オフ輪協 「第10回会員交流会」に180名が参加、AI技術の方向性など学ぶ
2017年11月02日
日本オフセット輪転印刷協議会(オフ輪協、今井敏義会長)は11月1日、文京区後楽・東京ドームホテルで「平成29年度 第10回会員交流会」を開催し、180名が参加した。
 同協議会の事業テーマ「総合力強化への挑戦」を基とし、改めて企業経営に必要なバランスのとれた総合力を追求していくこととなり、これに則った会員交流を開催したもの。今回は、新年講演会で取り上げた「人口知能(AI)」の話題に加え、センシング技術などを活用した事例などを紹介し、今後どのような方向で社会、ビジネス環境、それらに対応する業務の形がどのようになるか考える場とした。
 冒頭、今井会長は「当協議会は1980年、昭和55年に成立してから37年の歳月が過ぎている。当時、日本の印刷業界の中で輪転機の製造マーケットを拡げる目的でこの会が発足し、大きな時代の変遷があった。写真写植の製版業界は私たちの業界から消えてなくなった。コンピュータ利用による印刷技術の変化で同じ業界であった分野が消えてなくなるという現象がおきた。その後、通信、インターネットの発展によりインターネットで情報伝達が簡単になり、携帯電話がスマートフォンやタブレットに変わりなど状況が変わってきている。大きな技術変化により社会が変わるということを目の当たりにしている。これから先どうなっていくのか」と述べた。
 さらに、「新しい技術の進歩により大きく変わってくる。労働人口が減っており、いままで以上、新しいデバイスを会社の中に取り入れていくことが必要だ。今日のセミナーを聞いて会社に取り入れようと、多少アイディアになるよう活用して頂きたい」と促した。
 次いで、講演に入り、①「FFGSプレゼンス~AIを利用した製造業・流通業の変革~」日本アイ・ビー・エム 戦略コンサルティンググループ アソシエートパートナーの門脇直樹氏②「AIシステム『ジンライ』の紹介」富士通 マーケティング戦略本部 新技術事業化戦略統括部 シニアエキスパートの青木孝氏③「AIを活用したアンチウィルス製品「CylancePROTECT」の紹介」テクマトリックス セキュリティ営業部 セキュリティプロダクト営業二課 アカウントマネージャーの平澤喜海ジュリオ氏、④「次世代の無人搬送について」日本電算シンポ 技術開発本部副本部長 大野良治氏、営業本部次長 三村努氏がそれぞれ講演を行い、AI技術の方向性、これからの展開、実例としてAI搭載機器や自動運転装置などで注目を浴びているセンシング技術、ロボット技術の実例を取り上げた。
 講演会終了後、場所を移動して懇親会が行われた。




 挨拶する今井敏義会長