リンテック 再生PETフィルムを使用した蒸着タイプのラベル素材を発売
2018年07月11日
 リンテック(東京都板橋区、西尾弘之社長)は、使用済みペットボトルを原料として「メカニカルリサイクル」と呼ばれる再生処理方法を用いてつくられたPETフィルム基材のラベル素材について、シルバーの光沢感を付与したアルミ蒸着タイプの新アイテムを開発。7月17日から全国販売を開始する。



メカニカルリサイクルPETラベル素材の新アイテム「KP5010」


 メカニカルリサイクル(物理的再生法)とは、使用済みのペットボトルを粉砕・洗浄後、高温下での除染などの物理的処理を経て再生PET樹脂をつくるリサイクル手法。高品質かつ衛生的な再生PET樹脂を、比較的低コストで生成することができる。
 同社では2015年、表面基材にこの再生PET樹脂を世界最高水準となる80%以上使用した透明タイプのラベル素材「KP5000」を発売。同製品は、世界各国で大規模に開催されるラベル関連の展示会「ラベルエキスポ」を主催する英国・ターサス社による、「ラベルインダストリー・グローバルアワード2015」のサステナビリティ部門において日本企業初となる受賞を果たすなど、国内外において既に高い評価を得ている。そしてこのたび、同じくこの再生PETフィルムを用いた、アルミ蒸着タイプのラベル素材を新たにラインアップすることにした。
 今回発売する「KP5010」は、店頭などでも非常に際立つシルバーの光沢感を付与したアルミ蒸着タイプの粘着フィルム。リサイクル原料を主成分としつつ、高級感のある金属調の光沢や、従来の非再生蒸着PETフィルム基材のラベル素材と同等の物性を実現している。
 ラベル業界において着実に高まりつつある、環境配慮製品に対する顧客ニーズに応える高品位なラベル素材として、POP・アイキャッチラベル用途を中心に幅広く提案していく考え。

特徴は次のとおり。
•使用済みのペットボトルを原料として「メカニカルリサイクル」と呼ばれる再生処理方法を用いてつくられたPETフィルムに、シルバーの光沢感を付与するアルミ蒸着を施し、表面基材として用いたラベル素材。
•表面基材の再生PET樹脂使用比率は、世界最高水準の80%以上を実現している。
•リサイクル原料を主成分としつつ、高級感のある金属調の光沢や、再生PETフィルムを使用していない従来の非再生蒸着PETフィルム基材のラベル素材と同等の各種物性を実現している。