凸版印刷ときんざい 金融機関向けのデジタル教材「CoreLearn」を共同開発
2017年07月13日
 凸版印刷(東京都千代田区、金子眞吾社長)ときんざい(東京都新宿区、加藤一浩社長)は、金融系知識の完全習得を目指すデジタル教材「CoreLearn」(コア・ラーン)を共同開発。金融機関向けに、2017年10月より本格的な提供を開始する。
 同サービスは、受講者一人ひとりの理解度に合わせた出題と、最適なタイミングでの反復学習により、知識の完全定着を目指すデジタル教材。具体的には、独自のアルゴリズムにより受講者の解答を分析し、誤答パターンの違いから次の問題を個別に出題する。また、最適なタイミングで復習問題を出題し、知識の定着を確実にする。さらに、きんざいが提供するテキストに準拠した高い品質の問題を実装することで、受講者に金融系知識の本質的な理解を促す。
 同教材の開発において、凸版印刷は小学生向け学習応援システム「やるKey」で開発したレコメンドエンジンおよびアプリケーションをカスタマイズして提供、きんざいは教材コンテンツを提供する。今後は、両社で同サービスを拡販し、金融系知識を必要とする銀行などの企業の人材育成を支援する。 
 近年、金融業界では教え手の数が足りないことや、金融系知識の理解のバラツキが課題となっている。一方、従来の研修やe-ラーニングは、受講者一人ひとりの理解度まで細かく考慮する出題システムではなかったため、知識の完全定着が困難であるという現状があった。
 この課題に対し、凸版印刷がこれまで培ってきた学習応援システムのノウハウと、きんざいによる質の高い教材制作のノウハウを融合。業務に必要な知識の完全習得を目指すデジタル教材を共同で開発した。
■ 「CoreLearn」の特長
・きんざいが監修する高い品質の教材を活用
高品質な問題の収録はもちろん、体系的理解が必要な科目では、より深く本質的な理解を促す。
・誤答の分析による一人ひとりの理解度を加味した出題
独自のアルゴリズムにより解答を分析することで、誤答の原因を特定し、その理解を促すために様々な角度から問題が出題され、より細やかな解説も収録されている。
・最適な学習間隔で知識の完全定着を実現
忘却曲線に基づいた最適なタイミングで復習問題を出題。知識の完全定着を図る。
・学習状況を可視化
受講者の学習状況をデータとして正確に把握することで、より効果的な個別フォローを可能にする。また、受講者自身も自分の学習履歴や進度の可視化することにより効率的に学習を進められる。

■ 対応教科
財務、法務、外為、税務
※外為、税務は10月以降順次リリース予定

 凸版印刷は今後、同サービスの拡販を進めるとともに、教材ラインアップの拡充を図り、2018年度に約3億円の売上を目指す。