凸版印刷 新たなスマホ向けアート鑑賞手法を開発
2017年09月27日
凸版印刷(東京都千代田区、金子眞吾社長)は、現代美術家池田学氏の絵画作品「誕生」の高精細デジタルアーカイブデータを用いて制作した、アート作品を細部まで鑑賞できるスマートフォン向け高精細アート観賞アプリと、作者である池田学氏によるセミナーを組み合わせ、新たなアート鑑賞手法を開発した。
 同手法は、2017年9月28日(木)に開催するセミナー「池田学『誕生』のすべて ~高精細データで絵画に潜り込む~」で公開する。

 「誕生」は、池田氏の作品の中でも最大サイズとなる3×4メートルの作品で、丸ペンを使用した独自の細密技法で、構想2年、制作3年3ヶ月をかけて完成した。満開の花々が咲き誇る大木が中心に見えるこの作品の細部に目を向けると、異なる風景やさまざまな物語が緻密に描かれている。今回、凸版印刷が開発した文化財専用大型オルソスキャナーを用いて、絵画作品「誕生」を高精細デジタルアーカイブ化。約30億画素の超高精細アーカイブデータの解像度を落とすことなく、そのままアプリに活用することで、スマートフォンの画面上で実物サイズまで拡大することができ、描かれた線1本1本まで鑑賞することが可能となった。
 同セミナーでは、池田氏本人がスクリーン上の作品を拡大しながら細部まで解説する。さらに、参加者自身も高精細アート鑑賞アプリをスマートフォンにダウンロードし参加することで、手元のスマートフォンで緻密に描かれた作品の細部を鑑賞できます。作家本人による解説を聞きながら、作品に描かれた線1本1本まで自由に鑑賞することで、作品の世界をより深く理解できる。

 凸版印刷は今後も、現代美術作家を中心とした、新たなアート鑑賞体験の創出を推進していく。


■高精細アート鑑賞アプリ『Hi-Res ART:池田学「誕生」のすべて』について
 池田学氏の絵画作品「誕生」高精細デジタルアーカイブデータを、そのままの品質で鑑賞できるスマートフォン端末向けアプリ。好きな箇所を実物以上の大きさに拡大することのできるビューアの他、池田氏の制作日記やこのアプリを用いて開催されたトークイベントの収録動画、作家インタビュー動画もコンテンツとして搭載されており、ビューア機能と合わせて多角的な絵画鑑賞体験を提供する。

コンテンツメニュー:
① 「誕生」高精細ビューア
②  池田学トークイベント・インタビュー収録映像 ※2017年12月公開予定
1. VR Visionary Talk「池田学『誕生』のすべて」
2. 特別講義「『誕生』が誕生するまで」
3. 池田学スペシャルインタビュー
③ 「誕生」制作記 ※2017年12月公開予定
対応機種:Android OS4.4~/iPhone・iPad iOS9~(2017年10月配信開始予定)
言語: 日本語/英語2ヶ国語対応
料金: 無料(アプリ内課金有り)
監修: ミヅマアートギャラリー
企画・制作・販売: 凸版印刷株式会社

■VR Visionary Talk「池田学『誕生』のすべて」について
日時:2017年9月28日(木) 19:00~20:30
会場:六本木アカデミーヒルズ オーディトリアム
受講料:3,500円
定員:130名
主催:凸版印刷株式会社
特別協力:ミヅマアートギャラリー、六本木アカデミーヒルズ