日印産連 第57回JPC展授賞式 経済産業大臣賞に湖池屋と花王が受賞
2018年04月17日
 一般社団法人日本印刷産業連合会(日印産連、山田雅義会長)主催の第57回ジャパンパッケージングコンペティション(JPC)展の授賞式が4月17日、東京都千代田区・如水会館で行われた。応募数163点の中から経済産業大臣賞に湖池屋の「KOIKEYA PRIDE POTATO」(製作会社:大日本印刷)と花王の「スマートホルダー&ラクラクecoパック」(製作会社:吉野工業所、紀伊産業、福島印刷工業、フジシール)が受賞した。経済産業大臣賞以下、41点が表彰された。
 主催者の山田雅義日印産連会長は「JPC展は昭和36年、1961年に始まり、57回目となった。応募作品が減少傾向だったが、昨年の150点を上回り、今回は163点の応募があった。より多く作品が集まることでJPC展は盛り上がる。包装は包むだけでなく、形状、デザイン、開封、ユニバーサルデザイン、廃棄に至る環境、PODなど多様だ。他にも包装のコンペがあるが、JPC展の特長は技術、機能、マーケティングなど多様な価値を総合的に評価する。上位入賞作品は消費者の多様なニーズに応え、多くの機能を組み合せている」と挨拶した。
 引き続き、来賓、審査員の紹介があり、来賓の矢野泰夫経済産業省商務情報政策局コンテンツ産業課課長補佐は「包装は包んで運ぶだけでなく、伝達力や総合的にソリューションを持ったものだ。日常生活が日々変化し、今後、高齢化社会で生活のスタイルやニーズが変わっていく。こういう中で使いやすく、密着したデザインが今後求められていくのではないか。今後も60回、100回と継続してほしい」と祝辞を述べた。
 次いで、経済産業大臣賞など、賞状が授与され、宮崎紀郎審査委員長・千葉大学名誉教授が上位入賞作の審査好評を述べるとともに「パッケージは保護性や環境配慮などさまざまな機能を求められるが、向こう側を見せること、つまり、楽しいこと、生きることの素晴らしさを伝えることだ。向こう側を見せて、切磋琢磨するJPC展、来年も素晴らしい作品を出展ほしい」と期待を寄せた。
 受賞者を代表して、吉田勝彦花王代表取締役専務執行役員は「できるだけカスタマイズしようと、デザインは40種類あるが、最後はマイデザインでいこうと。私好みのデザインをどう提供するか、多様な好み、多様な楽しみを提供していきたい。ホルダーにブランド名がないが消費者の方に喜んでいただければいい。今後も大きくチャレンジしていきたい」と謝辞を述べた。

上位入賞は次のとおり。
■経済産業大臣賞
▽湖池屋「KOIKEYA PRIDE POTATO」(製作会社:大日本印刷)
▽花王「スマートホルダー&ラクラクecoパック」(製作会社:吉野工業所、紀伊産業、福島印刷工業、フジシール)
■経済産業省製造産業局長賞
▽日本ハム「Healthy Kitchen ZERO 糖質0ロースハム、Healthy Kitchen ZERO 糖質 ハーフベーコン」(製作会社:大日本印刷)
▽丸大食品「鍋技/シェフのスープ技」(製作会社:凸版印刷)
■経済産業省商務情報政策局長賞
▽サントリー「クラフトボス ブラック、ラテ」(製作会社:サントリープロダクツ、フジシール)
▽キリンビバレッジ「KIRIN naturals」(製作会社:凸版印刷)
▽アルビオン「アナ スイ リップスティック」(製作会社:吉野工業所、豪門色彩印刷)

なお、受賞作品は日印産連のホームページで公開されている。また、作品展示会は次のとおり。入場無料。
■東京展示場
平成30年4月16日(月)~4月18日(水)
午前10時から午後5時(最終日は午後4時まで)
日本印刷会館2F (東京都中央区新富1-16-8)
■大阪展示場
平成30年4月23日(月)~27日(金)
午前10時から午後5時(初日は午後1時より、最終日は午後4時まで)
平和紙業ペーパーボイス大阪(大阪市中央区南船場2-3-23)
受賞作品並びに入選作品を展示する。
 

挨拶する山田雅義日印産連会長


 経済産業大臣賞 左から湖池屋、花王