が多い。
 研修会終了後、場所を移動して懇親会が行われた。
 浅野会長は、ローヤル企画(松浦睦桐社長)が作ったムック『月刊ICO MAGAZINE(アイシーオーマガジン)』を紹介した後、平成30年春の叙勲で、旭日双光章を受章した藤井治夫氏(宮城県工組前理事長、東北プリント代表取締役)を紹介し、モリサワ会から藤井氏へお祝いが贈られた。藤井氏は「モリサワさんとの付き合いは40数年、相談役が30代後半から40歳の時、東京支社の二階に机一つ借りた。当時は百科事典の全盛期だった。今でも相談役には頭が上がらない。相談役の教えがこのような形になった」と謝辞を述べた。
 森澤社長は「講演では日本語と文字、フランス語まで出てきて、多言語を求めるモリサワにはぴったりだった。続演をお願いしたい一人になった」と研修会の感想を語った。そして、7月26日から開催されるIGAS2018にふれ、「IGASには各出展メーカーがいろいろなシステムをつなぐワークフローを展示し、それを使ったお客さまやどのようなビジネスを立ち上げるかなどセミナー形式が多い。モリサワのブースでもセミナー形式で仲間の成功事例など紹介する。20のセミナーを用意している。事前登録制なので希望のセミナーに登録してほしい」とアピールした。
 次いで、コスモプリンツ(埼玉県行田市)の丸山靖雄社長の発声で乾杯し歓談に入った。



 浅野健モリサワ会会長


 謝辞を述べる藤井治夫氏


 森澤彰彦社長