旺文社 国内出版業界初のCVCを創設、旺文社ベンチャーズ
2018年07月06日
株式会社旺文社ベンチャーズ(東京都千代田区、本多輝行代表取締役社長)は、10億円のファンドを組成し、2018年6月より本格的に活動を開始した。出資規模は主に数千万~5000万円を想定。さらに旺文社(東京都新宿区、生駒大壱代表取締役社長)や提携・関連企業のアセットを活用して、国内外のEdTechスタートアップ企業と共に、イノベーションを加速させていく。 
旺文社は、1931年の創業以来、通信添削、受験情報誌、英単語帳、模擬試験など教育業界に様々なイノベーションを起こし、近年では長年蓄積してきた豊富なノウハウやコンテンツを用い、多様なデバイスでの学習コンテンツの提供や、学習アプリ、進学情報WEBサービスなどEdTech事業を推進してきた。
国内外で認知科学、教育用ロボット、AI、VR、ARなどの技術を活用したEdTechスタートアップへの投資が急速に拡大するなか、更なるイノベーションを創出するためには、自社のみならずスタートアップ企業との連携による様々なシナジーを図る必要があると考えており、その一環として今回のCVC設立に至った。

■方針・方向性
<投資方針>
旺文社ベンチャーズは、単に資金を提供するだけでなく、旺文社や提携・関連企業が長年培ってきた教育分野におけるノウハウ、参考書など膨大な学習コンテンツ、学習プラットフォーム、チャネルなど活用し、“共に育む”事業を推進する。
学習コンテンツの制作や教育現場へのネットワークなどスタートアップ企業がかかえる課題を解決し、新しい価値をよりスピーディーに創造できるようにサポートしていく。
主に認知科学、教育用ロボット、AI、VR、ARなどの技術を活用したEdTechや、教育分野におけるAdTechを対象とし、旺文社や提携・関連企業との事業シナジーを考えて出資する。また、必ずしも、短期的に事業シナジーが見込めない場合であっても、長期的な視点で将来性がある場合には対象として積極的に投資していく。
海外については、提携企業の株式会社EduLab(エデュラボ)(東京都港区、髙村 淳一代表取締役社長 兼CEO)と連携し、中国やインド、シンガポールなどのアジア圏、北米など世界の市場に投資領域を広げていく。

<スタートアップ企業の発掘・支援>
世界最大級のEdTechスタートアップコンペティション「The Global Edtech Startup Awards(GESA)」の本年度日本予選を主催しているEduLabと連携し、有望なEdTechスタートアップ企業の発掘・支援する。スタートアップ企業との協業を通して、グローバルにおける教育およびEdTech市場の発展にも寄与していく。

■投資対象
【対象分野】 
EdTech領域全般
【ステージ】  
主にアーリーからミドルステージ
【エリア】  
国内および海外
【投資スタンス】
・旺文社、提携・関連企業との事業シナジーが見込める場合
・事業シナジーが短期的に見込むことが難しい場合でも、長期的な将来性を見込める場合
【出資金額規模】
数千万円~5千万円程度(ステージにもよる)

■旺文社ベンチャーズ概要
[会社名]  
株式会社旺文社ベンチャーズ
[所在地]  
東京都千代田区麹町一丁目7番地2号
[設立]
2018年4月11日
[事業内容]
・スタートアップ企業等への出資を行うコーポレートベンチャーファンドの運営
・国内外投資先スタートアップ企業の事業支援
・旺文社、提携・関連企業との協業支援、成長支援
[資本金]  
5,000万円
[ホームページ] 
https://www.obunsha-v.co.jp/
[メンバー] 
マネージングパートナー 本多輝行
パートナー       粂川秀樹
プリンシパル      宮内淳

■ファンド概要
[ファンド名] 
旺文社イノベーションファンド1号投資事業有限責任組合
[組成時期]  
2018年5月
[運用総額]  
10億円
[投資期間]  
5年
[運用期間] 
10年
[投資対象]
・EdTech領域全般の有望なサービスや技術を保有するスタートアップ企業
・旺文社、提携・関連企業との事業シナジーが見込める有望企業