東京国立博物館と凸版印刷  第3期共同プロジェクト締結、新しい文化財鑑賞手法を開発
2017年04月18日
 独立行政法人国立文化財機構東京国立博物館(東京都台東区、銭谷眞美館長、以下 東京国立博物館)と凸版印刷(東京
都千代田区、金子眞吾社長)は、2007年より、東京国立博物館に開設した「TNM & TOPPAN ミュージアムシアター」を拠点に、VRなどデジタル技術を活用した文化財鑑賞のあり方を開発する共同プロジェクトを進めている。 
 このたび、VR技術を活用した新しい文化財鑑賞手法の開発を目的とする第3期共同プロジェクト(2017年~2021年)の契約を締結した。

 第3期共同プロジェクトでは、東京国立博物館と凸版印刷が、VR技術を活用した新しい文化財鑑賞手法の開発し、「TNM & TOPPAN ミュージアムシアター」を日本文化の体験拠点、新たな観光拠点として展開していくことを目指す。また、2020年に向けて、訪日外国人の増加や国内外の日本文化への興味関心の高まりが見込まれることから、外国人でも日本の文化を体験できる多言語コンテンツや、子どもなどでも楽しみながら学べる体験型コンテンツを制作など、新しい文化財鑑賞手法を開発していく。

■共同プロジェクトについて
 東京国立博物館と凸版印刷は、2007年から、第1期、第2期にわたり共同でプロジェクトを推進してきました。第1期(2007年~2011年)には、2007年に、本プロジェクトの実験の場として、東京国立博物館の資料館に「TNM & TOPPAN ミュージアムシアター」を開設し、VR技術を活用した文化財の公開手法を開発・検証した。第2期(2012年~2016年)には、300インチの大型スクリーンと超高精細4Kプロジェクタを導入し、座席数98席のシアターを東洋館地下1階に新設。一般向け有料上演および旅行代理店などへの貸切上演の提供など、さまざまな上演スタイルの可能性を検証した。また、VR作品として、これまでに『洛中洛外図屏風 舟木本』、『DOGU』、『伊能忠敬の日本図』など、東京国立博物館の所蔵品をテーマとした共同作品を9本制作、上演している。