共同印刷 高級湿性の「モイストキャッチアルミPTPシート」を新開発
2017年06月26日
 共同印刷(東京都文京区、藤森康彰社長)は、このたび、内容物を長期にわたり乾燥状態で保存できるとともに、ポケット成形性を高めた「モイストキャッチアルミPTP※シート」を開発した。6 月28 日から30 日まで東京ビッグサイトで開催される「第30 回 インターフェックス ジャパン- 医薬品・化粧品・洗剤 研究開発・製造技術国際展 -」に初出品する。
※PTP:Press Through Package。押し出して取り出す包装形態で、内容物を一つずつアルミなどの金属シートやプラスチックで個包装するパッケージのこと。

 アルミラミネートフィルムを用いたアルミPTP 包装は、水や光に弱い医薬品などの包装材料として海外では主流となっている。日本においても、大手や外資系の製薬メーカーを中心に、近年採用が増えている。
 同社は、湿気・アウトガス吸収フィルム「モイストキャッチ」をはじめとする機能性フィルムや各種形態に合わせたパッケージを医薬品や電子部品などの業界へ展開してきた。このたび、その実績を生かし、より高い吸湿能力を必要とする商品向けに、「モイストキャッチアルミPTPシート」を開発した。
 開発品は、汎用的なスペックのモイストキャッチをアルミPTP シートに加工した場合と比べ約3 倍の吸湿能力を確保した。また、ポケットの成形性も1.4 倍に向上し、より大きな内容物に対応できるようになった。さらに、側面からの吸湿を抑制し、ポケット内部の吸湿能力低下を防ぐ独自の層構成により、PTP シートに求められる安定した保存性も向上している。
 6 月28 日から東京ビッグサイトで開催される「第30 回 インターフェックス ジャパン」へ初出品する(東5 ホール E29-47)。


 モイストキャッチアルミPTPシート

【モイストキャッチアルミPTP シートの主な特長】
①高い吸湿能力
汎用的なスペックのモイストキャッチを用いたアルミPTP シートと比較し、約3 倍の飽和吸湿量を実現
②ポケット成形性が向上
深絞り成形性を向上させ、ポケット径φ13 mm で深さ5 mm を実現。大きな内容物にも使用可能
③安定した保存性
端面からの吸湿は、40℃75%RH 環境下30 日で0.6 mm、180 日で2 mm。一般的なアルミPTP シート(端面からポケットまでが5~7 ㎜)に対し十分な能力を維持