JPMA 「Japan Color認証制度」標準印刷認証 認証取得企業200工場達成
2017年07月31日
一般社団法人日本印刷産業機械工業会(JPMA,宮腰巌会長)では、オフセット印刷の標準色であるJapan Colorをもとに認証する「Japan Color認証制度」の一つである「標準印刷認証」において、このほど、認証取得企業が200工場を達成した。
 「標準印刷認証」は2009年に開始し、2012年10月には100工場を達成。8年目を迎えた7月25日に201工場取得した。
 認証を取得した企業からは、標準化による印刷品質の安定化や社員のスキルアップ、生産性の向上、コストダウンにもつながったという声を得ている。

〈標準印刷認証取得企業の事例紹介〉
【印刷通販系会社】
■取得の動機
① 印刷品質の安定:技術的な蓄積がない中での製版業から印刷業へ転換。「標準印刷」による安定化がキー。基準は、「JAPAN COLOR」で数値管理を徹底。限りなく100%に近い安定品質を提供。
■取得後の効果
①コストダウン→有利なビジネス展開:破格の短納期と低価格、安定品質の「極小ロット」を実現。新しい印刷ビジネスモデルを構築。
②スキル向上・企業体質向上:全社員が勉強し、現場での数値による意思疎通とお客とのコミュニケーション力が向上。他社に真似できない高品質、良いサービス、豊富な商材を提供できる。よりシステマチックが生産体制構築に貢献。

【総合印刷会社】
■取得の動機
①印刷品質の安定:色に関するトラブルを減少させ、企画から印刷までの全工程で、「JAPAN COLOR」によるCMSを確立。
②協力会社との体制強化:「JAPAN COLOR」を協力会社との共通色基準として協業体制を構築。
■取得後の効果
①印刷品質の安定:3ヶ月に一度の定期チエック体制が定着し、安定した印刷が可能となり、生産効率も向上、大きな効果を生み出す。
②協力会社との体制強化:関連会社も「JAPAN COLOR」標準印刷認証を取得し、協業体制も確立できた。
③スキル向上・企業体質向上:社員の意識が大きく変化し、最終目的であるCMSを含め全ての面で標準化するマネージメント体制確立が可能になった。

【印刷専業会社】
■取得の動機
①品質改善活動の集大成:CTP化、デジタル化などの技術変化に対応するためには、標準化が必要。この品質改善(標準化)活動の主体性として取得する。
■取得後の効果
①作業の効率化:校正刷りに合わすことから、まずはJapan Color基準で刷り出し、その後、校正刷りに合わすことで刷り出し時間の短縮になった。
②論理的に色が語れる→社員のレベルアップ:無理やり校正刷りに合わすのではなく、合わない場合は、合わない理由を発注者に論理的に語り、着地点を相互に見つけることができるようになった。
③顧客の信頼性向上→有利なビジネス展開:この会社に頼めば、しっかりした印刷物を仕上げてくれるという信頼度が、認証を取得することによってさらにアップした。

なお、Japan Color認証制度を取得するためのコツとメリットをわかりやすく、事例を交えて徹底開設するセミナーが開催中。今年度の開催も残り5回となった。
詳細はJapan Colorホームページを詳細のこと。