凸版印刷 身に付ける小型電子マネー「SMARTICS-mFeⅡ」を開発
2017年10月19日
凸版印刷(東京都千代田区、金子眞吾社長)は、キーホルダーやリストバンドなどに搭載できる小型FeliCaの新製品「SMARTICS-mFeⅡ(スマーティックス・エムエフイーツー)」を開発した。電子マネーや地域ポイント、社員証や学生証などセキュリティ領域におけるID管理などでの利用を想定し、2017年10月下旬から販売を開始する。

 「SMARTICS-mFeⅡ」は、ソニー(東京都港区、代表取締役社長兼CEO:平井一夫氏)が開発した、非接触IC技術「FeliCaスタンダード」に対応した基盤モジュール「RC-S111」を、業界に先駆けて製品化した。形状を従来の円形状から四角形状に変更し、厚みを約40%削減したことで生産性が向上、企業ロゴやキャラクターなどをモチーフにしたFeliCaなど、形状デザインの自由度も向上した。また、すぐに導入したい企業向けには、キーホルダーとリストバンド形状の汎用製品も用意。ニーズに合わせた製品の提供が可能。

 なお同製品は、2017年10月26日(木)から10月27日(金)に開催される「FIT2017(金融国際情報技術展)」(会場:東京国際フォーラム)のトッパンブースで紹介する。

 流通業界や商業施設などにおいて、顧客サービス向上の観点から、オリジナル電子マネーカードやポイントカードなど、FeliCa機能を持つカードの導入が拡大しているまた健康増進や地域活性化の観点から、自治体による住民サービスとしてのポイント活用にも注目が集まっている。
 凸版印刷は従来、電子マネーカードや、社員証・学生証などのIDカードはもちろん、丸型トークンやリストバンドなどさまざまな形状の非接触IC媒体を提供している。
 凸版印刷は今回、小型FeliCaの新製品「SMARTICS-mFeⅡ(スマーティックス・エムエフイーツー)」を開発。これまで培った非接触IC分野でのノウハウ・技術を活用し、その適用範囲を拡大した。


■ 「SMARTICS-mFeⅡ」の特長
・小型のため小さなアイテムへの利用が可能
従来と比較して小型のため、キャラクター形状の電子マネーやリストバンド、キーホルダーなど小さなアイテムへの加工も容易。また防水性があり、屋外での使用も可能。
・認定取得済みのため導入負荷を軽減
「FeliCa RF性能検定」を取得済みのため、導入までの期間を短縮できる
・FeliCaスタンダードに対応
電子マネーカードや会員カード、IDカードとして国内でのデファクトスタンダードを確立している「FeliCaスタンダード」に対応しているため、各種電子マネー、IDカード、ポイントカードを搭載可能。既存の「FeliCaスタンダード」カードを利用したシステムをそのまま利用することもできる
・汎用的なリストバンド・キーホルダー形状をラインアップ
オリジナル形状はもちろん、導入しやすい汎用的な形状のリストバンド・キーホルダーをラインアップ。ロゴやデザインの印刷を施すことで、形状検討を行うことなく手軽に導入が可能。

■ 価格
500円/枚~ (※10万個製造時。仕様により異なる。また、FeliCa発行費用は別途。)

■ 今後の目標
 凸版印刷は本製品を、電子マネーや会員証、ポイントカード、IDカードなどでの利用に向けて拡販。2020年に約10億円の売上を目指す。