JPA 2017年度JPA感謝会、魅力ある印刷業界になるよう教育をしていく
2018年02月19日
 学校法人日本プリンティングアカデミー(JPA,花井秀勝理事長)は2月16日、JPA感謝会を開催し、OB、印刷関連業界から80名が参加した。今回は第一部【特別講演会】平林印刷代表取締役社長 平林満氏が「家業から企業へ そのためにシンプルビジネス」をテーマに講演し、第二部【JPA40期生プレゼンテーション】、第三部【懇親会】が行われた。
 第一部の特別講演会に先立ち、猪股康之学校長が「学生数が増えないのは玉に瑕」と述べ、「マーケティング分野の講義は質・量とも3倍増えた。学生は男性6名で、秋田、新潟、茨城、東京、神奈川、愛知で、24歳から34歳、全員が独身だ。『伝説の40期生』と称し、彼らから日々、教えられている」と挨拶した。引き続き、学生によるプレゼンが行われた。


挨拶する猪股康之学校長

 第一部の講演では、平林社長がまず、家業と企業の違いについて説明し、「人材育成が難しかった。私は営業が得意だった。スキルのある人間はルールがなくてもできる」の述べ、「中小企業は法人の7割が赤字で、3割が黒字だ。全ては経営者次第で競争戦略次第だ。目標を達成しなければ意味がない。全ては社長の熱意で決まる」と語った。
さらに、関連会社のDMクラスターやノベルティ専門会社・販促の事業など紹介した。


 講演する平林満社長

 第二部では、三月卒業する3名による学生卒業課題プレゼンが行われた。
 第三部の懇親会で、花井秀勝理事長は昨年11月創立40周年記念講演会で、米国からルスP.スティーブンス氏を招き講演会を行ったことにふれ、「いろいろな業界から大絶賛を得た。近年のダボス会議で日本から誰も出席せず、日本のデジタル化の遅れが指摘されている。従来のビジネスモデルが変化していく中で日本の遅れに危機感がある。今後はIOT、ロボット、センサーなどで印刷業界は従来型の経営から大きく変革していかなければならない」と述べた。
さらに、2015年にオックスフォード大学のマイケル・A・オズボーン博士が発表した論文“未来の雇用”にふれ、「人間がどのような形で働いていくか、人間のコミュニケーション能力、プレゼンについて、今の10代は会社でも会話をせず、ほとんどスマホでの会話だ。JPAは41年目に入るが、若い人がこの業界に入って仕事をしたいという魅力ある印刷業界になるよう教育をしていきたい」と抱負を語った。
 引き続き、日生印刷の日比野信也社長・JPA同総会会長は「頂いたパンフレットを読み、改めて大橋さんの思いを知った。企業はトップしだいだと痛感した。JPAは花井さんが理事長になり体制が変わった。学校も変わり、今後、ますます発展していくだろう」と述べ、乾杯した。


 花井秀勝理事長