凸版印刷 耐傷性・耐汚染性に優れる内装用床材「101 REPREA Smart NANO」を開発
2017年06月06日
凸版印刷(東京都千代田区、金子眞吾社長)は、カプセル化したナノ材料を用いることで、世界最高水準の表面性能を実現する
「Smart NANO(スマートナノ)」技術を建装材に展開している。
 このたび凸版印刷オリジナルブランドの内装用床材「101 REPREA(レプリア)」シリーズに「Smart NANO」技術を搭載した新製品「101 REPREA Smart NANO」を開発した。傷や汚れが付きにくい高性能の内装用床材として、主にマンション向けに、2017年6月中旬から販売を開始する。

 「Smart NANO」とは、東京理科大学 阿部正彦教授を中心とするベンチャー企業、アクテイブ(長濱正光社長)と共同で開発した、化粧シートを高性能化する技術。阿部教授の研究グループが開発した、超臨界CO2の特性を利用した新技術「超臨界逆相蒸発法」によりナノカプセルを生成し、これを各種の機能性添加剤として用いることで、硬さや傷・汚れの防止など、世界最高水準の表面性能を発揮する。
 今回、トップクラスの強靭性を誇る内装用床材「101 REPREA」シリーズに、この「Smart NANO」技術を搭載。更に性能が向上し、一般的な木質フローリングと比較して約2倍の耐傷性、高い耐汚染性を実現した。

 近年、生活者のライフスタイルが多様化したことにより、建装材は意匠性の高さが求められるのみにとどまらず、傷や汚れに強く、長期間快適に使い続けられるといった機能性への要求が高まっている。
 凸版印刷はこれまでに、意匠性や機能性、環境適性に優れた建装材の開発・製造を展開しており、国内外の住宅や商業施設の内外装として幅広い分野で採用されている。
 このたび、内装用床材「101 REPREA」シリーズに世界最高水準の表面性能を実現する「Smart NANO」技術を搭載し、内装用床材の新製品「101 REPREA Smart NANO」を開発した。

■ 同製品の特長
・優れた表面強度や耐傷性、耐汚染性を実現
「Smart NANO」技術を用いることで、硬さや傷・汚れの防止など、表面性能が飛躍的に向上。一般的な木質フローリングと比較して約2倍の耐傷性、高い耐汚染性を実現した。
・最新の流行を取り入れた新柄10点を採用
独自のリサーチによる最先端のトレンドを取込んだ色・柄を採用している。
■ 価格
従来の「101 REPREA」シリーズ製品と同程度の価格を実現した。
■ 今後の目標
 凸版印刷は今後、さらに「Smart NANO」技術の開発をすすめ、CO2削減や不燃性、耐候性など、多彩な機能を持つ製品に幅広く応用。住宅やホテル、店舗、公共施設などの内装、また外装・エクステリアなど幅広い用途に展開し、「Smart NANO」シリーズ全体で、2020年度に関連受注も含め約500億円の売上を目指す。