凸版印刷とミラクス 消臭・除菌できる業務用消臭・除菌剤「ペポパ(室内専用)」を開発
2017年05月22日
凸版印刷(東京都千代田区、金子眞吾社長)と化学製品ベンチャーのミラクス(東京都品川区、松岡宏和社長)は、簡単な作業で二酸化塩素ガスを発生させ、室内空気を消臭・除菌できる業務用消臭・除菌剤「ペポパ(室内専用)」を開発した。2017年5月22日(月)から本格的な販売を開始する。
  同製品は、パッケージ内の薬剤を混ぜ合わせることで高濃度の二酸化塩素ガスを発生させ、室外で約2時間待つだけで、室内の臭いや菌を除去することができる使い切りタイプの消臭・除菌剤。具体的には、二酸化塩素ガスが臭いや菌の元となる分子と反応・酸化することで、それらの構造を破壊し、タバコ臭や体臭、細菌などの消臭・除菌ができる。同製品を導入することにより、室内の臭いや菌を手軽に除去できるため、宿泊施設や医療施設、不動産管理会社などの環境衛生の改善を実現できる。
 同製品の開発においては、凸版印刷とミラクスの両社にて企画・開発を実施。パッケージ製造および販売を凸版印刷、薬剤製造をミラクスが行う。なお、同製品は本格販売に先立ち、宿泊施設や不動産会社など、10数社での採用が決まっている。
 近年、インバウンドや高齢社会、シェアリングエコノミーといった社会背景のもとで、臭いや菌、ウイルスといった環境衛生に課題を抱える企業が増加している。今後、宿泊施設などにおけるタバコの臭いトラブルの解決、介護の現場や医療施設での衛生維持、カーシェアや民泊をはじめとする共有空間における快適性の実現など、環境衛生商品やサービスへの利用ニーズがさらに拡大すると考えられる。
 一方で、従来の消臭・除菌剤は、室内の臭いや菌を芳香成分で包み込む仕組みが一般的だったが、時間の経過と共に臭いが元に戻ってしまうことが課題となっていた。
 この課題に対し、凸版印刷がこれまで培ってきた商品開発やマーケティング、パッケージ開発のノウハウと、ミラクスの二酸化塩素をはじめとする業務用化学製品開発のノウハウを融合。空間内の悪臭や菌などの環境衛生に課題を抱える企業向けに、二酸化塩素ガスで臭いや菌の元から除去し、安全にかつ簡単に使用することができる業務用消臭・除菌剤を共同で開発した。

■業務用消臭・除菌剤「ペポパ(室内専用)」の特長
・設置3分、放置2時間で簡易に消臭・除菌が完了
簡単な作業で二酸化塩素ガスを発生させ、待つだけで消臭・除菌が完了する。
・臭いや菌を化学反応により除去することで臭いや菌の元から除去
臭いや菌の元となる成分と二酸化塩素が化学反応することにより、臭いや菌の元から除去できる。
・二酸化塩素ガスにより室内の隅々まで消臭・除菌が可能
二酸化塩素の細かい粒子が天井、隙間、カーテンやソファなどの素材の奥まで浸透する。